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ピアボーナスツールのメリット・デメリットとは?注目されている背景、導入事例などを徹底解説

ピアボーナスの語源は、「Peer(同僚)」と「Bonus(報酬)」を組み合わせたもので、従業員間で報酬を送りあう仕組みのことで、同僚からの評価に応じて基本給、ボーナスとは別で支給される少額のボーナスのことをいいます。給与とは別の支給という観点から、ピアボーナスはインセンティブの一種で「第3の給与」とも呼ばれています。

また、360度評価と同じように、上司・同僚・部下からの多角的な視点を盛り込むことができる評価システムともいわれています。ピアボーナスの導入によって、従来の評価制度では見落とされがちな、仕事への貢献度が評価に反映される効果を期待できます。

そして、上記のような仕組みを簡単に導入できるのが「ピアボーナスツール」です。
本コラムでは、「ピアボーナス」が注目されている背景と導入事例、そして「ピアボーナスツール」を導入することのメリット、デメリットをご紹介します。

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ピアボーナスが注目されている背景

ピアボーナスが注目される背景には、働き方の変化があります。 

時短勤務、業務委託などの雇用形態の多様化やリモートワークの普及など、状況が異なる従業員の間には、コミュニケーションの亀裂が生まれる可能性が高まってきます。そのような状況の中、ピアボーナスで従業員のモチベーションアップ・コミュニケーション活性化などを行うことは、労働者不足に悩む日本社会にとって有益なツールだと注目を集めており、早い段階での導入がより効果的な働きをしてくれます。

 

多様な人材が同じ組織の中で円滑に働くには、スムーズなコミュニケーションは欠かせません。業務だけでなく、日常の小さな関わりが異なる立場の従業員同士のつながりをつくります。

 

ピアボーナス導入事例

ここでは、Googleのピアボーナス導入事例を紹介したいと思います。

Googleがピアボーナスを導入したきっかけは、強いチームを作るためです。そのために重要なのは、「心理的安全性が高い」とProject Aristotleが結論付けています。心理的安全性とはチーム内で自身をさらけ出し、思ったままに発言できる状態のことですが、そのためにはまず自身が「承認」されるという状態を得ることが必要になります。

日々の業務の成果や、支援に対して従業員同士がピアボーナスを贈りあうことで「承認」が生まれ、「この組織にいてもいいんだ、自分は認められているんだ」というような自己肯定感が高まり、組織への心理的安全性が高まるのです。

Googleがピアボーナスの導入によって得られた効果は下記の通りです。

  • 裏方職種の成果・評価を可視化
  • モチベーション低下の防止
  • 多面的な評価が実現可能

これらの効果が、生産性やエンゲージメントを高め、結果として会社や事業の成長を後押しして飛躍的な企業成長を支えていたことがわかります。

 

ピアボーナスツールとは

前述の通り、ピアボーナスのやり取りをスムーズに行うことができるようにするツールが「ピアボーナスツール」です。

基本的な機能としては、従業員同士でメッセージやピアボーナス(ポイントや社内通貨など)を贈りあうものですが、サービスによってはニュース投稿、ナレッジ共有、チャット機能、SNS機能(組織プロフィール機能)、各種サービスとの交換機能、組織サーベイ機能、などをコミュニケーション活性に関連する多くの機能を備えているものもあります。

 

ピアボーナスツールのメリット

1.社内の組織力向上

ある程度の規模になってくると、同じ会社の中でも、部署が異なると名前を知らない人や、人柄がわからないといったことが起こりがちです。

ピアボーナスツールには従業員のプロフィール情報を共有できるものも多いため、導入することによって他部署の従業員の認識ができるようになります。よって、社内全体の様子を従業員全員が把握でき、部署間連携もスムーズに行え、組織力の向上を図ることができるようになります。

 

2.モチベーションの向上

ピアボーナスを通じて、金銭や物的報酬はもちろん「非金銭的報酬」と呼ばれる感謝や職場への所属意識や承認欲求が満たされ、モチベーションの向上、中長期的な働く意欲の上昇につながります。過去の贈答、受け取り履歴も見ることができるので従業員のモチベーションを向上させたいと考えている方にピアボーナスはおすすめです。

 

3.人材の定着、離職防止 

離職の大きな理由は、給与や労働環境・人間関係の不満が多くの理由です。そのため、仕事への満足感・人間関係の改善が離職率を低下させる一つのきっかけとなります。 金銭的な報酬としてのピアボーナス、感謝の貢献の見える化、仕事へのやりがいなどの非金銭的な報酬としてのピアボーナス、この両面から社員に還元することが人材定着には重要です。

また、ピアボーナスは、従業員間で評価の仕組みを作ることで、従来は見過ごされていた貢献にスポットライトを当てることができます。

 

4.簡単に手軽に導入できる

上記のようなメリットを手動人力というアナログな方法で実施しようとすると、時間的コスト、人的コスト、金銭的コストなどがかかります。

そのコストを削減できるのが、「ピアボーナスツール」です。ツールを使うと、ピアボーナスの受け渡し、集計、評価への反映、利用状況の可視化がリアルタイムかつ簡単にできるようになります。

 

ピアボーナスツールのデメリット

1.効果が見えるまで時間がかかる

ピアボーナスを導入する場合、ピアボーナスについての説明、導入した具体的な背景の説明まで、従業員に対して丁寧にサポートを行っていく必要があります。そのため、導入して実際に効果を感じられるようになるまでには、それなりの時間がかかります。

例えばピアボーナスツールを導入した場合、社員が活用してくれないといった状況を回避するためにも、従業員がピアボーナスをうまく活用できるようサポートがついているサービスを

 

2.導入コストがかかる

ピアボーナス運用のためにツールを導入すると、その分コストがかかります。いくら魅力的なメリットがあったとしても、今、導入すべきなのか、コストをかけた分の成果が得られるか検討した上で導入をしてください。会社が負担するコストがある分、効果についてはしっかり判断する必要があります。

 

3.形骸化してしまう可能性がある

全従業員が利用しやすい仕組みにすることが重要です。一部の従業員だけが頻繁に使うような制度では、公平性は保てないでしょう。

面倒な賞賛プロセス、使いづらいツールだったりすると制度が形骸化する可能性があります。ツール導入の際は、評価基準の明確化が重要です。評価する側も、評価される側も納得感が得られるからです。

運用開始後も報酬の効果と使われ方のバランスをチェックすることが大切です。

 

 

ピアボーナスツールの導入は慎重に

今回はピアボーナスの背景・事例とピアボーナスツールのメリット・デメリットや導入事例などをご紹介しました。ピアボーナスにはたくさんのメリットがありますが、ツールごとにできることや、特化した機能も異なります。

導入時期や費用対効果だけでなく、自社ではどのような使い方をしたいのかについても良く検討した上で導入しましょう。

 

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