感謝・称賛だけでなく社員の意外な一面も可視化⁉ 遊び心とトップダウンで実現したエンゲージメントツール導入成功のコツ
共和メディカル株式会社
統括本部 部長 西村 翼 様 / 営業部 部長 藤井 泰彦 様/ 統括本部 広報課 上村 夏美 様
【会社概要】
会社名:共和メディカル株式会社
従業員数:180名
事業内容:ジェネリック医薬品の卸、調剤薬局の運営、他
調剤薬局の運営、ジェネリック医薬品の卸事業を通して日本の地域医療に貢献し続けている、共和メディカル株式会社。
そんな同社のTHANKS GIFT導入時のエピソードや、今後の活用方法について、統括本部部長の西村様、営業部部長の藤井様、統括本部広報課の上村様にお話をうかがいました。
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DXを進める中で目指した従業員満足度の向上 コミュニケーション手段のアップデートを
-まずはTHANKS GIFTを導入するに至った背景について教えてください。
西村:弊社ではここ3年くらいDXを推進してきたのですがその中で、コミュニケーション課題についても何かできないかと思っていたときにTHANKS GIFTに出会いました。より気軽に仲間に称賛を贈る、そしてそれが視えることで、従業員同士のコミュニケーションが促進され、お互いの理解が深まれば良いと考えていました。
また、社長から陰口ならぬ「陰褒め」をするよう奨励されていたことも導入検討を始める一つのきっかけになりました。
-導入の決め手となったのは何でしたか?
西村:「シンプルさ」とコインを送るというアクションの「分かりやすさ」が決め手になりました。コミュニケーションが生まれるツールとしては、他にもFacebookで「いいね」をし合うといった案も出ましたが、やはりアクションが分かりづらいということで、THANKS GIFTの導入を決めました。狙い通り簡単さが活用促進、定着につながり、みんなすぐに「ありがとう」と「コイン」を贈りあえるようになりました。
唐突に、トップダウンで始まったことが逆に盛り上がる要因に
-ほかにスムーズに導入できた理由はあったのですか?
上村:唐突に、しかも半強制的に導入が決まりました。そのため間延びせず、導入するタイミングで全員が足並みを揃えられたのが良かったのだと思います。良いスタートが切れたと思います。
日常的な会話の中で「コインを送る」という言葉が聞こえてきて、内輪で盛り上がるきっかけになりました。現在導入から2、3ヶ月経過したところですが、いまだに私自身もコインをもらうと嬉しい気持ちになります笑
藤井:営業社員は若いメンバーが多い組織であるというのも、とっつきやすい要因だったかも知れません。ワイワイ冗談を言い合いながら使っていましたね。また、面と向かって「ありがとう」と言えないシャイな社員にも思いを伝える格好のツールになったかなと思います。今までにないようなコミュニケーションが生まれている実感がありますね。
特に営業部では普段管理されるツールや数字に追われるツールを使うことが多いので、遊びゴコロのあるツールは新鮮で楽しいのだと思います。
-具体的な活用方法を教えて下さい
西村:現在、社員に行動して欲しいことや目指して欲しいKPIをコインに当てはめるという取り組みを進めています。例えば、チームワークを深めるための「チームワークコイン」や新規事業の推進を担う人向けの「情熱コイン」といったものを作っています。
実際にはまだ「ありがとう」を伝えるコインばかりが使われているのが現状ですが、徐々にそれぞれの行動に対する報酬として別々のコインが使われていくと良いと思っています。そして、その先のビジョンとして、コインの流れによって、誰がどのような行動をとっているのか可視化し、事業運営に活かせると良いと思っています。
意外な社員が最も活用していた! 新たな一面を発見
– THANKS GIFTの導入によって社内が変わったことはありますか?
上村:使用しなさそうだった社員が実は一番使用していたり、スマホアプリなど苦手そうな人がニュース投稿の記事にいいねしてくれたりと、新たな社員の一面が見られました。THANKS GIFTというツールを通して社員一人ひとりの知らない顔や新たな良さを発見できるようになりましたね。
今は知り合い同士や部署内で送り合うことが多いのですが、今後はもっと部署を超えたやりとりが生まれ、コミュニケーションが活発化していけば良いな、と思っています。
藤井:社員の新たな一面が見られるというのはその通りでしたね。Take Actionさんから、THANKS GIFTを最も使用している社員に、賞状が送られてきたのですが、先日表彰されたのが一番使用しなさそうなイメージのある社員だったんです。営業としては優秀な社員ですが、いつもは少しクールなキャラクターなので意外でした。でも、彼なりに部下や周りに対して普段は素直にありがとうと言えていなかったけれど、THANKS GIFTのおかげで言えるようになったんだと思います。そういう意外性にスポットライトが当たったというのは良かったと思います。
コミュニケーション×福利厚生でより満足度を高めたい
– 今後どのようにTHANKS GIFTを活用していきたいと思いますか?
藤井:通常の会社ではTHANKS GIFTというのは、エンゲージメントを高めるために導入されることがほとんどかと思いますが、弊社ではプラスαで社員の行動につながるような使い方ができたらと思っています。
その行動動機としてインセンティブプラン※との連携を検討しています。まだ社員にはコインがどのようなものに替わるのかは伝えていません。お菓子に替わります、とか先に言ってしまったら、「自分で買うからコインはいらない」などと言い出す社員がいるので、とにかく集めておくと良いことあるかもよ、とだけ言っています笑
※各種福利厚生との交換(Amazonギフト・インセンティブポイントなど)機能のこと。詳細はこちら>>
– 将来的にTHANKS GIFTに期待することはありますか?
西村:世の中ではBIツールが流行っているので、今後は、THANKS GIFTでのコインの受け渡し情報をBIツールで分析できるようにしたいですね。そうすれば、組織に課題が見つかったときに、THANKS GIFTの使用状況と相関があれば、「もっと使ったほうが良い」などと次の施策にも繋げられるようになると思います。
開発チームに伝えてみます! 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
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