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心理的資本とは?重要な「HERO」について紹介

心理的資本とは?重要な「HERO」について紹介

心理的資本という言葉をご存知でしょうか。
これは「人がポジティブになるために必要な要素」という意味があり、特にビジネスにおいては従業員が心理的資本を持って生き生きと働くことが企業の業績にも大きく関わってきます。
そこで今回は、心理的資本を構成する「HERO」という4要素や、その要素を向上する方法について紹介します。

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心理的資本とは?

心理的資本は1998年始まったポジティブ心理学運動から生まれた概念で、新しいことに生き生きと挑戦し続けられるようなエネルギーを持つための考え方やスキルを指します。
一昔前まで、製品を生産して販売することが人材に求められていた時代には、労働力は生産ラインのひとつと捉えられていました。
ところがただモノを作り売るだけの時代が終わって社会全体がサービス業主体となり、またインターネットの発達により社会経済の成長速度が急激に速まったことで、機械にはできない柔軟な思考力・対応力が求められるようになりました。
次々に変化していく社会に適応していくためには、自律的に行動し、周囲に合わせて新しい考え方を身につけることが欠かせません。
このような思考のアップデートを自ら行うことができる人材が求められる社会となったため、主体性を持つことができる心理的資本に注目が集まっています。

心理的資本はその時の気分によって左右されてしまいがちな「やる気」や「モチベーション」にも似たメンタル的な要素ですが、訓練することで誰でもその素質を伸ばすことができるという研究結果もあります。
自分の考え方や感じ方を意識的に変えることで、常に安定した状態の心のまま様々な物事に取り組めます。
これは体系的に身についた能力であるため、一度身につければ簡単には無くならないという点も大きな特徴となっています。
流動的な社会情勢に柔軟に対応しつつも自分の中に確固たる芯を持ち、生き生きと働き続けることができる能力を身につけるために、心理的資本は大きな指標となります。

心理的資本を構成する「HERO」

心理的資本は4つの要素によって構成され、それらは頭文字をとって「HERO」と呼ばれています。
それら4要素について詳しく見ていきましょう。

希望(Hope)

「希望」は、目標に向かってポジティブに進むモチベーションを意味します。
これは大きく2つの能力に分類されると言われています。

1つ目は、目標に向けて努力をするメンタルを持つための「意志力」です。
目標を決定するために考えたり、それを決意できる力などもこれに含まれています。

そして2つ目が、その目標を達成するための実際の行動を起こす「達成力」です。
これには計画に問題が起こったときに対応できるなど、具体的な方法論も含まれます。

自己効力感(Efficacy)

「自己効力感」は、自分自身に自信を持って行動する力を指します。
自信を持つことで目標達成に前向きになり、行動力がアップするため効率化に繋がります。
この自己効力感を上げるには、「成功体験を作る」「成功している他者を見て自信をつける」「他者からのポジティブなフィードバックを受ける」などといった方法があります。

レジリエンス(Resilience)

「レジリエンス」は、失敗してしまった際にもその落ち込みから回復する力を意味します。
誰しもうまくいかないことが起こることもあり、場合によってはその責任に押しつぶされそうになることもあるでしょう。
そのような逆境を乗り越えてポジティブさを取り戻すための自分なりの考え方や行動をパターン化して身につけることが重要です。

楽観主義(Optimism)

「楽観主義」は、その名の通り楽観的に物事を考えることができる力のことです。
悲観主義的な人がネガティブな出来事を強く印象づけてしまうのに対して、楽観主義はよりポジティブな出来事を自分に当てはめ、これからもプラスな出来事が起こると前向きに考えることができる人を指します。

心理的資本を向上させる方法

先述の通り、心理的資本は心理的な側面に関係していながらも繰り返し訓練を行うことで伸ばすことができる能力と言われています。
それでは、具体的にどのようにすれば心理的資本を向上させることができるのでしょうか。
ここでは3つの方法を紹介します。

1.小さな成功体験を重ねる

自分に自信を持って行動できるようになるためには、成功体験を重ねることが重要です。
そのためには、自分が「成功」と感じられる物事のハードルをいったん下げるというのも有効な手段です。
初めから大きなことを目標とするのではなく短いスパンの小さな課題から始めることで目標達成を多く体験し、「希望」や「自己効力感」を高められます。

2.あえて困難な課題に繰り返し挑戦する

自分にとって難しい目標を立てて挑戦することは大きな負担となり、失敗することで自信を失うことにも繋がってしまうように思えます。
しかし、どんな時でも前向きに小さな良いことを見つけられるよう自分自身の考え方の癖を意識して変えることが大切です。
困難なことでも少しずつ挑戦していこうと前向きに考えることができるようになれば、様々な逆境や失敗に対してポジティブに考え行動し続ける思考パターンを身につけ「レジリエンス」や「楽観主義」といった能力を鍛えられます。

3.他者のサポートを受ける

ネガティブな考え方は、自分だけではなかなか解消することができません。
これは自分に自信を持つ具体的な確証を得ることができないためです。
そこで、自分にポジティブな評価をしてくれる第三者の助けを借りることも重要です。
また、1対1の関係だけでなく複数人のチームを組んでポジティブに協力することができれば、さらに心理的資本を高められます。
客観的に見て自分が間違っていないと意識することで、自信を持って行動することができるようになります。
また、現在は心理的資本を計測し高めるためのツールも開発されています。
計測ツールを使用して複数の質問から自分にどのような要素が不足しているのかを知ったり、コミュニケーションツールを活用することでチーム内でお互いに評価し合ったりといった自然に心理的資本を高めることのできる環境づくりが可能です。

従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、心理的資本を構成する「HERO」という4要素や、その要素を向上する方法などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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