第三の報酬として導入を決定。社内ポイント制度の新設、キャンペーン施策で利用率が増加

株式会社ホテル小柳
株式会社ホテル小柳
業種
宿泊業
従業員数
40名

野澤 奈央 様 / 鈴木 美咲 様

給与とボーナス以外の3つ目の報酬で従業員に還元したい思いで導入を決定

-THANKS GIFTの導入を決めたきっかけや背景を教えてください。

野澤様:THANKS GIFTを導入した一番の目的は、従業員に日頃の頑張りに対する報酬を給与やボーナス以外の形でお渡しするためです。
旅館やホテル業は景気や感染症など様々な影響を受けてボーナスを出せないこともあり、年2回(8月と12月)付与予定のボーナスの期間の間に給与とボーナス以外の3つ目報酬を提供したいと考え、THANKS GIFTの導入を決定しました。

鈴木様:THANKS GIFTの運用リーダーを任される中で、従業員に喜ばれる景品は何かを考え、社内ポイントで交換できる景品として、スターバックスのチケットやディズニー施設のパークチケット、商品券などを用意しています。
私も先日貯まった社内ポイントを商品券に交換させてもらいました。

 

コインを送ってもらいやすい運用を実施。声かけやキャンペーン施策で利用率が向上

-従業員の方に利用を浸透させていく上で工夫されたことを教えてください。

鈴木様:現在、THANKS GIFT上で感謝を伝えるコイン、お疲れ様と労うコインなどいくつかの種類のコインを作成し、メッセージを付けずコインだけでも送付できる運用にしています。
メッセージを付ける場合は、コインを送りたい気持ちがあったとしても文字を入力することの工数や心理的なハードルがあるため、極力ハードルを低くして気軽にコインを送ってもらえるようにしています。

野澤様:60代のとあるスタッフの方は、スマートフォンを使ってコインを送り合うツールですので、使い方が分からない、よく内容が理解できないと活用に後ろ向きでしたが、同じ業務を行う他の方が利用する様子などを見て、活用を始めてくれました。
今では会社の中でもTHANKS GIFTを積極的に活用するメンバーの1人になっています。

-THANKS GIFTの運用を行う中で利用率が上がっていますが、どのような働きかけを行っているのでしょうか。

鈴木様:普段からTHANKS GIFTを利用する方だけでなく、あまり利用頻度が高くない方や長らくログインしていない方向けに活用を促すキャンペーン施策を行っています。
先日は、一定期間中にコインを送る・もらうことで、通常もらえる社内ポイントの数倍もらえるようなキャンペーンを実施することで、利用を促しました。

野澤様:スタッフの中には、THANKS GIFTの使い方や良さを全ては理解していない方もいます。
そういった方に直接声を掛けて、利用目的や使い方を伝えたり、社内ポイントを貯めてスターバックスのチケットに交換できるんですよと伝えると、そんなに良いツールなのかと理解してもらえます。
直接コミュニケーションをとることも、利用者の増加に寄与しています。

新入社員が先輩社員の顔と名前を覚えることに活用。運用リーダーの成長も大きい

-THANKS GIFT導入後、どのような変化や効果がありましたか。

野澤様:弊社は元から離職者が少ないことから離職率に変化はありません。
他の業種業態と同レベルに有給取得や残業代の支払い等、福利厚生や待遇を充実させており、人間関係も良いです。
旅館やホテル業は、他の業種と比べると福利厚生や待遇は劣ることが多いため、その点から同業界では良い条件が多いこともあり、離職者が少ないのではないかと思います。

THANKS GIFTの導入後の変化という点では、THANKS GIFTの運用を任せた鈴木さんの成長は目を見張るものがありました。
目的を定めて社内を巻き込んでTHANKS GIFTの利用を推進し、1つ目標をクリアすると次の目標を設定して活動するなど、考え方や行動が変わっているように感じます。

鈴木様:ありがとうございます。
私個人としては、そこまで考え方や行動を変えた認識はありませんでした。
ただTHANKS GIFTの運用リーダーをやることになり、上申する際には、どのように伝えると判断してもらいやすいか、意見を通しやすいかは意識しています。

私が予想していなかった活用方法としては、新入社員の方がTHANKS GIFTに登録されているスタッフの顔写真と名前を見て、先輩社員のことを覚えているそうです。
THANKS GIFTには、個人のプロフィールページがあるため、組織に早く溶け込んで慣れるという点でも必要なツールになっているのではないかと感じています。

従業員のやりがいやエンゲージメントを高めるために、運用を見直しつつ、社員の方により還元したい

-THANKS GIFTで今後さらに強化していきたいことを教えてください。

鈴木様:現在は個人の携帯にTHANKS GIFTのアプリをダウンロードして利用していますが、業務時間中は業務用のスマートフォンを利用しているため、業務用のスマートフォンでもTHANKS GIFTの利用ができる運用に変更したいと思います。
今日のお話の中で、2つの端末からでも同じアカウントにログインできることを聞けましたので、業務中の空いたタイミングで利用できるような運用に変更します。
また、社内掲示板は好きなことを掲載してくださいと案内しているだけですので、何か投稿してくださったら、その方に多めのポイントを付与する運用についても検討を行います。

野澤様:従業員の方には、社内ポイントを貯めて交換できる景品を通して、より多くの報酬をお渡ししたいと考えています。
景品は会社が一部負担してお得に交換できるようにしていますので、多くの方に利用いただきたいですし、もっと多くのポイントを貯めてより高価な商品に交換する社員の方が増えてくださると嬉しいです。
当初の目的の通り、第三の報酬を通して、従業員の方のやりがいやエンゲージメントの向上に繋がるよう、引き続き利用を行ってまいります。

-野澤様、鈴木様、インタビューにご対応いただきありがとうございました。さらに良さを感じていただけるよう、今後もサポートさせていただきます。