THANKS GIFT導入で従業員の心理的安全性が向上。縦のコミュニケーションも増加し管理職と部下の距離が縮まった。

日本トランスシティ株式会社
日本トランスシティ株式会社
業種
倉庫業、港湾運送業、貨物自動車運送業等
従業員数
2505名

執行役員 / 太田 聖 様

心理的安全性を高めるために、お客様からオススメされTHANKS GIFTを導入

-THANKS GIFTを導入した背景を教えてください

以前、会社の中で小さなミスが発生した際に、その内容について上司への報告がスムーズになされなかったという事象が発生しました。ミスが起きてしまったことは起きないように改善を行いましたが、その事よりも従業員が起きてしまった問題や課題をすぐに上司に報告できないのは、職場内に心理的安全性が担保できていないのではと感じ、心理的安全性を担保する施策やツールの導入を検討しました。
その中の1つに、お客様先で導入されていたTHANKS GIFTの存在を知り、ご提案を聞いてみたところ、感謝や承認を伝え合うことによって横だけでなく縦の繋がりを強化できるのではということでないかと感じ、THANKS GIFTの導入を決定しました。顧客がとても上手な活用をしているという声を聞いたのも決断の大きな判断材料となりました。

 

社内掲示板の自己紹介リレーが、縦のコミュニケーション増加のきっかけに。

-THANKS GIFTの活用方法について教えてください

サンクスカードのやりとりに関しては、送付枚数などには強制力や制限を持たせずに、より具体的内容を記載して感謝することだけを条件に活用しています。
サンクスカードのやりとりは、THANKS GIFTのアカウントを持っているメンバー全員に開示し、役員もサンクスカードにコメントを入れるなど、部署全体での活用に繋がっています。

社内掲示板の機能では、業務に関する情報共有から、メンバーの自己紹介なども投稿をしています。
毎週、メンバー1人が自己紹介のリレーを行っており、仕事に関する内容だけでなく趣味やプライベートについても書いてもらっています。
社内掲示板の投稿内容を元に、従業員同士の相互理解を深めることや、縦のコミュニケーションを増やすきっかけに繋がっています。

 

 

組織サーベイで組織の課題把握と解決のPDCAを回す

-組織や個人の状態を可視化するサーベイのタレントファイル機能も活用いただいていますが、こちらはどのように活用されていますか。

タレントファイルの機能では、組織の課題を把握して解決するPDCAを回すための材料として活用しています。
前回のアンケートデータでは、特定の層に関して、会社の理念浸透のスコアが他の層と比べて低く出ていました。
そこで、THANKS GIFTの社内コインに会社の理念に関するコインを4種類ほど作成し、その理念コインを元にサンクスカードのやりとりを行ってもらっています。
日頃のサンクスカードのやりとりを行う中で、会社の理念に触れる機会を増やし、理念の内容について理解・共感を深めてもらうことが目的です。

※タレントファイルのサンプル画像

 

 

サンクスカードと社内掲示板で縦と横のコミュニケーションが取りやすくなっている

-THANKS GFTを導入しての反響や成果を教えてください

THANKS GIFTを導入している我々の部門はずっと離職は発生していないので、離職率の変化はありません。
定性的な変化では、サンクスカードや社内掲示板の機能を通じて、従業員同士の相互理解が深まっていること、以前より縦のコミュニケーションが取りやすくなっていることです。
THANKS GIFT導入前の課題であった、縦のコミュニケーションが取りづらいという問題は解消されつつあると感じています。

また、THANKS GIFTのタレントファイルの機能を通じて、定量的に組織の課題を把握し、PDCAを回せる仕組みが作れました。
チームごとや属性ごとのスコアも可視化されるため、どこにどのような課題があるのかが分かり、組織を良くするための施策を講じるヒントになっています。

 

 

THANKS GIFTのダッシュボードを見るだけで、組織の課題を把握できる状態が理想

-今後、THANKS GIFTに期待することを教えてください

組織サーベイの結果は、現状はシステムの設定を変えながらスコアを確認して、課題を把握することが手間になっています。
忙しい管理職であっても、瞬時に組織に関する課題が把握できるように、サービスのダッシュボードを見るだけで、課題やその対策案が可視化されるとなお良いですね。
弊社としても、引き続きタレントファイルの組織サーベイを定期的に実行し、組織の問題を把握すること、前に実行した施策によってスコアがどのように変化したのかを確認していこうと思います。

また、従業員にはより会社や仕事に対して愛着を持ってほしいので、そのような仕組みが作れればと思います。
今後も離職が発生せず、業務が円滑に回るような状態をTHANKS GIFTを活用しながら醸成できると嬉しいです。

-太田様、この度は取材へのご協力、ありがとうございました。