THANKS GIFTで「離職減」「ミッション・ビジョン・バリューの浸透」「従業員への承認」の3つを実現!

株式会社スマイルリンクル
株式会社スマイルリンクル
業種
飲食業、食料品の卸し及び小売業、衣料雑貨品の販売等
従業員数
94名

代表取締役社長 / 須藤 剛 様

THANKS GIFTであれば、ミッション・ビジョン・バリューが浸透する仕組みを作れると感じた

-THANKS GIFT導入のきっかけを教えてください。

THANKS GIFTを導入したのは、会社の理念や考えを発信すること、そして若い世代への承認を行う場を作るためです。
飲食店を多店舗展開していく中で、会社が大事にしている経営理念をマンパワーでは伝えきれないと感じました。
経営理念をミッション・ビジョン・バリューに置き換えて、理解しやすくしたにも関わらず、会社の考え方や経営幹部の思いを共有する機会が少ないため、社員からすると会社がどこを目指して、何を考えているのか分かりにくかったと思います。

そこでまず、LINEやFacebookでグループを作成して情報発信を行いましたが、個人の思いは伝えられるものの、双方向のコミュニケーションが取れないことに課題を感じていました。
そこで、THANKS GIFTであれば、経営者の思いや企業の考えを発信し、双方向のコミュニケーションが取れ、ミッション・ビジョン・バリューを浸透させられると期待できたことから、THANKS GIFTの導入を決定しました。

また、働く人の価値観も変化し続けており、アルバイトもZ世代が大半になりました。
Z世代は、自分の存在を承認してほしいという欲求が強い傾向にあり、THANKS GIFTのサンクスカードは、Z世代の承認を行う場になると思ったことももう1つの導入理由です。

アルバイトも含めて全ての従業員に理念を浸透させるため、運用を変更

-THANKS GIFT導入後に一度、運用方法を変更したとのことですが、その背景を教えてください。

弊社では、年に2回、全従業員とコミュニケーションを取るために「決起集会」と「BBQ会」を実施しています。
昨年実施したBBQ会でスタッフと会話した際に、経営理念やミッション・ビジョン・バリューを理解している店舗と理解していない店舗でものすごく大きなギャップがあり、運用を変えていく必要性を感じました。
以前は、社員のみを対象に情報発信をして、既読確認に「いいね」を付けてもらうような運用にしていました。
これを、週に2回、THANKS GIFTの掲示板機能を活用して、自分の思っていること、会社の考えをアップするように変更し、アルバイトも含めた全従業員に理念や考えを発信しています。
また、社長の投稿を読んだ人は既読確認でコインを送ってもらうこと、投稿に対して思いや考えなどのコメントをした人に社長から専用のコインを送ること、これらのコインのポイントを月次で集計し、毎月、表彰順位に合わせてアルバイトには現金を支給し、社員には賞与に紐づけて支給しています。

画像は、実際の社長投稿と投稿を読んだ後に送られた従業員さまからのサンクスカード

離職減だけでなく、他店舗のヘルプに行きやすくなったという声が増えている

-THANKS GIFT導入後の成果や反響について教えてください。

具体的な数値はまだ出ていませんが、間違いなく離職は減っていると思います。
また、飲食店をドミナント展開をしており、急な都合等でアルバイトや社員に他店にヘルプをお願いすることがあるのですが、そのヘルプに行きやすくなっているという声も上がっています。
THANKS GIFTで顔や人となりが分かりやすいこと、ヘルプに行った後に感謝や御礼のメッセージがやり取りされるため、そのメッセージで承認欲求が満たされることなどが要因のようです。
Z世代の若い世代は、結果だけでなく自分の存在自体を承認してほしいという全体的な傾向があり、THANKS GIFTのメッセージはそういった承認欲求を持つ人にかなり合っていると感じます。
THANKS GIFTは、これからの時代に間違いなく必要とされるサービスではないでしょうか。

THANKS GIFTは、当初、会社のトップや中間層に響けば良いと思っていました。
ただ社員だけでなくアルバイトの人にも発信することで、アルバイトの人とも距離が近づき、ロイヤリティがかなり上がっています。
社長の考えが全員に共有されるため、店長が指示や指導をする際も「社長もこう言っていますよね」と説明でき、マネジメントしやすくなっているそうです。

画像は、実際にスマイルリンクル様で送られたサンクスカードの内容

「動機付け」と「評価制度への紐づけ」でTHANKS GIFTが社内に浸透

-THANKS GIFT導入後、活用を浸透させるために工夫したことを教えてください。

THANKS GIFTが社内で活用されるようになったのは、「動機付け」と「評価制度への紐づけ」の2つが効果的だったと感じています。
仕組みだけ提供してもその仕組みを活用してくれるのは、会社のほんの一部の人だけです。
全体に波及させるためには、その取り組みに参加する意義を理解してもらうことが重要ですので、なぜこの取り組みを行う必要があるのかをまず説明しました。
「アルバイトの方が卒業後、世の中に出る上でより多くのことを知ってもらうことが社員の責任であること」「会社の理念を浸透させる上で必要な仕組みであること」などを説明することで、THANKS GIFTを活用する目的や意味を理解してもらいました。

また、THANKS GIFTを評価制度や賞与に紐づけると明言したことも大きかったです。
ミッション・ビジョン・バリュー、評価制度、THANKS GIFTという位置づけで運用しており、会社が大事にしていることをより理解し、活用してもらうことが評価や賞与に直結する構造を作ることで、上手く社内に浸透しています。

リファラル採用とアルバイトからの正社員登用を増やしていきたい

-今後、THANKS GIFTを活用して、実現したいことを教えてください。

会社へのロイヤリティが高い社員やアルバイトが増えているため、従業員が知人や友人の方に声をかけて自社に入社してもらうリファラル採用、アルバイトからの正社員の登用も増やしていけるようにしていきたいです。
社長の掲示板発信によって、会社が求める人材についても解像度が上がっているので、リファラル採用にも良い影響を期待しています。

THANKS GIFTには、自社の理念浸透やコミュニケーションの課題を解決してもらいましたが、Z世代の働き手が増える中、このサービスを求めている経営者は多いと思います。
ぜひ、良い取り組み事例となれるよう、頑張ってまいります。

-須藤社長、とても嬉しいコメントで締めていただき、ありがとうございます。
ぜひ、弊社主催のセミナーなどでも取り組みや考えについてお話いただく場を作らせてください。
今回は、インタビューにご対応いただき、誠にありがとうございました。