離職が1/3に減少。院内のコミュニケーション改善と患者様からスタッフに感謝の声が届く仕組み構築を実現

医療法人悠桜会 コンドウ歯科
医療法人悠桜会 コンドウ歯科
業種
歯科医院
従業員数
41名

院長 / 近藤 昌嗣 様

院内のコミュニケーション活性化と離職現象を目的にTHANKS GIFTを導入

-THANKS GIFTの導入を決めたきっかけや背景を教えてください。

近藤様:THANKS GIFTの導入目的は、コミュニケーションを取る仕組みを作るためと離職を減らすためです。
従業員の増加に伴って、従業員間でコミュニケーションを取りづらくなりました。
何かをしてもらった際に感謝を伝えたり、ミスに対して今後はこう改善していきましょうという声かけを行おうと思っても、患者様の前ではそういったやり取りはできないため、伝える手段として、THANKS GIFTが適していると思い、導入を決定しました。

 

プライバシーやセキュリティの懸念も丁寧に説明・対応することで利用が浸透

-スタッフの方に利用を浸透させていく上で工夫されたことや苦労されたことを教えてください。

近藤様:THANKS GIFTの登録を促す上で、プロフィールに顔写真を掲載することに抵抗があるという声がありました。
ただTHANKS GIFTを運用する上で問題はありませんので、今でも顔写真を登録したくない方はデフォルトの画像のままで利用してもらっています。
また、セキュリティの面を気にされる方もいましたが、外部からのアクセスはできず、院内のメンバーだけで利用する旨を伝えることで不安を払拭できました。

患者様とやりとりが少ない歯科衛生士にも、患者様から感謝の言葉が届く仕組みが出来た

-THANKS GIFTを利用する中で、特に気に入っている機能はありますか。

近藤様:患者様がQRコードを読み込んで、院内のスタッフにメッセージを伝えられる「エール機能」は特に気に入っています。
患者様へのお便りの紙にメッセージを記入するためのQRコードを掲載し、お客様からの声を集めることを始めました。
一部、改善点を求める声もありましたが、大半はスタッフに対する感謝やお褒めの言葉をいただきました。
歯科衛生士は、ドクターに比べると褒められる機会が少ないので、感謝のメッセージをもらった歯科衛生士の方は、とても喜んでいました。
お客様も口に出して思っていることを伝えるよりも、QRコードを読み込んで文字で送る方が、思いを伝えるハードルが低いようです。

コミュニケーションの改善で離職が1/3に減少。さらに良い行動を増やす循環が生まれている

-THANKS GIFT導入後、どのような変化や効果がありましたか。

近藤様:THANKS GIFT導入前と比較して、離職が1/3くらいまで減少したのが一番大きな効果です。
THANKS GIFTを使うことで、言葉では伝えづらいことでも文字だと伝えやすいです。
これまでは、心の中のモヤモヤが蓄積したのがある日爆発して、離職に繋がっていましたが、日々のコミュニケーションの中で、伝えたいことが伝えられ、モヤモヤの蓄積が減っているのが大きな理由ではないかと思われます。

また、スタッフ同士の「〇〇をしてくれてありがとう」というやり取りは、他の人にも開示されるため、自分もそういった感謝される行動を増やしていこうという思考や行動を変えるきっかけになっています。
人のために何かをすることで喜ばれることが分かるツールであるため、良い行動を増やす循環が生まれています。

全ての年代の方が、文字が見やすくより利用しやすくなると嬉しい

-最後に、今後THANKS GIFTに期待することを教えてください。

近藤様:THANKS GIFTの機能やサポートに関しては特段要望することはありません。
ただ、高齢になると小さい文字が読みにくいので、スマートフォンで閲覧する時のフォントサイズを拡大もしくは調整できるような機能があれば、年代問わずにさらに使いやすくなると思います。

-近藤様、インタビューにご対応いただきありがとうございました。フォントサイズの件は、開発メンバーに共有いたします。今後もサポートさせていただきますので引き続きよろしくお願いいたします。