活用率90%以上の従業員に喜ばれる福利厚生。感謝を伝え合うことが文化になり、助け合いの循環が生まれている

- 業種
- 気候変動を中心とした環境コンサルティングサービス(組織の排出量把握・情報開示支援事業、製品カーボンフットプリント算定事業、環境価値創出事業)
- 従業員数
- 40名
代表取締役 / 鈴木 修一郎 様
組織拡大で見えなくなった「影の努力や良い取り組み」に感謝の言葉を送り合う仕組みを作る目的でTHANKS GIFTを導入
-THANKS GIFTの導入を検討された背景を教えてください。
ここ数年で社員数が着実に増え、数名ほどから現在では約40名ほどの組織へと成長しています。
創業初期の少人数体制では、社員全員が同じ業務に携わり、互いの貢献が自然と見えていましたが、事業拡大とともに部署が細分化され、次第に「誰がどこで頑張っているのか」が見えにくくなってきました。
従業員の頑張りや良い取り組みを可視化して、感謝や称賛の言葉を送り合うための仕組みづくりを行うために、ツールの導入の検討を行いました。
-様々なツールがある中で、THANKS GIFTを選定した、決め手を教えてください。
いくつかのツールを比較検討する中で、導入の決め手となったのは、感謝の気持ちを「ポイント」という形で可視化・還元できる点です。
他のツールでは、ポイントをギフトカードに交換できない等の課題があり、自社が求める機能を有していたのがTHANKS GIFTでした。
アナログな社内コミュニケーション(飲み会やレクリエーション)も継続する一方で、個人間の感謝や貢献を日常的にやり取りできるツールとして、活用しています。
活用率90%以上、月間500〜600枚のサンクスカードがやり取りされ、THANKS GIFTの日常的な活用が当たり前に。
-THANKS GIFTを導入後の社内への浸透において、苦労されたことがあれば教えてください。
社内に浸透させる上で、特に苦労したことはなく、現在、月に500〜600枚ほどのコインがやり取りされており、90%以上の利用率を誇っています。
社員数30〜40人の企業に対して、コインのやり取りの枚数は多く、活発な社内コミュニケーションが行われています。
THANKS GIFTの中に社内掲示板の機能もありますが、掲示板は別ツールを活用しているため、THANKS GIFTは、感謝・称賛の流通と福利厚生に特化して運用しています。
ポイントの設計も工夫されており、
・ありがとうコイン:受け取ると100pt/送ると10pt
・サポート・チャレンジコイン:受け取ると100pt/送ると20pt
・リーダーコイン:受け取ると50pt/送ると10pt
と、目的や意図に応じて、使い分けられています。
感謝や称賛の言葉を送り合うことが社内の文化にない、助け合いの循環が生まれている
-THANKS GIFT導入後の定量的な効果やメリットなどがあれば教えてください。
定量的な効果測定は難しいのですが、「ちょっとしたお手伝い」や「自分の担当外の仕事への貢献」が評価されやすくなったという実感を持っています。
何気ない業務フォローに対してコインを送る文化が定着し、「また助けよう」という自然な助け合いの循環が生まれています。
感謝や称賛される取り組みが評価に反映される制度や仕組みを作りたい
-今後、THANKS GIFTを活用して実現されたいことなどがあれば教えてください。
現在は、組織の拡大に伴って見えなくなった頑張りや良い行動に対して感謝を伝えたり、福利厚生として従業員に還元する目的での活用が大きいですが、感謝される回数が多い人を評価するなど、人事評価制度に組み込むことも考えています。
特に、営業や売上といった定量的な成果が見えにくいバックオフィス部門、部下への関与が評価されにくい管理職に対して、サンクスギフトの活用がより効果を発揮するのではないかと期待しています。