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SDGsとは?17のアイコン別の意味や具体的な取り組み内容例について紹介

SDGsとは?17のアイコン別の意味や具体的な取り組み内容例について紹介

テレビや新聞、雑誌やコラムなど、各メディアでよく見かけるようになったSDGs。
これからの時代に必要とされる取り組みですが、どういう内容かしっかり理解できているでしょうか。
今回は、SDGsが目指す理念や目的、具体的な取り組みの内容などについて紹介します。

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SDGsの意味と策定された経緯

20世紀以降、文明の発展に伴って、人類はさまざまな課題に直面するようになりました。
環境問題、貧困、開発汚染、性差別、教育格差など、20世紀に提起されたそれらの課題は、世紀をまたいで現代まで未解決のまま持ち越され、今なお世界に暗い影を落とし続けています。
こうした課題は、一つの主導国や発展した先進国だけが解決を目指しても立ち行かず、先進国と途上国、すなわち全ての国際社会が共通して取り組まなければ解決できないところまで問題が深刻化してしまっています。

国際社会は2000年、主に一部の先進諸国によって、「MDGs(エム・ディー・ジーズ)」というアジェンダを採択しました。
MDGsは、現在のSDGsの前身となる8個の目標で、貧困の撲滅やジェンダー平等、HIVといった疫病の蔓延防止などを目指す国際的な取り組みです。
しかし、MDGsには途上国の意見や意思はほとんど反映されず、あくまで先進諸国が主体となって世界が抱える問題を解決していこうという趣旨に留まるものでした。
その結果、途上国から大きな反発が生まれ、目標の達成が困難な状況になってしまったのです。

MDGsが達成の期限を迎えた2015年、先進諸国は従来の方針を改め、目標の達成にあたって地域の偏りがないよう途上国の意見を十分に取り入れた新しいアジェンダを策定しました。
そのアジェンダこそ、近年いろいろなところで目にするようになった「SDGs」です。
SDGsはMDGsから問題を引き継ぎ、かつ21世紀の国際社会が抱える新たな課題を加え、17個の目標を設定しました。
2000年に策定されたMDGsが2015年を目標達成の期限としていたように、SDGsが定める17の目標は、2030年を期限としてそれぞれターゲットが設定されています。

MDGsと同じ轍を踏まないよう、SDGsの根本的な理念は先進国と途上国が一丸となって課題の解決に取り組むという点にあります。
そのため、設定された17個の目標は、誰ひとりとして取り残さないことを目指して綿密に構成されています。

SDGsが定める17個の目標

SDGsには、実に17個もの目標が設定されています。
その内容は多岐にわたり、先進国や途上国の区別なく、国際社会が共同して解決すべき課題として挙げられたものです。
SDGsでは、17個の目標にそれぞれアイコンを作り、人類が抱える課題を視覚化してわかりやすく表現しています。
それぞれの目標は、豊かな社会に暮らす日本人にとっても、決して無縁なものではありません。
以下、17個の目標をアイコン別にひとつひとつ見ていきましょう。

1.貧困をなくそう

ここで定義される貧困とは、主に1日あたり1.25ドル未満で生活している人々を指します。
SDGsの目指す貧困の撲滅は、貧困に苦しむ人々を男女や子供の区別なく、2030年までに半減させることをターゲットとして定めています。

2.飢餓をゼロに

飢餓に苦しむ人を例外なくゼロにするという目標が第2のアイコンです。
2030年までに世界の生産性の向上を通じて、各国の生産力を強化し、あらゆる人が1年にわたって継続的に十分な栄養が得られる環境を整えることを目指します。

3.すべての人に健康と福祉を

あらゆる人が健康的な生活を享受でき、また十分な福祉を得られるような社会を目指すための理念です。
2030年までにエイズやマラリア、結核などの伝染病を根絶することや、妊産婦の死亡率を減らすこと、また交通事故死やアルコール関連の疾患を減らすことをターゲットに掲げています。

4.質の高い教育をみんなに

第4のアイコンは、教育格差の是正を目指すものです。
全ての子供が、男女の区別なく包括的かつ公平な教育の機会を得られるように推進します。

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーとは、社会的な性差のことです。
ジェンダー平等とは、主に女性が性別によって受ける社会的圧力を根絶し、性別によらない平等な社会を目指すのが、第5のアイコンが意味する目標です。

6.安全な水とトイレを世界中に

世界には水が安全に飲めない地域も存在します。
第6のアイコンは、全ての人が普遍的かつ衡平に安全な飲料水へアクセスできる状態を目指す理念です。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

世界全体のエネルギー生産を効率化し、全ての人が安価かつ環境に優しいエネルギーにアクセスできることを目指します。
途上国に対するインフラ投資や再生可能エネルギーの支援も、この理念の一部です。

8.働きがいも経済成長も

経済発展やGDPの成長を目指しつつ、人間らしい働き方を求めるのが第8のアイコンが示す理念です。
各国の状況に応じて経済発展を保ちながら、若者の雇用を創出し、働きがいのある労働体制の仕組み作りを進めます。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

これは主にインフラ開発と技術革新の拡大を目指していくという目標です。
持続可能な強靭なインフラを整備し、クリーンな技術を駆使しつつ、地球規模の発展を目指します。

10.人や国の不平等をなくそう

年齢や性別、宗教や国籍、人種による差別や不平等をなくすための理念です。
また、賃金の格差を是正し、所得の低い層を押し上げることで、社会的な不平等の根絶を目指すための理念でもあり、移民問題に対しても一石を投じています。

11.住み続けられるまちづくりを

包括的な都市化を促進し、公共交通機関の利便性やアクセスを向上させることを目指す理念です。
スラムの改善、世界の自然遺産や文化遺産の保護強化なども含まれます。

12.つくる責任 つかう責任

食料の廃棄を削減したり、貴重な天然資源を大切に使ったりなど、モノの生産と消費に関する取り決めです。
持続可能なモノの消費と生産パターンの構築を目指します。

13.気候変動に具体的な対策を

地球が起こる気候変動に対して、緊急的な対策を取ることが第13のターゲットです。
各国が国の政策に気候変動対策を盛り込み、自然災害に強い社会体制の構築を目指します。

14.海の豊かさを守ろう

海洋資源の確保もまた、SDGsが設定する目標のひとつです。
海洋ゴミの削減や陸上活動による海の汚染を根絶し、各国が平等に海洋資源を活用できる社会を実現することが、この理念のターゲットです。

15.陸の豊かさも守ろう

海だけではなく、陸上生態系の保護や森林の管理も推進していかなければなりません。
干ばつや砂漠化への対処など、陸上動物や陸上の自然を守る対策を盛り込みます。

16.平和と公正をすべての人に

暴力や虐待の撲滅し、国際的な法の支配を促進するのが第16のアイコンです。
汚職や賄賂を否定し、法律が正しく運用される社会の実現を目指します。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

途上国と先進国、北半球と南半球など、世界が手を取り合って持続可能な開発目標を達成しようという取り組みです。
グローバルな連携関係を築くことで、諸問題の解決へ向けてあらゆる取り組みを促進させます。

SDGsに関して企業が果たすべき役割

SDGsは、日本語で「持続可能な開発目標」と訳されます。
持続可能な開発を実現するには、政府だけではなく、民間の力も当然欠かせません。
つまり、SDGsは、企業がビジネスに取り組む姿勢も問うています。
実際、経団連の企業行動憲章にもSDGsの理念が反映され、そうした憲章の存在もあって、日本国内の企業でもSDGsの理念を取り入れ、行動に移す企業も徐々に増えてきています。
たとえば、第2のアイコン「飢餓をゼロに」の目標を念頭に、食品会社が生産の過程で生じた廃棄物を堆肥や飼料として再利用するといった取り組みは、企業活動の中にSDGsを取り入れた代表的な事例のひとつです。
また、第5のアイコン「ジェンダー平等を実現しよう」の理念のもと、女性の採用や管理職への昇進を推進したり、第13アイコン「気候変動に具体的な対策を」に関連して、省エネ機能に優れた製品の開発を強化したりする企業なども増えています。

企業活動の一環にSDGsの理念を含めるのは、社会的要請であると同時に、企業にとってもメリットの大きい取り組みです。
SDGsを念頭に置いた施策は、企業イメージをアップさせることに役立ち、結果として業績の向上や優秀な人材の確保にもつながります。
ただ、SDGsを実際に企業活動に含めるには、社員ひとりひとりがSDGsの本質をしっかり理解している必要があります。
SDGsに取り組むことが社会の要請だからといって、安易に理念を取り入れた活動をしてしまうと、かえって実態のないSDGs活動だと見なされて批判の対象にされてしまうこともあるからです。

それだけに、まずは社員の間でSDGsの理解度を向上させ、そのうえでSDGsの取り組みを強化するというプロセスが重要となります。
SDGsに関するワークショップやセミナーの開催など、社内で関連する研修や座学などを充実させる取り組みが必要になってくるでしょう。
もちろん、社員がSDGsに関して議論できるような、社内コミュニケーションの活性化も重要です。
そうした取り組みや社内体制が、SDGsを社員ひとりひとりに浸透させ、SDGsの理念を企業に恩恵のある取り組みにまで昇華することにつながるのです。

会社と従業員が同じ方向を向いて取り組める組織を作りませんか?

今回は、SDGsが目指す理念や目的、具体的な取り組みの内容などについて紹介しました。
SDGsは、企業として従業員全員で取り組んでいくべき課題です。
そういった認識だけでなく、日頃から会社の大事にしている理念や行動指針が浸透する組織を作り、企業と組織が同じ方向を向けるようにしませんか。

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