想いを繋ぐスペシャリストに。「感謝、称賛、承認」により、他の建築会社にはない文化の醸成へ。

株式会社秀デザイン企画
株式会社秀デザイン企画
業種
ゼネコンのプロジェクトにおける建築設計、3D設計及び施工管理
従業員数
11名

大滝様、村杉様、城山様、近澤様、宮﨑 様

3Dを含む建築設計及び施工管理をしている株式会社秀デザイン企画。昨年から手がけさせていただいた年末の表彰式ではTHANKS GIFTの表彰も行っており、建築業界に新しい風を吹かせるべく、次々と新しい施策に取り組まれていらっしゃいます。

今回は、THANKS GIFTの導入理由とその効果について、代表取締役社長である大滝様と、村杉様、城山様、近澤様、宮﨑様にお話を伺いました。

 

 

今後の拡大を見据え、事前に離職を防止できる環境作りのため導入を決意

-はじめに、導入に至った背景についてお聞かせください。

大滝 様:
一番の理由は「将来のため」ですね。当時は今より従業員数も少なく、今後増やしていくにあたって離職率が高くなるのは避けたいと考えていました。
弊社はプロジェクトごとに現場へ直行、直帰することが多いため、従業員同士のコミュニケーションの機会がわずかでした。また、当時は社内のコミュニケーションツールが電話かメールのみであったため、積極的に連絡することもありませんでしたね。

そんな折に、ご紹介頂いたことがきっかけでTHANKS GIFTを知りました。THANKS GIFTは誰でも気軽に使用できることに加え、「社員が何を考えているか」を知るきっかけになるし、普段見えないコミュケーションを可視化できると思い、導入を決意しました。

-実際に使用してみて、いかがでしたか?

大滝 様:
THANKS GIFTは、自由なコミュニケーションがとれるところがポイントですね。従業員同士で「ランチ御馳走様でした」「誕生日おめでとう」など、電話やメールでは「こんなことで連絡していいのかな」と思うようなことでも、気軽に感謝を伝えることができます。業務に関する感謝や称賛ももちろんなんですが、少し砕けたプライベートな面でもコミュケーションが取れるのは良いポイントですね。
また、新入社員への歓迎の言葉や現場で頑張っている従業員へのエールなど色々な立場の人へ感謝や承認を伝えることができています。

 

-導入する際、苦労した点についてお聞かせください。

宮﨑 様:
1ヶ月以上ログインしていない社員がいたのですが、習慣づくりには苦労しましたね。はじめは「なんでやらないの?」と声をかけていたのですが、うまくいきませんでした。
しかし、席が隣になった際に「一緒に使ってみましょう」と誘い、1週間ほど一緒にアプリを開いて送るように促しました。すると、だんだん自分で送ってくれるようになり、今では自分からたくさんのコインを送ってくれています。

村杉 様:
今は1週間以上ログインしていない社員に対して、THANKS GIFTのメール機能を使って利用促進の呼びかけを声掛けしています。

 

 

社内独自の社内報配信とTHANKS GIFTを併用し、従業員の普段見えない部分を可視化。

-では、現在の運用方法についてお聞かせください。

近澤 様:
「社内報通信」として、社内報を盛り上げるために、内容をポップなものに工夫して配信しています。従業員の普段見えない部分を見せたいという想いで、トピックや企画などを社員からも募り、「従業員が現場で何をしているか」「ありがとうコインの内容」などを詳しく掲載しています。

宮﨑 様:
また、「THANKS GIFT通信」という取り組みも行っています。コインの贈呈状況を見て、上位3名を毎月表彰するものです。8月号からは内容をリニューアルし、もう少し具体的にピックアップするようにしました。まだ試験的に行っている段階ですが、コインの稼働率をグラフにしたり、ベストコイン(注1)の内容などを掲載したりしています。

(注1)ベストコイン=最も「いいね」が多かったコイン

村杉 様:
運用に関しては、全社周知のできるニュース(掲示板)機能を利用して配信するものが多いですね。先ほどの2つの配信に加えて、「健康だより」という健康に関する投稿も行っています。
そのほか、コインの贈呈を促す企画として「ポイント2倍デー」も設けています。ただ、毎回同じような企画だと飽きてしまうので、少しずつ内容を変えていこうと検討中です。皆に楽しんでもらえるようにしたいですね。

 

 

THANKS GIFTで様々な施策を実施し、他の建築会社にはない文化の醸成へ。

-THANKS GIFTを導入して良かった点などがあればお聞かせください。

大滝 様:
他社が取り組んでいないことに挑戦したくて導入しました。建築業界は遅れている面もあるので、スタイリッシュにしていくためには必要であったと考えています。実は表彰式もTakeActionさんでやらせてもらっていて、様々な人にスポットライトを当てられるように「THANKS GIFT賞」を作って表彰しています。

近澤 様:
私は導入後に入社したのですが、採用面接でTHANKS GIFTの説明を伺ったとき、新しいことを取り入れている企業なのだと感じました。同じ会社内であっても、メンバーは出向先がバラバラで年に数回しか合わなかったりしますが、コインの贈り合いで社員としてのつながりを感じられました。
不特定多数に向けて発信するSNSは苦手なのですが、これは社内向けの取り組みなので始めやすかったですね。また、入社後すぐには自分1人でできることが少なかったので、サポートしてくださる周りの方々に感謝の気持ちをコインで伝えていました。

宮﨑 様:
私も導入後に入社したのですが、以前の会社ではこのような取り組みは無かったため、説明に惹かれましたね。入社後すぐは新しい環境に緊張していたのですが、コインをたくさんもらったのでモチベーションも上がりました。
また、過去の履歴から、従業員同士の動きが見えるとこともポイントだと思います。「今行っていること」がすぐに把握できるのは良いですね。

 

 

業務上とプライベートのコミュニケーション活性化で、従業員の「貢献」と「人となり」が見える化。

-導入後の社内の動きに変化はありましたか。

村杉 様:
従業員同士の仕事面での動きは勿論、仕事以外の一面もわかるようになりましたね。仕事面でも、現場へ行く社員にみんなでメッセージを送ったり、誕生日の社員をお祝いしたりするようになりました。誰かがコインを送ると、他の人が気づいて動くという流れができています。

城山 様:
業務のなかでも「こんなサポートをしているんだ」「今はこの仕事をしているのか」と知るきっかけになっていると思いますね。

宮﨑 様:
私は、運用を通して、一人ひとりの状況を意識するようになりました。配信を行っていると活用状況が数字で出てくるのですが、やはり前月より増加していると嬉しいですね。ログインしていなかった社員への声掛けもそうですが、色々な企画をすることで責任感が生まれました。また、自発的に考える癖もついてきたのではないかと思います。

近澤 様:
就業先だけでなく社内でも役割分担があるので、その人が「どのように」「どのくらい」行っているかが見えるようになりました。THANKS GIFTが無かったら、従業員の細かな把握は難しかったのではないでしょうか。

-最後に、今後の課題についてお聞かせください。

大滝 様:
今後は、理念の浸透も運用の軸に入れていきたいと考えています。「この会社に所属している理由」「この会社の存在意義」ということを盛り込み、年内には修正案を出したいと考えています。社員の皆が充実して業務ができるよう、THANKS GIFTを活用していきたいです。

-本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!