1年でサンクスカードの流通量が10倍に拡大!コミュニケーション活性化、MVVの浸透に繋がっている

- 業種
- 小麦粉、植物油、糖化製品、二次加工食品などの製造販売
- 従業員数
- 約380名(工場駐在者を含む)※昭和産業グループ連結:2,863名
※役職はインタビュー当時のもの 鹿島工場生産課統括課長 佐々木 俊哉 様 / 河井 優美 様 / 江口 愛 様 / 香川 雄一 様
組織の活性化、MVVの浸透を目的にサービスの比較を実施。ツールの仕組みやサポートの手厚さが決め手でTHANKS GIFTの導入を決定
-THANKS GIFTの導入を決めたきっかけや背景を教えてください。
従来からの課題と考えていた「組織の生産性向上」を目指す中で、戦略コンサルティングファームのマッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱した7Sのフレームワークを元に分析をした際に、shared value(共通の価値観)が無いこと、style(社風)が「枯れた風土」であることの2点が特に大きな課題としてありました。
ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定および浸透や、活気の無さや組織間連携の悪さなどの様々な風土を改革する必要性があり、互いに報酬を付与して感謝を贈り送り合うピアボーナスの仕組みがこの課題を解決する上で有効な策であると感じ、ピアボーナスに関するサービスの導入の検討を行いました。
THANKS GIFTとは別のサービスを試験的に導入・運用した上で改めて比較検討し直したところ、サンクスカードのやり取りをするだけでなく、MVVが浸透する仕組みや伴走サポートの手厚さなどの点で、THANKS GIFTが最有力候補として挙がり、導入を決定しました。
ログイン率の増加に苦労。管理職への週次での報告や掲示板を活用することで、徐々に利用者が拡大
-従業員の方に利用を浸透させていく上で苦労されたことがあれば教えてください。
THANKS GIFT導入初期は特にログイン率を高めることに苦労しました。
新しいツールの利用を開始することを告知してもなかなか利用してもらえず、従業員の方もどのタイミングで利用すべきか分からないということが原因だったと思われます。
ログイン率の向上は、現在も引き続き課題として残っているので、様々な施策を実施しながら、少しずつでも利用を広げていくよう画策しています。
この後、詳しくご紹介しますが、サンクスカードの贈呈数を週次で管理職に共有する仕組みを作り、掲示板の投稿も様々なコンテンツを工夫しながら運用することで、徐々に様々な方を巻き込むことで、利用率が上がってきました。
サンクスカードの流通数が1年で10倍以上に増加。THANKS GIFTが社内の情報が飛び交うインフラになるとともに、他人に感謝する文化が定着しつつある
-THANKS GIFT導入後、どのような変化や効果がありましたか。
社内での感謝のやり取りのコミュニケーション量が増加するとともに、社内の様々な情報が掲示板を通じて発信される文化ができつつあります。
特にサンクスカードの流通数は、導入初期が月200枚強だったところから、直近は月2,500枚弱と10倍以上に拡大しています。
週次の管理職以上が参加する会議の中で、部署別のコイン贈呈数を報告するとともに、1枚もコインを受領していない人のリストを定期的に管理職に報告することによって、サンクスカードを送る枚数を意識してもらうと同時に、多くの人に関わってもらえるよう管理職に働きかけました。
掲示板に関しても、最初は管理職が他の管理職を紹介する、他己紹介リレー企画を行い、その後協力会社さんの紹介、メンバーの他己紹介企画など、人にスポットを当てた企画を行いました。
その他にも、業務連絡やイベント報告などの業務に関する投稿から、神戸工場長と鹿島工場長の指相撲対決などエンタメチックな投稿に至るまで、様々な情報を投稿しながら、THANKS GIFTに定期的にログインしてもらう仕掛け作りも行っています。
その他、サンクスカードのやり取りを通して貯めたポイントの交換は、当初は自社製品のみとしていましたが、お取引先様のチョコレートやノンアル飲料などとも交換できるようにし、お取引先様を知ってもらう取り組みも行っています。
THANKS GIFTの利用をさらに拡大し、メンタリティ(ストレス反応×ワークエンゲージメント)の指標の標点を高めていきたい
-THANKS GIFTで今後さらに強化していきたいことやTake Action社に求めたいことを教えてください。
現在は、まだ実現したいことの3合目くらいです。
THANKS GIFTや他の施策も組み合わせて、工場内でのさらなるコミュニケーション活性化に加えて、工場外とのやりとりの拡充や活性化にも繋げていきたいと思っています。
定量的な目標としては、1年に1度実施しているアンケートのメンタリティ(ストレス反応×ワークエンゲージメント)の指標において、標点がともに50点以上を目指して取り組んでいきます。
そのためにも、さらに多くの従業員の方にTHANKS GIFTを活用いただき、サンクスカードの贈呈率を上げるとともに、掲示板に関してもこれまでの枠に捉われず、様々な活用を行っていきたいと思います。
THANKS GIFTは、社内コミュニケーションや組織風土に課題を感じている企業に特におすすめ
-どのような企業にTHANKS GIFTはおすすめできますか?
特に社内コミュニケーションに課題を感じている企業様や組織風土の改革の必要性を感じている企業様におすすめです。
THANKS GIFTは、サンクスカードをやり取りするだけではなく、行動指針などのコインを紐付けた運用ができるため、MVV浸透や組織風土の改革に繋がることが期待できます。
また、サンクスカードや社内掲示板の機能を上手く活用することで、業務連絡以外の社内の様々な情報の発信や受信ができるため、コミュニケーションのきっかけを作り、従業員の相互理解が深まることで、社内コミュニケーションが活性化されることも期待できます。
-インタビューは以上です。皆様、ご対応いただきありがとうございました。さらにプロダクトの価値を感じていただけるよう、今後もサポートさせていただきます。