THANKS GIFT活用で組織課題を解決し、「感謝」と「賞賛」を伝え合うことを当たり前に

福一漁業株式会社
福一漁業株式会社
業種
​​海洋漁業、水産物加工及び販売、冷凍冷蔵庫業、資材燃油販売、各種保険代理、レンタル倉庫業、自動クリーニング業、ホテルの経営、飲食店業
従業員数
470名

常務取締役 近藤 洋平様 課長 佐藤 綾乃 様

組織の課題解決にはTHANKS GIFTが必要だと感じ、導入を決定

-THANKS GIFTを導入した理由を教えてください。

(近藤様)「社員のモチベーションアップ」「離職率の低減」「チームの団結力アップ」の3つが理由です。
元々、一部の部署で紙のサンクスカードのやりとりを行っていましたが、その感謝のやりとりにインセンティブを付与することで社員のモチベーションアップに繋がるのではないかと思い、それを実現できるツールを探したところTHANKS GIFTを発見しました。

THANKS GIFTを活用することによって、上司から部下への感謝が可視化されるため、上司がリーダーとしての自覚が芽生えること、良い行動や成果が可視化されることで組織に対して良い影響が生まれることを期待して導入を決定しました。

 

今回の取材は、常務取締役の近藤洋平様(お写真)と課長の佐藤綾乃様にご対応いただきました。

 

 

紙でのサンクスカードの運用は、従業員と管理側双方が大変

-紙でサンクスカードを運用していた際の課題について教えてください

(佐藤様)紙でサンクスカードを運用していた際は、名刺サイズのカードを共用の場所に置いておき、社員にそのカードを取って、記入後に指定のポストに投函してもらうような運用にしていました。
管理側では、月に一度そのサンクスカードを確認してExcelに手入力し、もらった枚数や内容によって表彰を行っていました。

しかし、サンクスカードを取りに行くことやポストに入れることが手間で従業員側に負担があること、管理側でも集計や確認に負担が大きかったため、今後さらにインセンティブを管理するとなるとアナログでは運用しきれないと感じました。
従業員と管理側の負担軽減と今後の運用をツールで簡易化することを目的にツール移行を決定しました。

 

サンクスカードを社内に浸透させるために各事業所向けの説明会を開催

-THANKS GIFT導入後、社内に利用する上で難しかったことを教えてください

(佐藤様)一番難しかったことは、会社全体にサンクスカードを活用する目的を理解・浸透させることです。
以前は、一部の部署で紙のサンクスカードを運用していたため、目的は理解してもらっていましたが、他の部署ではサンクスカードを初めて活用するため、最初は温度差がありました。
役員陣にサンクスカードを活用する目的を伝え、各事業所ごとに対面やzoomを利用して少しずつ意図や目的を伝えました。
THANKS GIFT運用委員を組成し、社内に徐々にサンクスカードを浸透させるような活動を現在も行っています。


従業員に向けたTHANKS GIFT活用の目的や意図、期待する効果についてまとめた文章です。
THANKS GIFTのツール内に設定し、いつでも確認できるようにしています。

年2回の社員総会での情報共有からリアルタイムでの情報共有が可能に

-THANKS GIFT導入後の成果や反響について教えてください。

(近藤様)それぞれの事業所やチームごとのサンクスカードのやりとりが可視化されて、チーム意識が向上しているように感じます。
また、個人単位でのサンクスカードのやりとり状況を確認できるため、愛社精神なども可視化されるようになってきました。
チームや個人単位での活用状況を確認し、コミュニケーションが不足しているであろうチームも確認でき、人事の今後の施策に活用できそうです。

(佐藤様)これまでは年に2回開催している全社集会の場でしか他の事業所の活動を知る機会がありませんでしたが、他の事業所のサンクスカードのやりとりが閲覧できることで、他の事業所の業務や頑張りが見える化され、横の情報共有がリアルタイムで行えるようになりました。
サンクスカードは、コミュニケーションを取るハードルが低いので、事業所を跨いだコミュニケーションのハードルも低くなったと感じています。


サンクスカードと社内掲示板のやりとりの一例。
感謝を伝え合うことや様々な情報共有に活用いただいています。

THANKS GIFTで、感謝や賞賛することが当たり前の文化を作っていきたい

-今後、THANKS GIFTを活用することでさらに期待することを教えてください

(近藤様)チームの団結力アップをさらに強化したいです。
リーダーが部下に対して感謝や賞賛のコミュニケーションを取ること、上位の役職の人がサンクスカードを積極的に送付することによって、従業員同士でもさらに活用するような流れを作っていきたいと思います。
また、個々人のミッション・頑張りについて賞賛されるような習慣を作れれば、日々の頑張りや成果を出すモチベーションの向上が期待できるので、賞賛し合うことを最終的に会社の文化に醸成していきたいです。

(佐藤様)会社で感謝を伝え合うことが当たり前という文化を作りたいです。
仕事は、チームで行うことで1人では行えません。
お互いが支え合っていることに感謝し合い、自分の業務に向き合えるような環境を作っていきたいです。


THANKS GIFT内で設定している社内コインの一部。
会社のビジョンに紐づいた感謝や賞賛のやりとりが行えるような工夫を行っています。

-色々とざっくばらんに教えて頂きました。この度は、取材のご協力ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。