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部内報とは?社内報との違い、活用メリット、コンテンツ内容例を紹介

部内報とは?社内報との違い、活用メリット、コンテンツ内容例を紹介

会社が拡大すると、事業部の人数も増え続け、「部門内のコミュニケーション不足」や「同じ部門の人でも、何の業務を行っているか分からない」といった課題を解消するために取り入れられているのが、部内報です。
全社的な情報共有には「社内報」が有効ですが、より現場に近い部門単位の結束力を高めるためには「部内報」が非常に効果的です。
今回は、部内報を作成するメリットや社内報との違い、部内報のコンテンツのネタ(企画案)、そして形骸化させずに運用するコツなどについて紹介します。

部内報とは?

まずは「部内報」の定義と、よく混同される「社内報」との違いについて紹介します。

部内報の定義

部内報とは、「部署・チーム単位」で発行される情報共有ツールのことです。
全社員に向けて発信される公式な文書とは異なり、部署のメンバーに向けた、より具体的で、時にはカジュアルな内容が含まれるのが特徴です。

社内報と部内報の違い

項目 社内報(全社) 部内報(部署・チーム)
対象読者 全従業員、その家族 部署内のメンバー
主な目的 経営理念の浸透、会社方針の伝達 チームビルディング、ノウハウ共有
内容の深さ 広く浅く(誰でも分かる内容) 狭く深く(専門用語や内輪ネタも可)
トーン 公式的・フォーマル 比較的フランク・カジュアル

社内報が「会社と社員をつなぐ」ものであるのに対し、部内報は「社員(メンバー)同士をつなぐ」「マネージャーとメンバーをつなぐ」役割を担います。

部内報を発行する7つのメリット

部内報を発行することで、組織にどのような効果がもたらされるのでしょうか。 主なメリットを7つ紹介します。

1. 部署内コミュニケーションの活性化

部内報を通じて、普段接点の少ないメンバー同士がつながるきっかけが生まれます。
特にリモートワーク環境では、デジタルツールを活用した部内報が、物理的な距離を超えたコミュニケーションの架け橋となります。

2. 情報の迅速な共有と透明性の向上

部署やチーム内の重要な情報を、メンバー全員に同時に届けることができます。
情報の非対称性がなくなることで、組織の透明性が高まり、メンバーの信頼感も向上します。

3. チームの一体感と帰属意識の醸成

部内報を通じて、チームの目標や価値観、成果を共有することで、メンバーの帰属意識が高まります。
「このチームの一員である」という実感が、モチベーション向上につながります。

4. 部署の方針・目標の浸透

部門長からのメッセージや方針、目標を定期的に発信することで、メンバー全員が同じ方向を向いて業務に取り組めるようになります。

5. ナレッジ・ノウハウの共有

成功事例や失敗から学んだ教訓、業務のコツなどを共有することで、チーム全体のスキルアップが図れます。
特に新人や若手メンバーにとって、先輩の経験やノウハウは貴重な学びの機会となります。

6. メンバーの頑張りの可視化と承認

日常業務における小さな貢献や頑張りを、部内報で取り上げることで、メンバーの努力が報われます。
承認される経験は、さらなる貢献意欲を生み出します。

7. 組織課題の早期発見と改善

部内報を通じてメンバーの声を集めることで、組織の課題や改善点を早期に発見できます。
定期的なアンケートや意見募集を組み合わせることで、より効果的な組織運営が可能になります。

部内報に掲載すべきコンテンツ例20選

部内報のコンテンツに悩んだときに参考になる、定番から斬新なものまで20のアイデアを紹介します。

基本コンテンツ

  1. 部門長メッセージ:方針や思いを定期的に発信
  2. 今月のトピックス:部署内の重要な出来事をまとめて紹介
  3. メンバー紹介:新入メンバーや知られざる一面を掘り下げ
  4. プロジェクト報告:進行中や完了したプロジェクトの詳細
  5. 成果・実績の紹介:チームや個人の達成を称賛

ナレッジ・スキル系

  1. 成功事例の共有:うまくいった取り組みを詳しく解説
  2. 失敗から学ぶ:失敗談とそこから得た教訓
  3. 業務Tips集:効率化のコツや便利ツールの紹介
  4. スキルアップ講座:専門知識やスキルをレクチャー
  5. おすすめ書籍・記事:業務に役立つ情報源の紹介

コミュニケーション促進系

  1. 座談会・対談:メンバー同士の掛け合いで人柄が伝わる
  2. 私の仕事道具:メンバーの仕事環境やこだわりを紹介
  3. 趣味・特技紹介:業務以外の顔を知ることで親近感アップ
  4. ランチレポート:オフィス周辺のお店情報やリモート飯
  5. 今月の一押し:メンバーがおすすめするもの(本、映画、場所など)

参加型コンテンツ

  1. アンケート結果発表:メンバーの声を集めて共有
  2. Q&Aコーナー:業務上の疑問に先輩が回答
  3. 投稿コーナー:メンバーから寄せられた記事や写真
  4. クイズ・ゲーム:部署に関するクイズで楽しく学ぶ
  5. フォトギャラリー:イベントや日常の写真を掲載

これらのコンテンツを組み合わせることで、飽きのこない魅力的な部内報を作ることができます。

部内報の作り方と運用手段

部内報をどのように配信・共有するか、自社の環境に合わせて選びましょう。

1. PDF・文書ファイル(メール/チャット添付)

WordやPowerPointなどで作成し、PDF化して配布する方法です。
デザインの自由度が高く、雑誌のように読み込ませたい場合に適しています。

  • メリット:デザインに凝れる、保存性が高い。

  • デメリット:作成に時間がかかる、スマホで読みにくい場合がある。

2. チャットツール・社内Wiki

Slack、Teams、Notionなどの日常使いのツール内に「部内報チャンネル」を作って投稿する方法です。

  • メリット:手軽に投稿できる、リアクション(スタンプ)がもらいやすい。

  • デメリット:他の情報に埋もれやすい(フロー型)。

3. 社内報・コミュニケーションツール

THANKS GIFTのような専用ツールを活用する方法です。
タイムライン形式で手軽に見られ、過去記事の検索も容易です。

  • メリット:既読確認ができる、「いいね」やコインを送るなどの称賛機能と連動できる。

  • デメリット:ツールの導入コストがかかる。

部内報の運用を形骸化させないためのポイント

「最初は盛り上がったけれど、数ヶ月で更新が止まってしまった…」とならないために、以下の3点を意識してください。

持ち回り制にする
特定の人だけが書くと負担が大きくなります。
「今週の担当は〇〇さん」とリレー形式にすることで、多様な視点が生まれ、当事者意識も高まります。

完成度を求めすぎない
デザインが崩れていても、誤字が少しあってもOKとする文化が重要です。
「読みやすさ」よりも「更新頻度」や「人間味」を優先しましょう。

リアクションを徹底する
発信に対して反応がないと、書き手はモチベーションを失います。
「読みました!」「ここが面白かったです」といったフィードバックを、マネージャーやリーダーが率先して行うことが重要です。

おすすめの部内報運用ツール「THANKS GIFT」

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『THANKS GIFT』で部門のコミュニケーションを活性化させる仕組みを作りましょう

今回は、部内報を作成するメリットや社内報との違い、部内報のコンテンツのネタ(企画案)、そして形骸化させずに運用するコツについて紹介しました。
部門内でのコミュニケーション活性化は、生産性や従業員の定着に大きな影響を与えるため、支援や対策を行っていきましょう。

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