5473 view

社内通貨導入の前に知っておきたいシステムや導入の際に気を付けるポイントとは?

社内通貨導入の前に知っておきたいシステムや導入の際に気を付けるポイントとは?

既存の評価制度や報酬制度で評価できていない良い行動をきちんと評価したい、自社の理念や行動指針を浸透させたい、もっと活気のある良い職場にしていきたいという課題をお持ちの企業にオススメなのが、社内通貨です。

企業独自の通貨のやり取りやその後の商品との交換などを通して、上記の課題を解決することやより理想とする組織を実現することに繋げられます。

今回は、社内通貨の導入メリットや導入の際に気を付けるポイント、知っておきたいシステムについて紹介します。

⇒感謝・称賛をきっかけに組織を活性化させるツール『THANKS GIFT』の資料ダウンロードはこちら

社内通貨とは?

社内通貨とは、その企業独自の通貨のことで、企業が定めた方法でもらうことができ、企業が用意した景品やサービスをもらうことができるものです。

多くの企業では、紙幣や貨幣ではなく社内ポイントで管理され、やり取りや保持している通貨量を確認できるようにしています。

既存の評価制度を補填するような形で、業務内容に入っておらず業績にも直接影響はしないが良い言動に対して評価を行うために導入する企業が増えています。

↓社内通貨の説明に関する詳細の記事はこちら↓
社内通貨とは?導入方法や作り方のポイント

社内通貨の管理・やり取りのシステム

社内通貨の管理・やり取りのシステムは大きく3つに分類されます。

1.社内通貨をもらう

従業員が社内通貨をもらうためには、企業から発行するか従業員の手持ちのものを渡すかの大きく2つの方法があります。

基本的に会社が定めた推奨される言動に対して企業から社内通貨を送ったり、従業員同士で感謝や賞賛を行うのと合わせて送られたりすることが一般的です。

2.社内通貨を管理する

社内通貨は基本的に無形のポイントなどで管理されるため、従業員もどれくらい持っているのかや社内通貨のやり取りを可視化する必要があります。

一般的には、専用の社内通貨専用のツールを導入し、従業員それぞれにアプリなどで保持社内通貨の確認や他人との社内通貨の受け渡しを行います。

3.社内通貨を交換する

社内通貨は持ったままでは、何も効果はありませんので、従業員が喜ぶようなものと交換できるような仕組みを作ることが重要です。

社内の福利厚生の利用券やランチ代の補助、そのまま賞与に反映させるなどと各社によって交換できる方法は異なります。

上記の3つを考えると、専用のシステムを導入しないと紙などでは到底管理ができず、運用が難しいとされています。

社内通貨を導入することのメリット・効果

社内通貨を導入し、活用が進んでいくと企業側・従業員側双方に以下のようなメリットがあります。

  • 会社の理念の浸透
  • 行動指針(コンピテンシー)の浸透
  • 従業員のモチベーション向上
  • 離職率の低下
  • 感謝や賞賛を日頃から行う文化の醸成

社内通貨をもらえる、交換する際の仕組みにもよりますが、設計次第で上記のようなメリットが考えられます。

↓社内通貨を導入することのデメリットを解説した記事はこちら↓
(導入前に確認!)社内通貨を導入することのメリット・デメリットとは?

社内通貨を導入する際に気をつけるべきポイント

社内通貨を導入するに当たって、一番気をつけるべきことは、「従業員が利用を続けてくれるかどうか」の視点でサービスの選定を行うことです。

導入担当者がどれほど効果を期待していて、良いサービスと思っていたとしても運用が定着しなければ、その効果は発揮されません。

実際に社内通貨を導入するにあたっては、具体的に以下のことに気をつけましょう。

  • サービス選定前に導入することによって期待できる効果を想定する
  • 社内通貨の管理や交換などの運用フローを想定する
  • 導入によって期待できる効果とサービス利用料の費用対効果を確認する
  • 従業員が使い続けたくなるような仕掛けがあるかを確認する
  • 社内通貨を会社に導入する際に、導入目的や活用方法を細かく従業員に共有する
  • 運用が定着するまでは、活用推進者を設定するなどと従業員の協力を仰ぐ

上記のように、社内通貨の導入前後が非常に大事ですので、上記のポイントを元に導入を進めてください。

社内通貨を導入した企業の事例

滋賀県内中心に飲食店を運営している株式会社nadesicoさんでは、社内が「ありがとう」に溢れるような組織が活性化することを目的にTHANKS GIFTを導入しました。

普段コミュニケーションを交わすことが少ないメンバーであっても、頑張っている様子がTHANKS GIFTを見ることで把握できること、遠方からでもコインを贈ることができること、感謝や賞賛・チームへの貢献度を元に評価制度や社内イベントの表彰に活用できることなどを評価いただき、離職率低下や定着率アップに寄与するのではという実感を持っていただいております。

社内通貨のシステムを導入して、従業員の定着・活躍を支援しよう

今回は、社内通貨のシステムの仕組みや社内通貨を導入するメリット・気をつけるポイントを紹介しました。

組織において重要である理念浸透・社内コミュニケーション活性化など様々なメリットがあるものですので、ぜひ社内通貨を通して従業員の定着・活躍を支援していただければと思います。

エンゲージメントクラウドの『THANKS GIFT』は、サンクスカードやチャットの機能を通して、従業員の感謝や称賛をきっかけに社内コミュニケーションを活性化させたり、理念浸透に繋げていくことが可能なサービスです。

社内通貨と合わせて、通貨を送り合う仕組みや社内通貨を管理する機能を搭載しており、無料トライアルを行なった上で利用もできますので、ぜひ、サービス紹介資料より詳細の情報をご確認ください。

エンゲージメントクラウド『THANKS GIFT』の資料ダウンロードはこちら

エンゲージメントクラウド
『THANKS GIFT』の
資料ダウンロードはこちらから

サービス資料に含んでいるもの
  • 機能概要
  • 導入企業インタビュー
  • 料金体系
  • サポート体制