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朝活とは?企業で導入するメリットや効果、活動内容例を紹介
朝活という言葉が世間で注目を集めるようになっており、出社前の時間を有効活用して充実した時間を過ごす人が増えています。
また、朝活のメリットに着目して企業活動に導入する例も出てきました。
今回は、朝活の概要や朝活が従業員や企業にもたらすメリット、実際の活動内容例などについて紹介します。
もくじ
朝活とは?
朝活とは、朝の時間を利用して普段できない活動を行うことをいいます。
朝活は単なる早起きとは異なり、普段よりも早く起きて活動時間を前倒しすることをいいます。
一方、朝活は自分の趣味を行ったりスキルアップを図ったりする目的で、仕事や学校に行く前の時間を活用して充実した生活時間をめざすことです。
個人で活動する他、SNSを通じてリアルタイムで他者と交流する場合もありますし、企業として取り組みを行う場合もあります。
朝活を行うことのメリット
朝活を行うことによって、以下のようなメリットがあります。
1.時間の有効活用
朝起きたばかりの脳は、前日までの記憶が整理されたフレッシュな状態にあります。
同じ作業を行うのでも、朝行うのと1日の疲れが蓄積した夕方に行うのとでは作業効率が違って当然です。
朝の1時間は夜の3時間に匹敵するといわれるほど、朝は脳の集中力も高まった状態にあります。
朝の早い時間から活動をすると、本来の予定よりも早い時間から活動を始められるので、時間的にも気持ちのうえでもゆとりを持てることもメリットです。
仮に不測の事態が起こったとしても慌てずに対処することが可能になります。
2.生活のリズムが整う
現代の生活では、夜でも街が明るく、パソコンやスマートフォンの影響などでブルーライトを浴びる時間が長くなり、不規則な生活になりがちです。
不規則な生活を送っていると体内時計に狂いが生じてしまい、不眠症など身体の不調を起こしやすくなります。
毎日同じ時刻に起きて太陽の光を浴びることで心身の安定をもたらすセロトニンが分泌され、体内リズムが調節される仕組みです。
朝活を行うことで体内リズムが整い、睡眠や覚醒もスムーズに行われるようになるので、睡眠の質を上げることにもつながり、健康的な生活を送ることが可能になります。
3.コミュニティへの参加で出会いや知識が増える
朝活は一人でも行うことができますが、SNSなどを通じてコミュニティに参加することで、同じような目的意識を持った人と出会うことが可能です。
職場の近くで行われる朝活イベントに参加すれば、異業種の人と交流できることもメリットです。
仲間と意見交換をすることで知識が増え、仕事に活かすことができればスキルアップにつながります。
また、一人で朝活をする場合は途中でくじけてしまいがちですが、他の人と約束するという強制力があることで、朝活を無理なく続けていける原動力にもなるでしょう。
企業で朝活を取り入れる効果
企業でも夜の残業の代わりに朝残業を取り入れたり勉強会やセミナーを朝に開催したりするなど、朝活を取り入れているケースも見受けられます。
ここからは、企業で朝活を取り入れる効果を紹介します。
1.朝の通勤ラッシュを回避できる
通常の時間に勤務する場合は、毎朝の通勤ラッシュを苦痛に感じている人も少なくないでしょう。
朝活をすることで出勤時間を前倒しできれば通勤ラッシュを回避できるので、出社するうえでの疲労感を少なくすることができ、企業にとっても社員にとってもメリットです。
2.作業効率が上がり夜の残業を減らせる
朝は睡眠を取った後なので頭がスッキリとしており、じっくり考えて取り組む必要があるクリエイティブな仕事をするのに適した時間帯です。
朝のうちに時間のかかる作業や重要な仕事を済ませることで心にも余裕ができ、残りの時間をコントロールしやすくなるでしょう。
夜の残業は効率が上がらないことも多く、度重なれば社員の心身の健康に影響を及ぼしかねません。
朝活を行うことで短い時間で質の高い仕事ができるようになり、全体としての作業時間も短縮され、夜の残業を減らすことにもつながります。
作業効率が上がるだけでなく、社員のモチベーションアップにもなるでしょう。
朝活の活動内容例
朝活として取り組むのにおすすめの活動をいくつか紹介します。
1.読書
起床後3時間は脳のゴールデンタイムといわれており、記憶として残りやすく情報が整理されやすい、集中力が高まる時間帯といわれています。
そのため、読書は朝活に適した活動の筆頭だといえるでしょう。
満員電車の中では本を開く余裕がない人や通勤時間が短く読書の時間が取れない人、帰宅してからは疲れてしまって本を開く気持ちになれない人も通勤ラッシュを避けて早く出社すれば、電車の中で読書することも可能になるかもしれません。
本のジャンルは、仕事に直結するビジネス書や実用書だけでなく、自分が読みたいと思った本など、どのようなものでも良いです。
一人で読書を続けることに挫折してしまいそうな人は、読書会などに参加すれば他の人と読後感を共有することができますし、自分が知らなかった本と出会える可能性もあります。
2.ウォーキングやヨガなどの運動
朝活にウォーキングやヨガなどの有酸素運動を取り入れることで血液の循環が良くなり脳が活性化し、その後の仕事や勉強がはかどりやすくなります。
また、日頃デスクワークが多い人は運動不足になりがちですので、朝活で運動を取り入れることで身体も健康的になりますし、ダイエット効果も期待することが可能です。
3.資格試験の勉強
朝はスッキリした頭で新しいことを学ぶのに適した時間帯ですのでスキルアップをめざして資格試験の勉強をするのもおすすめです。
中でも、朝に取り組むのは暗記系の問題よりもじっくり回答を導き出す問題や文章を作成する問題が向いています。
朝と夜で取り組む問題を変えることで、より効率良く資格試験の勉強を進めることができるでしょう。
資格試験の勉強は、試験日から逆算して1日に何をどこまで進めるのかを具体化し、日々コツコツと勉強を積み重ねていくことが大切です。
4.仕事の企画案出しや整理
脳が活発に働きやすい朝活では、仕事の企画案出しの時間に充てることで、普段の時間では出てこないアイディアが浮かんでくる可能性が高まります。
また、前日までの仕事を振り返ったり整理したりするなど準備を行うことで、1日の仕事をスムーズに進められるでしょう。
従業員が定着・活躍できる組織を作ろう
今回は、朝活の概要や朝活が従業員や企業にもたらすメリット、実際の活動内容例などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。
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