「運用リーダー自ら楽しむ」姿勢で「ありがとう」が当たり前に。現場主導で作り上げた感謝の文化

株式会社ALEXCEL
株式会社ALEXCEL
業種
鍼灸整骨院・整体院事業
従業員数
23名
URL
https://seiriki-seikotsu.jp/

代表取締役 勢力 様 / 松井 様 / 有馬 様

成果の決め手は「運用リーダー自ら楽しむ」姿勢。他社事例も取り入れながら、試行錯誤した結果がコインの枚数に

-今回の成果について、一言で言うと「何が一番の決め手」だったとお考えでしょうか?

松井様: 一言で表すと、「楽しむ」というところだと思います。何かの行動を起こす上で理屈での納得感も必要ですが、それ以上に私自身や有馬さんが一番楽しんで取り組んでいる姿勢、その熱量が他のスタッフに伝わったことが大きかったのではないかと考えています。

例えば「こういった取り組みをしたらコインのやり取りが増えた」という実感があると、自分が人を動かせたという達成感がありました。
「ありがとう」が増えていくと自然と空気も良くなってくるので、その結果「楽しむ」ことに繋がったのかなと思います。

-有馬様はいかがでしょうか?

有馬様: 私は、会社全体を巻き込めるような企画を考えられたことが良かったと思っています。特定の誰かだけが送るのではなく全員を巻き込む企画を考え、会社全体で声を掛け合うことで、企画を実行できたのが一番の要因かなと感じています。

勢力様: 補足すると、若い2人(松井さん・有馬さん)がプロジェクトリーダーとして先陣を切って引っ張ってくれたことが大きいですね。上司から言われてやるのではなく、現場に近いメンバーが盛り上げてくれたのが非常に良かったです。
また、導入から数年が経ち、過去のアワードでの他社事例を学んだり、以前の試行錯誤から「どうすればうまくいくか」という教訓を活かせるようになってきた、その継続の成果が今回形になったのだと思います。

ラフなコミュニケーションでTHANKS GIFTの活用を促進。チーム対抗の企画も実施し、「月30枚」の目標達成も

-従業員の皆様が、指示待ちではなく「自発的に」コインを贈り合うために、現場で行った具体的な施策やルールなどの工夫を教えてください。

松井様: 具体的な仕掛けとしては、土曜日の週礼が終わった後に、各院で「5分間サンクスコインを送る時間」を設けました。
あとは個人的にチャットツールで声を掛けたり、ちょっとノリが良い感じでやり取りする回数を増やしました。

-時間を作るだけでなく、具体的な「コインのネタ」の提供もされていたのですね。

松井様: そうですね。自分からネタを見つけるのが苦手なスタッフもいるので、リーダー側から「〇〇さんがこんな良いことをしました」「〇〇さんが商品ポップを作ってくれたので、皆さんコインを送ってあげてください」というトピックを共有して、コインのやり取りが増えるような声掛けを心がけていました。

有馬様: やはり「送る人」と「送らない人」でどうしても枚数に差が出てしまうのが悩みだったので、私も声掛けは意識しました。
土曜日に贈る習慣をつけたことで、使う人が増えたのかなと思います。
また、ありがとう強化月間だったり、チーム対抗でコインを送る企画なども進んで取り組んでいたので、チームのために送ろう、という意識を持ってもらえるように動きました。

勢力様: その他にも、半年に1回社員総会を行う中で、理念につながるような項目の表彰を投票制で実施していました。
以前「店舗の人数が多いところが票が多く入る」という意見がでたことがあったので、2票のうち1票は他店舗の社員に投票する、という仕組みを取り入れました。
そのため、チームだけでなく他店舗とのコミュニケーションがとれている状態も構築できたと思います。

-送っていない方に対してはどんな声かけをしていましたか?

有馬様: 年上の先生に対しては基本的に言いづらいですが、あまり堅苦しくなりすぎずラフに伝えるようにしていました。

-皆様のお人柄や関係性あっての結果ですね!やはり土曜日のサンクスギフトタイムが習慣化につながりましたか?

松井様: 習慣化したのもそうですし、「月に1人30枚以上」という目標を掲げ、その中間報告を月の半ばに実施してリマインドを定期的に実施していたこともあり、目標に掲げている「月30枚」を達成するスタッフが明らかに増え、意識の定着ができたなと思います。

入社前は「ありがとうを伝えることは照れくさい」と思っていたが、仕事以外でも「ありがとう」を伝えられるようになった

-目的を見失わないためにどう伝えるか工夫されたことはありますか?

勢力様: 理念の話をするときに感謝についても伝えるようにしました。
また、入社初期の研修や、入社前の説明会資料で「感謝を大切にしていて、誰と一緒に働くかを大切にしている。なのでTHANKS GIFTを使っています」ということを伝えているので、共感してくれる人が入ってきてくれて、感謝について前向きになれているのかなと思います。
初期研修の中に「THANKS GIFTのプロフィール設定」と「コインを送る」ということも取り入れていますよ。

-入社時の研修については、松井様と有馬様も記憶に残っていますか?

松井様: 正直、入社する前までは「ありがとうを伝えることは小恥ずかしい」と思っていました。しかし、入社してからは「ありがとうを伝えることは小恥ずかしいことではないし、相手も幸せになれる魔法の言葉だな」という印象に変わり、仕事以外でもありがとうを自然に伝えるようになったので、自分の周りの空気が良くなったきっかけの一つです。

-素敵なお話ですね。有馬様はいかがですか?

有馬様: 入社前の面談時にコインについて説明してくださったのをよく覚えていて、とても印象に残っています。
私も今までは感謝を直接伝えることが苦手でしたが、文面でも「ありがとう」を伝えられるので、感謝を伝えることが定着してきたな、と感じます。
感謝は、伝えることも伝えてもらうことも双方が嬉しくなることだと思っています。

勢力様: その他にも、THANKS GIFTの声掛けは別のチャットツールで行っているので、「THANKS GIFTを開かないから気づかない」状態をなくしています。
また、チーム対抗で実施していた企画も、元々は院ごとでしたが、他社さんの「部署をごちゃまぜにしたチーム戦」という事例も取り入れて実施したり、工夫をしていました。

「自分と他人は特性が違う」という前提を共有し、相手に合わせたアプローチで自然な活用を推進

-活用において苦労された点、それを乗り越えた点はありますか?

松井様: 送る人と送らない人の差があったことですね。送らない人は過去の履歴を遡ってみても送っていなかったため、今までのプロジェクトリーダーとは異なる施策や声掛けを行ってみました。
チーム対抗戦のチーム分けも工夫したことで、送らない人も月の目標枚数を超えることができました。

有馬様: それこそ企画実施中は送ってくれるのですが、それが終わると枚数が少なくなる、ということもありました。
そこでは、院長などのチームを引っ張ってくれる人からの声掛けを実施していました。

勢力様: 相手の特性を理解するために「エマジェネティックス」「動物占い」なども活用しています。「自分と他人は特性が違う」という前提を共有しているので、「なぜあの人は送らないんだ」と感情的になるのではなく、相手に合わせたアプローチができるようになっています。

-全社を巻き込みつつ、他人を受け入れる・相手を尊重する文化が根底にあるのですね。他にも社内の雰囲気について、変化はありましたか?

勢力様: 定性的な変化として、THANKS GIFT内の「ニュース(掲示板)」機能を自己開示の場として活用しています。
プロジェクトメンバーがニュース投稿のバトンを回してくれるのですが、投稿者の中に私も入っていたりしたので、「最近〇〇のライブに行きました」とかプライベートな内容も投稿してみました。
こうした取り組みは、普段あまり接点のない他店舗のスタッフ同士でも「実は私も好きなんです」といった会話のきっかけになり、職場の空気が非常に良くなりました。

あとは採用面でも、先ほどお伝えした「THANKS GIFTというツールを使ってコインを送り合っています」という内容を伝えているので、社風に対するミスマッチが少なく、自然と活用が広がっています。

社内SNSのツールを仕組みとして取り入れることは、社内だけでなくスタッフの人生も豊かにできる

-最後に、これから組織作りを頑張る企業様へメッセージをお願いします。

勢力様: 退職したスタッフからもよく言われるのですが、照れくさくて「ありがとう」が言えなかったスタッフが、会社だけではなく家族に対しても「ありがとう」を言えるようになった、という話を聞きます。

THANKS GIFTのような、今の時代に合った社内SNS形式のツールを仕組みとして取り入れることは、社内だけでなく、スタッフの人生を豊かにするためにも非常に素晴らしいことだと思います。ぜひ皆さんも導入して、感謝の溢れる組織を作っていただきたいです。

-本当に心温まる、そして説得力のあるお話をありがとうございました。今後とも末永くよろしくお願いいたします。