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失敗から学ぶサンクスカード導入・運用時に気を付けたいポイント
サンクスカードとは、感謝の気持ちを紙に書いて、社員間で交換し合うメッセージカードのことです。
皆さんの中でサンクスカードに取り組んでみたいと思っている、または過去検討していたという方もいらっしゃると思います。
しかしながら導入するとなると「運用の複雑」や「もし失敗してしまったら」、「社員に批判されたら」などといった懸念を感じられている方も多いと思います。
今回は、失敗から学ぶサンクスカード導入・運用時に気を付けたいポイントについて紹介します。
もくじ
サンクスカードのメリット
サンクスカードを導入すると社内のコミュニケーションが活性化し、以下のような効果が見込まれます。
- 賞賛承認文化の醸成により、社内の雰囲気が明るくなる。
- リアルなコミュニケーションのきっかけになるので、社内のコミュニケーションが活性化する。
- 人間関係によるものが非常に大きい為、離職の防止に繋がる。
- 承認欲求が満たされることによる、モチベーションの向上。
サンクスカードの導入・運用でよくある失敗
一方、サンクスカード導入の際には以下のような失敗のポイントがあるのも事実です。
時間と手間がかかる
紙を配り、そこに手書きで書く為時間・手間がかかります。
手書きの良さというものは非常にメリットになるかと思いますが、これを日常的に続けるとなると負担の大きさが勝ってしまいそもそもサンクスカードの”取り組み自体を行わなくなってしまう”というケースも少なくありません。
集計が難しい
サンクスカードの取り組みをしている中で、1番の課題点と言ってもいいでしょう。
ほとんどの場合人事・総務部にあたる方々が担当をされていますが、通常業務をしながら集計作業を行うというのはとても大変なことです。
拠点がいくつもある場合や、規模が大きくなってくると1日5時間を1週間続けてやっと終わるというお話も聞いたことがあります。
誰が誰に送っているのか可視化出来ない
集計後に個々人にサンクスカードをお配りすると思います。
貰った本人は誰から贈られたか分かると思いますが、他の方々がどんなサンクスカードを貰っているのか、贈っているのかは見ることが出来ません。
人によっては違和感を感じる場合もある
日常的に会話にしている方々の中には、改めて手書きで感謝を贈り合うということに違和感を感じる方も少なくありません。
「わざとらしく感じてしまって表面上のやり取りになってしまった。」という理由で、取り組み自体を辞めてしまったというケースもあります。
サンクスカード運用を失敗しないための対策
目的を決める
やはり見切り発車は良くありません。
サンクスカードは非常に良い取り組みですので”何のためにやっているのか”を取り組む皆さんが理解し、それに向かって走ることが大切になってきます。
ルールを決める
サンクスカードを運用する上で、ルールを設定せずに始めてしまうのは上手くいかない原因No. 1と言っても過言ではありません。
きちんとルールを決めて担当者がコツコツと実施を促進することが継続のためのポイントでもあります。
↓サンクスカードの運用のマンネリ化を防止する方法について紹介した記事はこちら↓
サンクスカードの運用をマンネリ化させないための運用方法と改善方法とは?
サンクスカードの運用は紙?ツール?それぞれの注意点
紙で運用する場合
「書く」ということが手間になってしまい、そもそも取り組み自体が嫌になってしまいます。
また、書く→集計する→配布という流れになるとリアルタイムでのコミュニケーションが取れません。
さらに物理的に離れている拠点間などとは、コミュニケーションが取れません。
ツールで運用する場合
費用が発生しますので、その企業にあったツール(目的にあったツール)かどうかを判断する必要があります。
システムを導入したからと言って、うまく運用出来るわけではないので活用方法を考える必要があります。
アプリでサンクスカードを贈りあえるエンゲージメントクラウド「THANKS GIFT」
THANKS GIFTは承認賞賛を贈りあえるエンゲージメントクラウドです。紙でのサンクスカードの運用においてのお悩みはもちろんのこと、ツールの運用については専任のサポートがそれぞれの会社様の状況に合わせてバックアップします。
『日常的に・能動的に・楽しく』理念浸透の仕組化が図れ、賞賛・承認文化の醸成による社員のエンゲージメント向上に繋がるツールですので、できることや得られる効果について是非資料をダウンロードして確認してみてください。
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