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ダメな組織は崩壊する?予兆や特徴、改善方法を紹介

ダメな組織は崩壊する?予兆や特徴、改善方法を紹介

「会社の業績が伸びない」「離職率が高い」などの悩みを抱えている経営陣や人事担当者も多いのではないでしょうか。
ダメな組織には、ダメだと感じられる原因や特徴があります。
そして、改善策を打ち出すことなく放置しておくと、組織は徐々に崩壊してしまいます。
そこで今回は、ダメな組織の特徴や組織が崩壊する予兆・改善方法について紹介します。

ダメな組織の特徴

ダメな組織には以下のような特徴が見受けられます。

1.挨拶がない

「おはようございます」「お疲れさまです」といった挨拶はコミュニケーションの基本です。
一部の社員しか挨拶しない、または誰も挨拶しない会社は、コミュニケーションが不足しています。
こうした会社は何か改善点やミスがあっても、気軽に指摘できない雰囲気であるため、その結果、商品やサービスがなおざりになってしまい、業績が落ち込んでしまう可能性があるのです。
逆に社内の人間だけでなく、掃除スタッフなど外部の人にも積極的に挨拶をしている会社は風通しのよい会社と言えます。
こうした会社は社員同士の意見交換も活発で、改善点や新しいアイデアも生まれやすいでしょう。

2.上司が責任を取らない

仕事で部下がミスをしたとき、責任を取らない上司は信頼されません。
「俺が責任を取る」と言いながら、いざというときになって逃げてしまう上司は論外です。
上司が無責任だと社内で不信感が蔓延し、生産性も悪化します。
逆に一緒に謝ってくれる上司は部下の信頼を得やすくなります。

3.評価の基準が明確ではない

どのような成果を出せば評価してもらえるのか、はっきりとした基準がないと社員もどう動けばよいのか分かりません。
また、基準がない中で自分ではない誰かが評価された場合、社員の中に上司や経営陣の好き嫌いで決まったのではないかという不信感が生まれます。
その結果、仕事よりも上司の顔色ばかりを見るイエスマンが増えてしまい、仕事に対してやる気がある人ほど離職してしまいます。

組織が崩壊する予兆

組織が崩壊する予兆は一般的に以下のような3つが見受けられます。

1.離職率が上がる

社員が次から次へと退職していく原因の大半は、社員自身ではなく組織にあります。
たとえば、いくら頑張って結果を出しても評価してくれない会社には、社員も早々に見切りをつけてしまいます。
しかも、離職率が高い組織はダメ社員よりも優秀な社員が辞めていく傾向にあるのです。
優秀な社員は自分を評価してくれる転職先がいくらでも見つかる一方、ダメ社員はいくら組織に問題があっても、そこにしがみつかなければ生きていけません。
ダメ社員が占める割合が高くなると、会社の業績が悪化します。
悪化してもその原因を正しく分析・改善する社員もいないので、ますます落ち込むという悪循環に陥ってしまいます。

2.社内で不信感が蔓延する

「上司が責任を取らず、部下にミスを押し付ける」「評価の基準が明確でない」会社では、社員は安心して働くことができず、不信感が蔓延するようになってしまいます。
特に「挨拶をしない」など基本的なコミュニケーションも取れていないような会社では、ちょっとしたことでも不信感の原因になります。
こうなると、仕事の業績を上げることよりも社内政治にばかり熱を上げる社員が増えてしまうでしょう。

3.トラブルメイカーが目立つ

責任を取らない上司は、面倒なことやトラブルが起きても逃げてしまいまがちです。
部下にトラブルメイカーがいても見て見ぬふりをして放置され、トラブルメイカーをそのままにしておくことでますます増長します。
さらに、その影響を受けて仕事をしない部下も出てくる可能性もあります。
その結果、仕事ができる部下はやる気を失ってしまいます。優秀な社員が長続きしない風土ができてしまいます。

ダメな組織を改善するための方法

ダメな組織を改善し、組織の崩壊を防ぐための主な改善策を3つ紹介します。

1.組織図を作成する

まずは、社員一人ひとりの名前や職種、その上長やチームメンバー等を載せた組織図を作りましょう。
お互いが具体的に何をやっているか分からない組織ではコミュニケーションは全く発生しないため、仕事でも連携が生まれることはありません。
また、そのチームには誰が所属しているのか、誰か管理しているのかを一覧化することで適切な人に相談を行えるなどの仕事を行う上で必要な取り組みを行いやすくなります。

2.評価基準を明確にする

会社がどのような社員を求めているのか、評価項目と基準を全社員に向けて公開しましよう。
さらに、上司や経営陣だけが評価するのではなく、同僚や部下も評価を行う「360度評価」を活用することもおすすめです。
また、評価と合わせてフィードバックを伝える面談を行うことよって、その人の課題を改善することを促します。
誰でも公平な評価を受けることができる環境は、社員のモチベーションアップにも繋がります。

3.コミュニケーションを取りやすくする

社員同士のコミュニケーションが活発な会社は、風通しのよい会社です。
チームワークもよくなり、離職率低下や業績アップにもつながるでしょう。
しかし、いきなり話をしようといっても、なかなか難しいものですので、自然と話しやすい環境を作るようにしましょう。
たとえば、「ランチ会を開く」「サンクスカードを活用する」「社内報を活用する」といったことが挙げられます。

「ランチ会」のメリットは誰でも気軽に参加できることです。
夜の飲み会では翌日の仕事に響く可能性がありますし、早く家に帰りたい社員も多いでしょう。
その点、ランチ会であればそのような心配は軽減されます。
ランチ会を開くときは、いつも同じメンバーが偏って座らないように注意しましょう。

「サンクスカード」というのは、社員同士が感謝の気持ちを送り合うものです。
まずは上司から積極的にチームのメンバーや仕事で関わる人に対してサンクスカードを送ってみましょう。

「社内報」の中に人物紹介のコーナーを設けてみるのもどうでしょうか。
コミュニケーションが弾まない理由の1つにお互いをよく知らないということが挙げられます。
社内報でどのような人物なのかが分かれば話しやすくなります。
また、社内報は社員全員が読むものですので、部署を超えた社員同士のつながりを作るのに役立ちます。

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従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、ダメな組織の特徴や組織が崩壊する予兆・改善方法などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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