多角化事業のコミュニケーションの軸はTHANKS GIFT。掲示板とオリジナル景品で全社利用が浸透

株式会社ミナミ・エンタープライズ
株式会社ミナミ・エンタープライズ
業種
パチンコホール、整体サロン、フットサルコート、スポーツジム、温浴施設の経営
従業員数
275名

代表取締役社長 吉原 純浩 様/人事課長 田澤 一樹 様

店舗のエリア拡大に伴い、全員がコミュニケーションを取れる仕組みを導入。紙の社内報やサンクスカードも同時にデジタル化

-THANKS GIFTの導入を決めたきっかけや背景を教えてください。

吉原様:THANKS GIFTは、2017年に導入を開始しました。
当時は、福島県や栃木県にパチンコホールやフットサルコート、整体サロンを次々に展開し、茨城県にも新店舗をオープンしてさらにエリアを拡大するなど、従業員がどんどん増加するタイミングで、1人1人の顔と名前を覚えきれない問題がありました。
同時に現場レベルでも店舗が異なるとコミュニケーションを取る機会が少ないため、それぞれの店舗の取り組みやスタッフ自身のことを把握できるコミュニケーションのインフラを整える必要がありました。

また、アミューズメント施設では、お客様や社内のメンバーに対してありがとうではなく、すみませんの言葉を使うことが多いため、社内の会話からありがとうのやりとりを増やしていきたいという私の想いも重なり、THANKS GIFTの導入を決定しました。

-当時は、紙のサンクスカードや社内報を運用していたと伺いましたが、どのような課題がありましたか。

吉原様:サンクスカードは全社で導入していた訳ではなく、特定の店舗が独自にやっていたようです。
ただ、他の店舗に横展開したくても、紙のサンクスカードでは難しく、その店舗の中だけに留まっていました。

また、当時は紙の社内報を作成して回覧していたのですが、コミュニケーションが一方的であり、作成してまとめあげるのも大変だったようです。
サンクスカードや社内報は、それぞれTHANKS GIFTの機能に置き換えることができ、コミュニケーションも双方向に取れることから、これまでの施策をよりレベルアップできました。
社内報に関しては、誰でも投稿できるようになったこと、いつでも投稿できることから現在では2日〜3日に1投稿は、誰かがアップするくらいに活性化しています。

 

店舗間の活用度合いに差が生まれたが、掲示板投稿やオリジナル景品を活用して、利用を後押し

-従業員の方にTHANKS GIFTの利用を浸透させていく上で苦労されたことがあれば教えてください。

田澤様:THANKS GIFTを全社で導入したものの、店舗によってTHANKS GIFTへの温度差があり、活用率に差が生まれたことです。
よく活用している店舗は、店舗マネージャーがTHANKS GIFTを利用して積極的にコミュニケーションを取っていきましょうと推進してくれています。
ただ、日々の利用は強制するものではないと思っていますので、店舗ごとに毎月1回はMVV(ミッションビジョンバリュー)に沿った内容を掲示板に投稿してくださいというお願いをしています。
その投稿を通して、他者の考えや他店舗の取り組みを知るきっかけになっています。

画像は、毎月1回店舗ごとに行っているMVV投稿の様子

-社内ポイントで交換できる景品にもこだわっていると伺いましたが、どのような景品を用意しているのでしょうか。

サンクスカードのやり取りで付与される社内ポイントで交換できる景品は、従業員が保有するポイント数を元に、そのポイント数で交換できるようなオリジナルの景品を選定しています。
例えば、会社にいただくお歳暮やお中元を分け合ったり、楽天の人気ランキング上位のものや本屋大賞に選ばれた本など、様々なジャンルのものを用意しています。
従業員の方は、どの景品に交換するかを楽しみながら選んでいただいているようです。

画像は、実際に設定されているオリジナル景品(一部)

 

THANKS GIFT導入後から定着率は着実にアップ、採用でも求職者に魅力を感じてもらえている

-THANKS GIFT導入後、どのような変化や効果がありましたか。

田澤様:私は、採用活動も兼任しているため、採用の企業紹介の際に、THANKS GIFTの説明を入れています。
求職者の方は、THANKS GIFTを導入しているということから良い社風だと感じてくださり、魅力を感じてくださっている方もこれまでも結構な数がいました。

吉原様:従業員の定着に関しては、THANKS GIFTの導入から徐々に定着率は格段に上がりました。
コロナ明けは、コロナ禍の採用控えの反動で少し離職は出てしまったものの、そこまで課題感としては大きな課題にはなっておらず、今後は対策を講じていきたいと考えています。

また、働く場所や職種が異なる場合、ある程度の情報が無ければコミュニケーションが取りづらいと思いますが、サンクスカードや掲示板の投稿が相互理解を深める場になっており、コミュニケーション活性化に繋がっています。

画像は、掲示板でのMVV投稿に対してと店舗内・他店舗の仲間に対して贈られたサンクスカード

 

田澤様:THANKS GIFTを活用して、メッセージ付きで感謝を伝えられることはとても嬉しいことですので、その嬉しいという感情からさらに新しい良い行動が生まれるという良い循環ができ、会社の良い社風作りになっていると感じます。
また、感謝のやり取りを見て、周囲にも良い影響が生まれているため、様々な副次的な良い効果が生まれていると思われます。

 

従業員エンゲージメントを向上させつつ、リファラル採用が増えるような運用を行っていきたい

-THANKS GIFTで今後さらに強化していきたいことを教えてください。

田澤様:最終的には、従業員からの紹介で採用するリファラル採用を強化するところまでやっていきたいですが、まずは従業員エンゲージメントを高める土台を固めていきたいと思います。
アルバイトがアルバイトの紹介で採用するケースは発生しているので、従業員満足度を高めつつ、今後は正社員にも拡大していきたいです。

-吉原様、田澤様、この度はインタビューにご対応いただきありがとうございました。さらに導入の効果を感じていただけるよう、今後もサポートさせていただきます。