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従業員の仕事の熱量を上げるために企業側でできることとは?

従業員の仕事の熱量を上げるために企業側でできることとは?

従業員が定着・活躍できる組織を作るためには、従業員に努力を強いるのではなく、会社がそのための環境を整えることが重要です。
最近では、大手企業を中心に教育の制度を整えたり、仕事に集中できる環境を整備するなどの動きが増えています。
今回は、従業員の仕事の熱量を上げるために企業が理解しておきたい・取り組むべきことについて紹介します。

モチベーション・熱量の4つの段階

モチベーションには、4段階の過程があるといわれています。
最高の状態に持っていけるように、従業員のモチベーションがどの段階にあるのか理解することが大切です。
人は行動を起こすとき、好きな感情が強く働くと、快楽物質が分泌されてやる気が出ます。
ところが、嫌なことに直面したときは、負の感情を引き起こす、ストレスを感じさせるホルモンが出てしまいます。
プラス・マイナスの感情を上手くコントロールすることが大切で、良いモチベーションを維持するためにも、企業側から働きかける必要があるでしょう。

1.モチベーションが低い、惰性で働いている状態

モチベーションが低く、惰性で動いている状態は、積極的に働こうとする快楽物質・ストレスを感じさせるホルモンの分泌がともに少ない状態です。
一見すると、良い状態ではないように思えますが、強いストレスも感じないため、続けていくうちにモチベーションが上がる可能性があります。
熱量が高くはないが、業務を確実にこなす従業員は、熱量を増やせる可能性に満ちあふれた状態なのです。2.

2.嫌で嫌でたまらない、しぶしぶ働いている状態

モチベーションがかなり低く、働くことを嫌って避けている状態は、ストレスを感じさせるホルモンが過剰に分泌されている状態です。
仕事に集中できる状態ではないため、生産性が低くなってしまいます。
かなりストレスを感じている段階から、自ら好んで積極的に働く段階に持っていくのは至難の業です。
新しい仕事に次々と挑戦させ、刺激を受ける頻度を高くして、仕事に対する抵抗感を和らげる必要があります。

3.やりがいがあり、能動的に働ける状態

仕事に楽しみを見出し、自ら進んで働いている状態は、快楽物質が盛んに分泌されています。
ストレスがないので仕事に集中できる一方で、プラスの感情が強く働き過ぎて集中しきれていません。
本人はやる気があるのに、ミスが起きてしまうという状態にあります。
快楽物質が出過ぎても注意散漫になってしまうので、程よく緊張感がある状態に持っていけるよう訓練することが大切です。

4.楽しく、緊張感を失わずに働いている状態

前向きに楽しく挑戦している一方で、緊張感も失っていない状態は、最も働くことに適しています。
仕事を覚えるのに抵抗感がない一方で、集中状態にあるため、色々なことを吸収しやすくなっています。
快楽物質・ストレスを感じさせるホルモンをバランスよく保つことこそが、生産性をアップするには欠かせません。

従業員の仕事の熱量を上げるために企業側でできること

従業員の仕事に対する熱量・モチベーションを上げるには、快楽物質・ストレスを感じさせるホルモンをバランスよく保てる状態に持っていく必要があります。
ただし、いきなり集中力の高い状態に持っていくのは大変なので、惰性で働いている状態から、熱量が高い快楽物質がたくさん出ている状態に引き上げることが大事です。
具体的な施策を紹介します。

1.新しい仕事、その人に適した仕事を依頼する

仕事は慣れてきたときが一番ミスしやすいといいますが、これは惰性で働いている、あるいはマンネリ化して辛いと感じる状態に陥っているためです。
人のモチベーションが大きく変動するのは、新しいものに触れたときなので、刺激を与えるために新しい仕事を割り振りましょう。
もし、仕事内容を変えたり、新しい仕事を割り振ったりするのが難しい場合は、モチベーションを最適な状態に保つための動機づけを行うことが大切です。

2.従業員自身にメタ認知してもらい、その人に合った取り組みを行う

自分自身のモチベーションをコントロールするには、メタ認知が欠かせません。
従業員それぞれが自分の業務を俯瞰・客観視してみるのが大切で、なぜ嫌いなのか、やる気が空回りしているのか原因を把握する必要があります。
やる気の出ない従業員、やる気はあるのに結果が伴わない従業員の感情に寄り添うことで、企業が抱えている課題が見えてくるはずです。

3.モチベーションの段階・上がり方の違いを理解した上で接する

従業員のモチベーションを良い段階に維持できない場合は、コミュニケーションが上手く取れていない可能性が高いです。
モチベーションの段階・上がり方は、人によって異なります。
新しい刺激を与えるだけで、簡単にやる気を出せる人もいますが、やる気を出すまでに時間がかかる人もおり、同じ施策を講じても効果にバラつきが出るでしょう。
従業員各々のモチベーションの上がり方の違いを理解しておかないと、理想を押しつけてしまったり、関係性が壊れたりする要因となります。

4.従業員が働きやすいような環境や制度を整える

従業員のモチベーションを高い状態で維持してもらうためには、モチベーションが下がる要因を排除することや、モチベーションが高い状態を保てるような環境を整える必要があります。
福利厚生や人事制度などが今の会社の状態や今のメンバーに合ったものになっているのかを定期的に見直し、必要に応じて追加したり、修正を行うことが必要です。
企業によっては、健康支援に力を入れたり、オフィスに休憩スペースを設けて働き環境を整備したりと様々な取り組みを行なっておりますので、まずは他の企業の取り組みを調査してみることがおすすめです。

仕事の熱量は、社内のコミュニケーションと大きく関係がある

従業員同士のコミュニケーションを活性化させることによって、他人との関わりの中で、自分では気が付けない新たな視点を身に付けられます。
仕事の魅力や、自分の業務が誰かの役立っていることなどを感じられることで、モチベーションを上げるきっかけとなります。
注意力が欠けない程度にやる気を引き出すには、メタ認知をすること、新しい刺激を与えることが必要です。

コミュケーションツールを活用することでは、従来では難しかった他部署間・他店舗間でやり取りができるようになります。
思いがけない人から感謝の言葉をもらえたり、他の人の取り組みを見て、仕事に対する熱意を感じられたりするようになり、モチベーションをベストな状態へと導きやすくなるでしょう。

とはいえ、コミュニケーションは強制するものではありませんので、従業員一人ひとりが会社に対してや他の人に興味を持って、楽しみながら取り組めるようなコミュケーションツールの導入がおすすめです。
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職場のコミュニケーションを活性化させて、従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、従業員の仕事の熱量を上げるために企業が理解しておきたい・取り組むべきことにについて紹介しました。
社内コミュニケーションは、生産性や従業員の定着に大きな影響を与えるため、会社としても支援や対策を行っていきましょう。

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