従業員100名体制に向けて、コアバリューの浸透に効果を発揮。今後は理念の実践を評価制度に紐づけたい

HRクラウド株式会社
HRクラウド株式会社
業種
HRテック事業
従業員数
80名

代表取締役社長 / 中島 悠揮 様

THANKSGIFT導入のきっかけを教えてください。

弊社は事業内容として『採用一括かんりくん』という採用のATSと新卒の人材紹介の事業を行っているのですが、事業部も非常に細分化しておりマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、そしてバックオフィスと、事業部が縦割りになっていて、事業部をまたいだコミュニケーションが非常に減っていることを危惧していました。

また組織も50名を超えて会社の大切にしている理念やコアバリューがなかなか浸透しにくいフェーズに差し掛かっていたので、理念浸透と事業部間のコミュニケーションを活性化したいと思っていました。その中で色々と検討する中でサンクスギフトをある方からご紹介頂いてサンクスギフトを知りました。提案を頂く中でサンクスギフトを通じてコアバリュー(理念)を落とし込んだコインを使いながら気軽にコミュニケーションを取れたら良いなと感じて導入することと決めました。

 

 

理念浸透に関する方法はサンクスギフト導入前には何かされていたんですか?

はい。もちろん1on1ミーティングやコミュニケーションを増やす機会は増やしていたものの、リモートワークの人がいたり、中途採用の人材が増えてきたりしていて、価値観の共有や考え方を統一化するのが会社として非常に難しさを感じていました。特に事業部が細分化されていると他部署とのコミュニケーションが減っているというのは事実としてはありました。

ただ本来は他部署との連係やコミュニケーションが非常に重要な役割を担っていたので早急に改善しないといけないと感じていました。それをアナログではなく仕組みとしてITツールで解決したいと思っていたことろ、サンクスギフトと出会い導入する意思決定をしました。

 

 

THANKS GIFTに決めた理由はなんですか?

一番はコアバリューに合わせた自社オリジナルのコインを設定し、サンクスカードと合わせてコアバリューのコインを送れるところでした。それもアプリを使って気軽に楽しく贈れるというのも魅力の1つでした。

また先ほどもお話した通り理念の浸透は非常に難しくなってきていて今までは、私が朝礼で理念のことについて語ったり、幹部の合宿で会話したりと理念ついて語る頻度というのはその程度だったので、サンクスギフトを導入することで理念浸透が非常にしやすくなると感じたことが一番の決定理由です。

 

 

THANKS GIFT導入後の実際の成果はありましたか?

もちろん理念の浸透やコミュニケーションの活性というのはじわりじわりとゆっくりと行っていくものだと思うのですが、確実に事業部間のコミュニケーションは増えたと実感しています。また事業部間の壁というか隔たりというのはかなり減ったと実感しています。

あとは理念やバリューが身近になり従業員の中でも近くに感じられるものになったのも大きいかもしれません。どうしても大きな企業成長を目指す中で色々な価値観の人材が入社してきて、従業員全員の価値観を合わせていくのが非常に難しくなっていました。

逆にその価値観を多少ズレていても寛容にしているとそもそもの価値観合わせができておらず、結局は離職に繋がるケースも多くありましたので、組織のカルチャーを作る意味ではサンクスギフトは非常に大きな役割を担っているなと感じています。

 

THANKS GIFTの浸透に独自で取り組んだことはありますか?

まずは、コアバリューにある『感謝』という意味付けをしっかりと従業員に再度インストールしました。改めてコアバリューの重要性や込めた想いを従業員に伝えました。そのほかで言うと毎週朝礼の際に、今週一番サンクスカードとコインを贈った人を皆の前で表彰して私との食事会として表彰しています。

また1週間の中で全従業員が送ったコインとサンクスカードの中で内容がとても理念の実践に近いものを3枚ピックアップしてその内容の意味合いだったり「なぜ、このような内容を相手に贈ったのか」というのを贈呈してくれた従業員から発表してもらってます。そうすることで改めてコアバリューの意味を理解したり、自分以外の他の従業員がどんな行動をしてどんな賞賛を受けているのかを改めて再認識することで、更なる理念浸透を深めることに役立っています。

 

 

理念浸透を強化をしたいと思ったきっかけはなんですか?

現在会社は50名超えてこれから100名体制に向かっています。また上場を視野に会社は大きな成長と飛躍を遂げようとしています。その中で今までは従業員の離職率が上がっていかないように定期的な上司との面談や半年に1回の従業員満足度のアンケートなど自分たちなりには離職への対策を行っていたつもりでした。

ただ、入社の段階や入社して直ぐの段階で価値観をしっかりと統一することができず、残念ながら退職させてしまったケースも多くありました。もちろん離職を下げていくには、給与や福利厚生や労働環境、人間関係など様々な要因があると思いますが、私は今一番自分たちに必要なのは理念浸透と価値観を揃えることであると感じており、改めて理念に対しての考え方や従業員に理念やコアバリューについて考える機会を増やして改めて強い組織づくりを今改めて行っている最中で、その中でサンクスギフトも大きな役割を担ってくれています。

 

 

今後THANKS GIFTに期待することはありますか?

非常に満足をしていることは大前提あるのですが、今、評価制度を見直しているタイミングにあり、理念の実践度を評価制度の中に組み込みたいなと思っています。

なかなか理念の実践という部分を評価制度に入れるというのは今までは非常に難しいなと感じていましたが、今活用させてもらっているサンクスギフトであれば理念の実践している人にサンクスカードとコアバリューのコインが集まったりするので、その贈った人やもらった人の枚数を算出して評価制度の理念浸透や理念実践の1つの指標として活用し評価することができれば、より今後会社が大きくなっても理念浸透が薄くなったり会社のカルチャーが弱くなることもないのでは?と感じており非常に面白いのではないかと感じています。

 

-色々とざっくばらんに教えて頂きました。ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。