離職率改善に向けて、日頃スポットライトが当たりにくいバックオフィスのメンバーに感謝や賞賛を伝え合う仕組みを作る

株式会社RERISE
株式会社RERISE
業種
不動産仲介 ・土地売買及び仲介業 ・顧客・パートナー開拓 ・新規事業戦略立案 ・企業コンサル
従業員数
121名

代表取締役 / 田口 大志 様

感謝を伝え合う仕組みで離職率を下げるためにTHANKS GIFTを導入

-THANKS GIFTを導入する前にはどのような課題があったのでしょうか。

THANKS GIFT導入前には、大きく2つの課題がありました。
1つは、職種ごとに離職率が異なる点です。
営業に関しては、成果に対してインセンティブが付与されるため、離職に課題は少なかったです。
一方で、営業をサポートする職種に関しては、インセンティブが大きい訳ではなく、他の職種と比較すると離職率が高い傾向にありました。
離職の解決策の1つとして、営業をサポートする人に感謝を伝えるようなコミュニケーションが必要だと感じました。
2つ目は、組織サーベイでの離職の予兆は精度が高いものの、離職の要因の改善には繋がらない点です。
従業員のコンディションを把握するという点では、組織サーベイは有用ですが、組織の課題の解決にはきちんと解決策を講じる必要があります。
その解決策としてTHANKS GIFTを活用し、サンクスカードを送り合うことによって、離職の改善をしたい、上記2つの理由でTHANKS GIFTの導入を決意しました。

※今回は、田口代表に取材対応いただきました。

複数のサービスの相見積もりを取り、操作性でTHANKS GIFTを選定

サンクスカード導入時に他のサービスとは比較検討されましたか。

THANKS GIFT導入前に他のシステムとの相見積もりを取り、費用面だけでなく、機能、操作感について確認を行いました。
一番重視しているポイントは、他の従業員とどれだけフランクにコミュニケーションを取れるかというポイントであって、比較した中で一番THANKS GIFTが良いと感じ、THANKS GIFTの導入を決定しました。

賞賛と感謝を伝え、従業員のエンゲージメントを向上させる

-THANKS GIFTは、どのような目的で活用・運用していますか。

THANKS GIFTは、営業の成果を上げた際や昇任・昇格が決まった際などの賞賛と上長や営業サイドから内勤の方に日頃の感謝を伝えるために活用しています。
特に、内勤の方はパソコンに向かっている時間が多く、社内コミュニケーション量が少なくなりがちであるため、サンクスカードの仕組みを活用して、会社のエンゲージメントを高めていきたいです。
会社が次のステージに進むためにも、営業だけでなく内勤も含めて足腰を強くする必要があるため、エンゲージメントの向上は今年度特に注力して取り組んでいます。

※実際のサンクスカードの利用画面。入社への歓迎、感謝や賞賛を伝えています。

チームを鼓舞し合う良いサイクルができつつある

-THANKS GIFTを導入して、その後の成果や反響はいかがですか。

THANKS GIFTのサンクスカードの流通量は、会社のエンゲージメントの状態を把握できるものであると思います。
弊社は、THANKS GIFTを導入したばかりなので、現状は数字には現れてきていませんが、離職対策や良いチーム作りに活きてくるだろうという実感は感じています。
従業員エンゲージメントが高い従業員は、仲間の成果に対して積極的に賞賛のサンクスカードを送付していて、チームを鼓舞しあう良いサイクルができてたり、仲間同士で切磋琢磨する文化が出来ているなと感じています。。
また、これまでは業務の特性上、仕事で関わる人としかコミュニケーションを取っていなかったのですが、カジュアルに部署を跨いで感謝や賞賛を送れるようになったので、横や斜めのコミュニケーションも増えてきたという実感があります。

※高い成長率の裏側では、営業力だけではなく周りに感謝し、人間力を高め合う組織文化が大切だと語る田口社長。

導入目的を理解してもらい、上司から積極的に活用する

-利用率は高い数値になっていますが、導入後にどのような工夫をされたのでしょうか。

THANKS GIFTは、まず管理職に部下にサンクスカードを積極的に送ってもらうことから始めました。
管理職には、THANKS GIFTの導入目的を説明し、理解をしてもらった上で、毎週送付データを取りまとめ、送っていないメンバーをピックアップし、とにかく上司から部下に送ってもらうように依頼しました。
結果、上長がシステムを使っているので、部下もシステムを積極的に使って良いんだという認識になり、社内に利用が広がっていきました。

※社内掲示板では、イベント案内、新入社員の自己紹介などを投稿。新入社員紹介の投稿には、応援コメントを送るなど、縦や斜めのコミュニケーションも発生している。

会社の理念や大事な価値観をTHANKS GIFTを通して浸透させたい

-今後、THANKS GIFTの活用を通して実現したいことはありますか。

会社の理念や大事にしている価値観を伝える仕組みとして作っていきたいです。
これまでは、代表が研修や全体の場で会社の理念や大事にしていることを発信し続けてきましたが、今後会社が規模を拡大していくに当たってはどこかで壁があると思うので、それを補完する役割をTHANKS GIFTが担って欲しいと思っています。

-田口様、この度は取材のご協力ありがとうございました。