取締役 / 磯野 勇 様
上場準備で全従業員が規定を閲覧できる仕組みを構築しつつ、エンゲージメントを向上させる目的でTHANKS GIFTを導入
-THANKS GIFTを導入した理由や背景について教えてください。
弊社は、全国各地で飲食店経営やFCプロデュース事業を行っており、社員が300名とアルバイトが800名の合計1,100名の従業員が所属しています。
その1,100名全員が利用するツールが無かったこと、そしてアルバイトの方に社風を感じてもらえることの必要性がありました。
また、上場準備を進めるにあたって、紙で管理していた規定やマニュアルを従業員の誰もがWeb上でアクセスできるための仕組みを構築する必要があり、エンゲージメントの側面と管理側の都合もあって、THANKS GIFTの導入を決定しました。
会社の全ての規定や入社後に閲覧してもらう動画などを格納し、従業員のログイン履歴を元に閲覧したかどうかを判断しています。
2024年9月26日、東証グロース市場上場時の東京証券取引所での集合写真
従業員の誰もが自由にサンクスカードと掲示板で発信することで、会社の良い社風や文化作りに繋がっている
-THANKS GIFTの具体的な活用内容について教えてください。
一番活用されているのは、社内掲示板での発信です。
従業員が誰でも掲示板にアップできるようになっており、新店舗のオープン情報や採用の取り組み、従業員同士の飲み会の報告、リファラル紹介の感謝、福利厚生の紹介、店舗ランキング上位の店長のインタビュー、ラーメン情報の投稿など、幅広く様々な情報が投稿されています。
その他、前述の通り、紙で管理していた書類を全てTHANKS GIFT内に格納して見てもらったり、自由にサンクスカードでやり取りをしてもらっています。
サンクスカードは、社員やアルバイト関係なく送り合ってもらっています。
送付ランキングの1位は、大阪エリアの店長で、月に200枚以上のサンクスカードを送っています。
活用は強制せずに自主性を重んじていますので、まずは全従業員の方に情報共有を図る事に重きを置いて運用を行なっています。
社内掲示板に過去投稿された人事に関する情報や店舗レセプション情報
新卒1年目でプロジェクトを組成し、社内利用のための戦略設計から実行までを実施
-THANKS GIFTの利用を社内で浸透させる上で実施したことを教えてください。
当時の新卒1年目の方達でTHANKS GIFT利用推進のためのプロジェクトを組成し、最初の設定や導入の浸透を担ってもらいました。
どうやったら社内でTHANKS GIFTが使われるのかを考えてもらうところから、サンクスカードのコインのデザイン作成など1から取り組んでもらえたのが大きいです。
現在は、社内でTHANKS GIFTの利用が浸透し、現場の仕事も忙しくなってきたので、定例の会議への参加と店長インタビューのみをお願いしています。
アルバイトから社員登用が18名、リファラル採用は年間100名弱発生。
-THANKS GIFT導入後、どのような変化や効果がありましたか。
THANKS GIFTを導入して、アルバイトから正社員への登用の件数とアルバイト同士のリファラル採用の発生が増えています。
昨年は18名、アルバイトから正社員への登用が決まり、会社のファンになってくれて社会人になってもINGS社で働きたいと感じてもらえる理由の一つにTHANKS GIFTがあると思います。
また、アルバイトのリファラル採用の発生件数は、一昨年が56名、昨年が95名、今年も95名と、アルバイトの1〜2割の方はリファラル経由で働いてくれています。
社内掲示板では、毎月リファラル採用に協力してくれた人を掲載してお礼を伝えるなど、会社としてリファラル採用に取り組んでいることを全従業員に告知するとともに、紹介者を表彰することで、リファラルの紹介が生まれやすい仕組みや雰囲気作りをTHANKS GIFTで行なっています。
-リファラルといえば、代表の青柳社長のご友人も社内に多いようですね。
代表の同級生や友人は、社内に13人ととても多くおり、その13人全員が同じコミュニティだった訳ではなく、それぞれ代表との接点が異なります。
リファラル採用という言葉ができる十数年前から、自分の会社を友人に紹介して採用することをやっていたことから、今でも活発にリファラル採用が生まれているのかもしれません。
社内掲示板に過去投稿されたスタッフの交流を図るイベントに関する投稿
従業員の方がより定着いただけるようサーベイ機能をより活用していきたい
-THANKS GIFTで今後さらに強化していきたいことを教えてください。
THANKS GIFTで従業員のコンディションを把握できるサーベイの機能を活用し始めました。
ログインしてくださっている半数のユーザーが回答をしてくれており、従業員個々の状態が定量的に把握できるので、具体的にどのように対処やケアをすべきかを決めた上で動き出したいと思います。
従業員の方の定着をさらに強化していくために活用していきたいです。
-磯野様、THANKS GIFTの活用法や今後の思いについて詳しくお話いただきありがとうございました。さらに効果を感じていただけますようサポートいたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。