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プロパー社員とは?特徴や採用のメリット・デメリットを紹介

プロパー社員とは?特徴や採用のメリット・デメリットを紹介

組織にいると「プロパー社員」という言葉を耳にする機会もあることでしょう。
言葉を聞いたことはあっても具体的にどのような社員を指すのか今ひとつわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、プロパー社員の特徴や採用するメリット・デメリット、プロパー以外の社員と連携を深める方法について紹介します。

プロパー社員とは?

プロパーとは、英語の「proper」をそのまま使ったもので、「本来の」「適切な」といった意味を持ちます。
組織におけるプロパー社員の定義は企業によってさまざまですが、主に「新卒で入社した社員」の意味で使われることが多いでしょう。
このような社員は「生え抜き」とも呼ばれ、どちらも中途採用の転職組と区別するために使われます。
このほか、外部からの派遣社員や出向社員などに対して、自社の社員(正社員)をプロパー社員と呼ぶ場合もあります。
人の入れ替わりが少なく、プロパー社員が大半を占める企業も少なくありません。

プロパー社員を採用するメリット

企業がプロパー社員を採用するメリットは主に次の4つです。

企業文化を素直に受け入れてもらえる

新卒で入社する人たちは、ほかの企業の影響を受けていません。
そのため自社の色に染めやすいといえるでしょう。
自社の方針や仕事の進め方に素直に従ってくれる人材を多く育成できれば皆の足並みをそろえやすくなります。
社内が同じ目標に向かって前進でき、意思決定のスピードも速まるため、企業全体の目標も達成しやすくなるでしょう。

帰属意識が高まる

新卒で正社員として同じ企業で働いている人には、企業の一員としての帰属意識も芽生えやすくなります。
帰属意識とは、属する企業への愛着・忠誠心のような感情です。
帰属意識が高い社員は自社に対する貢献意欲が高く、離職率も低い傾向にあります。
離職する人が少なければ、その分だけ採用コストを削減できるでしょう。
また、外部に対しても社員が長く勤めている安定性の高い優良企業というイメージを醸成できるはずです。

社内に人脈を構築できる

新卒から入社することで、一緒に研修を受けた同期をはじめ、他部門の先輩や上司などとの強固なネットワークを構築できます。
社内の人脈の広さは、仕事の効率性に大きく影響するものです。
例えば、他部門の担当者を直接知らなくても、同じ部門に知り合いがいれば誰が担当しているのかすぐに教えてもらえるため、情報収集のスピードが格段にアップします。

社員同士に「あうん」の呼吸が生まれる

同じ企業文化で育った社員同士では、「あうん」の呼吸が生まれやすくなります。
部門間で折衝する際にも、すべてをイチから説明しなくても前後関係や意図、社内の事情などを暗黙のうちに理解してもらえるため、業務を効率的に進められるでしょう。

プロパー社員を採用するデメリット

プロパー社員の増加は、組織にとって必ずしも良いことばかりとはいえません。
プロパー社員を採用する以下のデメリットについても知っておきましょう。

視野が狭い人が増えがちになる

プロパー社員は自社文化をよく理解する人たちですが、裏を返せば自社のやり方以外を知らない人たちでもあります。
特に、勤続年数が長い人ほど思考が偏り、自社の業務の進め方にこだわるなど、柔軟性に欠けてしまいがちです。
他社を知らないため、自分の視野が狭くなっている自覚がない人も多いでしょう。

ブレークスルーが起きにくい

プロパー社員の中には、慣れ親しんだ業務の進め方やルーチーン以外のやり方に抵抗を示す人も少なからずいます。
企業が現状課題を克服し、他社との厳しい競争に勝ち残るためには、ブレークスルーが欠かせません。
そのためには既存の価値観を見直したり、新たな視点を加えたりする必要があるでしょう。
しかし、プロパー社員ではそもそも現状に疑問を持っておらず、自社課題に対する緊張感が低い場合もあります。

保守的で排他的になる可能性もある

中途で採用された人は、他社で培ったスキルやノウハウを生かして新しい職場に貢献したいと思っているはずです。
人事担当者から新しい風を吹かせて欲しいと期待されて採用に至るケースもあることでしょう。
しかし、プロパー社員の中には、会社への帰属意識が強いあまり、中途採用で他社から入社してきた人たちに対して排他的な対応をしてしまう人もいます。
例えば、現場で自分たちのやり方を押しつけたり、相手からの業務改善のアイデアを否定したりといったことを悪気なくしてしまいます。
特に保守的なプロパー社員が大半を占める環境では、中途採用の人は肩身の狭い思いをしてしまい、本来の能力も発揮しづらくなります。

他社では活躍できない社員が長く居続けることもある

ある程度の人脈が構築できていて、業務のやり方にも慣れている環境は社員にとって居心地がいいものです。
ただし、中にはぬるま湯を嫌って、自分がより成長できる環境を求める人もいるでしょう。
その際、挑戦意欲とスキルが高い優秀な人ほど、転職を叶えてしまいがちです。
結果的に、他社では活躍できないスキルの人が長く居続けてしまう可能性も否定できません。

プロパー社員とその他の社員との壁を取り払う方法

プロパー社員と中途採用の社員、派遣社員など、立場の異なる人材がお互いを尊重し、連携できる環境の整備は、社員や企業の成長に必須です。
プロパー社員とその他の社員との間にある見えない壁を取り払う方法には主に次の2つのやり方があります。

社内コミュニケーションの活性化

まずは、社内のコミュニケーションの機会を増やして、風通しの良い職場にしましょう。
アットホームな環境はプロパーの社員には居心地が良くても、中途採用や派遣社員など外部から来た人はそこに疎外感を抱いてしまいがちです。
性別や年齢、立場に関係なく誰もが参加できる社内イベントを実施したり、同世代のプロパー社員と中途採用者とが交流できるランチ会を行ったりするとよいでしょう。
ちょっとしたことでお礼を言い合えるサンクスカードを導入するのも手です。

企業理念の浸透

企業のビジョンやミッションの理解や浸透を促進する機会を設けることも大事です。
理念に沿った具体的な行動の例を示したり、自社のバリューについて社員同士がディスカッションし、意見をすり合わせるワークショップを定期的に実施したりしましょう。
すべての社員に対して公平に徹底していくことで、誰もが組織の一員としての自覚を持ちやすくなり、自社へのエンゲージメントも向上していきます。

従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、プロパー社員の特徴や採用するメリット・デメリット、プロパー以外の社員と連携を深める方法などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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