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離職率の高い企業が取り組むべき4つの対策

離職率の高い企業が取り組むべき4つの対策

「昨日までは元気に仕事をしていたのに、突然辞表を出された」

「何の相談もなしに社員が辞めてしまった」

このように、従業員が突然退職してしまったという経験をしたことはないでしょうか。

退職の相談を切り出す人を説得したとても既に次の勤め先が決まっていたり、その場では納得した様子でもやはり後日に退職してしまうこともあります。

本記事では従業員の離職の兆候を見極め、防ぐための4つ対策を紹介していきます。

離職の理由

まず初めに社員はなぜ退職を考えるのでしょうか。

『転職理由と退職理由の本音ランキングBest10』から最も多い退職理由の傾向を探っていきます。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)

2位:労働時間・環境が不満だった(14%)

3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)

4位:給与が低かった(12%)

5位:仕事内容が面白くなかった(9%)

6位:社長がワンマンだった(7%)

7位:社風が合わなかった(6%)

7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)

7位:キャリアアップしたかった(6%)

10位:昇進・評価が不満だった(4%)

参照元「リクナビNEXT」転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/

退職理由のホンネランキングトップ3には人間関係に対する不満が2つもランクイン。

続いて2位の労働時間・環境、4位の給与に対しての不満が退職の理由となっています。

労働条件や報酬制度を変えていくためには従業員1人1人の生産性を高め会社の業績を上げていくか、大幅なコスト削減をしていかなければなりません。

なのでまずは人間関係に対する不満を解消するために、社内コミュニケーションの改善に取り組むべきでしょう。 

離職の兆候

冒頭では、「従業員が突然離職してしまった」と書きましたが、多くの場合、離職をする社員には何らかの兆候があります。

離職をする社員の兆候はどんな場合があるのでしょうか。

いくつか例を挙げていきます。

■新しい業務に関心がない

転職を考えてる、もしくは転職活動をしている可能性があります。

新しい業務を始めても完遂できないことや引継ぎのことを考えて後ろ向きになっているかもしれません。

加えて会議での発言が減ってきた場合も注意が必要です。

■愚痴や不満ばかり言っている

仕事や職場への不満を抱えてる状態が続いていると、最終的に「どうせ何を言っても無駄だ」と会社に見切りをつけてしまうかもしれません。

その前に一度当人の話を聞くようにしましょう。

■早退や遅刻が増える

転職活動のための面接を受けている場合、早退や遅刻が増える傾向があります。

早退や遅刻の頻度が増えてきた場合、その理由に気を配りましょう。

病欠や普段遅くまでオフィスで業務をしてる人の定時退社が増えた場合も同様です。

■携帯を持って離席する

私用の電話で席を外すことが増えてきた場合、転職の相談で転職エージェントや応募先の会社と面接の日取りを決めていたり、選考結果の通知のやりとりをしているかもしれません。

他の兆候が表れてないか注意しましょう。

離職を防ぐための対策とポイント

従業員の挙動から離職の兆候を察知することは大事ですが業種や部署によっては従業員と接することが少ない責任者や人事担当者もいるでしょう。

そのような方でも実践できる離職を防ぐための対策とポイントをご紹介していきます。

■エンゲージメント診断を実施する

毎月の「エンゲージメント診断」によって組織の状態を定量化し、離職の兆候を察知する方法があります。

従業員満足度が低いメンバーが多い部署やチームを発見し、メンバーの悩みを面談などで共有し一緒に解決に導いていくことが可能です。

■社内SNSサービスの活用

「社内SNSサービス」を活用し、従業員同士のコミュニケーションをオープンにすることで普段現場に常駐してない責任者や人事担当者が職場の様子を知ることが出来ます。

コミュニケーション活性化のきっかけになり従業員が相談しやすい環境をづくりにつながります。

■承認文化の醸成

従業員の業務の成果や良い取り組みを称賛、承認することが大事です。

周囲に成長や成長のための取り組みを認められることで更なる成長を促し、会社への帰属意識を高めることが出来ます。

■1on1面談

本人の実現したいことや大事にしたいことを共有したうえで、実現のための方法を一緒に考えましょう。

すぐに実現が出来なくても頑張る方向性が定まるだけで離職を防げる可能性があります。

THANKS GIFTの活用

上記の対策にぴったりのツールが『THANKS GIFT』という社内コミュニケーションツールです。

どのような活用が出来るか紹介していきます。

■エンゲージメントスコア診断機能

5つの質問に毎月答え、従業員エンゲージメントを定期的にはかることが可能です。

・現在の会社への満足度はもちろん部署毎やチーム毎の従業員満足度を可視化し、組織の健康状態を即座に把握することが出来ます。

・エンゲージメントスコアの低いチームのコミュニケーションを分析し、従業員の離職を防ぐことが可能です。

・エンゲージメントスコアの高いチームのコミュニケーションを分析し、他のチームの責任者やリーダーに共有することで会社全体のコミュニケーションの改善をしていくことが出来ます。

■サンクスカード機能

自社の理念や行動指針に沿ったオリジナルコインを感謝の言葉を添えて送ることが出来ます。

・従業員同士でサンクスカードを送り合うことで承認文化を醸成することが可能です。

・社内のコミュニケーションが見える化されることで従業員の頑張りを発見し、褒める仕組みが出来ます。 

まとめ

『離職率の高い企業が取り組むべき4つの対策』はいかがでしたしょうか。

離職率を抑えることは採用や教育コストを抑えることはもちろん、組織の成長や会社の業績に大きな影響を与えます。

たしかに新しい取り組みを始めたり、企業の文化を創っていくことは容易ではないでしょう。

だからこそ従業員が楽しみながら運用できる『THANKS GIFT』を検討してみてはいかがでしょうか。

具体的な活用事例や仕組みづくりに興味がある方はぜひ弊社にお問い合わせください。