THANKS GIFTで承認文化を醸成、定着率の向上へ

株式会社榎研
株式会社榎研
業種
レストラン「榎本ハンバーグ研究所」の運営
従業員数
26名

代表取締役 / 榎本 稔 様

東京都北区でレストラン「榎本ハンバーグ研究所」を運営する株式会社榎研。今回は、THANKS GIFTの導入目的や今後の運用方法について、代表である榎本様、平原様、横山様、安田様にお話を伺いました。

 


承認文化と福利厚生の拡充のためTHANKS GIFTの導入を決定

-まずはTHANKS GIFTの導入理由についてお聞かせください。

榎本様:

導入背景としては、おもに「承認文化の醸成」「福利厚生拡充によって働きがいをアップさせる」といった2つの目的があります。

以前から重要視している、社内コミュニケーションをより向上させるために義務感を解消し、経営陣からの一方的なものではなく、全体でのコミュニケーションを楽しみながら活性化させたいと思っています。

横山様:

そうですね。義務感や形式的なものを無くすことで、学生アルバイトも含め、シフトに入って仕事をするたびに評価されるような仕組みになればモチベーションも向上するのではないかと考えています。

榎本様:

また、福利厚生のためアナログの「スタンプカード」も実施しています。自己申告制でポイントがたまるとミニボーナスとして現金が支給される制度です。

ただし、現在ではスタッフの入れ替わりなどの影響もあり、一部のスタッフしか実施していません。THANKS GIFTはキャッシュレス決済とポイント連携できるので、スタッフ全員が参加しやすくなるのではないかと思います。

以前からモチベーション向上のために様々な施策を施行

-現在実施している施策について課題感など、もう少し詳しくお聞かせください

榎本様:

日々感謝を伝え合うこと、毎月最も感謝を贈っている人、貰っている人の名前を発表する形で表彰・称賛しています。

ただ、長く続けていると内容も贈るメンバーも決まってきてしまう点は一つ悩みでもあるため、THANKS GIFTで工夫をしていけたらと思っています。

そのほか、モチベーションアップのため年に一回「ベストスタッフ賞」というコンペを行っています。スタッフ同士による投票制でしたが、毎回選ばれるのは長年勤務するベテランスタッフで、中堅や新人のスタッフにスポットが当たらないといったデメリットがありました。

そこで、一度ベストスタッフに入賞した方は、「名誉ベストスタッフ」として候補に入れないという新たなルールを設定しましたが、それはそれでつまらないといった声もあり、去年は行いませんでした。

また、ホールスタッフ向けに「まかない争奪戦」という施策も実施しています。お客様にイチ押しメニューをオススメして、自分のオススメがオーダーされたらポイントが加算される。ランキング上位の方には「まかないチケット」が贈呈されます。

お客様にリピートしてもらうには、ホールスタッフとのコミュニケーションが重要であると考えています。コミュニケーションを取ることで、「居心地の良い店だな」「また来よう」という考えにつながるのでは、と思いこの施策を続けています。

ただ、こちらもベテランスタッフがランキング上位を独占しまう点と、現在はコロナの影響により、お客様に口頭で長く説明できないといったデメリットがあります。

いずれはアルバイトを社員登用できるような組織へ

-THANKS GIFTを導入することで、どんなゴールをイメージしていますか?

榎本様:
離職率を下げて、長期で働いてくれるスタッフが増えることを目指しています。弊社は学生アルバイトも多いのですが、楽で自給のいいバイトは他にいくらでもありますから、モチベーションが無いとすぐそちらに行ってしまう傾向があります。いずれは卒業後に社員登用するような流れも作りたいですね。
ただ、「飲食業=アルバイトであり、就職先ではない」と考える方が多いのも事実ですから、そうした思い込みを覆せるだけのモチベーションをいかにして生み出せるかが課題です。その点ではTHANKS GIFTを導入している企業で、学生バイトから社員登用した事例も聞いているので、期待しています。

平原様:
何より、参加しやすい環境づくりが大切であると感じています。THANKS GIFT導入によって、より多くのスタッフにも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

– チームや組織に与える影響はどのようなことを期待していますか?

榎本様:

THANKS GIFT運用の参加率を上げて、会社の取り組みや理念が浸透して無い層にも興味を持って欲しいです。できれば シフトに関係なくログインするくらい参加率を上げたいです。コミュニケーションに気軽さを取り入れ、単なる業務用ツールではなく、休みの日でも気になって思わずチェックしてしまうような注意を引く場所にしたいです。

また、学生アルバイトにはやりがいを持って取り組んでいる方もいれば、他のバイトやサークルと掛け持ちしている方もいて、個人によってモチベーションに大きな開きがあります。そのため、ツールを導入しても自主的に参加する人とそうでない人に分かれてしまいます。

そのためにルールを設定するのですが、ルールを作ると今度は義務感が強くなり形式的になってしまいます。「やらされている感」があるとやる人・やらない人の差はますます強くなっていくでしょう。

学生バイトでなくても、THANKS GIFTにすぐ馴染む人と、馴染みにくい人が出てくると思います。そのため、入りやすく負担にならない、義務化しないルールが必要だと考えています。強制的に押し付けるのではなく、楽しみながら自主的に積極的に使ってもらえる状況が理想です。

-本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!