「日本一働きやすい病院」へ。月12,000を超える感謝のやりとりが発生し、理念浸透・働きがいの向上に繋げていく

社会医療法人財団董仙会
社会医療法人財団董仙会
業種
医療・介護
従業員数
(2026年6月1日時点)1,235名
URL
https://tosenkai.com/

理事長補佐 神野 正隆様 / 本部 総務課 初道 彩花 様

法人理念をコインと紐付けて運用でき、法人理念の浸透や働きがいの向上に寄与することを期待してTHANKS GIFTの導入を決定

-THANKS GIFTの導入の検討を始めたきっかけや背景を教えてください

神野 様:

当院では以前から「日本一働きやすい病院」を目指し、DXによる業務効率化に積極的に取り組んできました。
クリニカルパスの積極的な活用(利用率99%)、AIやRPA等を業務に取り入れ、多職種が協働しながら業務改善・効率化に取り組んできたことが、生産性向上に資する実践として評価され、2024年には「日本一働きやすい病院アワード」大賞、2025年には「日本サービス大賞」を受賞することができました。しかしながら、アワード受賞を職員に報告した際、「本当に日本一なのか?」という反応が少なくなく、働きやすい法人・働きがいのある法人としてまだまだ組織風土づくりが必要で、伸びしろがあると気付かされました。
DXによって業務は効率化されていたものの、「職員一人ひとりが見てもらえている」「感謝・承認されている」という実感が多くはないのではないかと考え、個人間で気軽に「ありがとう」「イイね」「お疲れ様」と伝え合える文化を作ることを目的に、THANKS GIFTの導入の検討を開始しました。

-THANKS GIFT導入を決定した決め手は何だったのでしょうか。

神野 様:

THANKS GIFTについては、数年前からサービスの名前自体は把握していました。
「病院広報アワード」というイベントに参加した際、THANKS GIFTのブースを発見し、ブースに立ち寄ってサービスの説明を受けたところ、理念に紐づいたオリジナルのコインを作成できること、データで活用状況を客観的に把握できること、Microsoft Teamsとの連携が可能なことなどが、導入の決め手となりました。
特に会社の理念を形骸化させることなく、日常的なやりとりを通して、職員に浸透させられる仕組みがあることが大きな後押しとなりました。

現場のニーズを聞いた上でツールの導入・利用浸透を推進。今では月間12,000件を超えるサンクスカードのやり取りが発生

-従業員の方に利用を浸透させていく上で苦労したこと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。

神野 様:

実はTHANKS GIFT導入前に、Microsoftが提供するViva Engageを活用してコミュニケーション活性化を図ったことがありましたが、一部の職員にしか使われず、ほとんど浸透しませんでした。
その際に、「自分が良いと思っているものと、現場が本当に求めているものは必ずしも一致しない」ということ、どんなに良いツールでも現場の課題にマッチせず、ニーズがなければ持続可能な組織の基盤づくりには向かないということを学びました。THANKS GIFTの導入にあたっては、この反省を活かし、まず現場の声を丁寧に確認することから始め、「部署内でも、部署を超えてもコミュニケーションが不足している」「メールするほどでもないちょっとした感謝を、伝えそびれてしまう」といった現場の声を事前に把握した上で、「このツールはみんなのやりたいことを叶えるものだ」という目的を、導入前に何度も説明する機会を設けました。
「また新しいことが増えた」「面倒くさい」という印象を持たれないよう、ツールを「職員の意欲に応えるための環境インフラ整備」として位置づけ、積極的に発信・推進しています。

初道 様:

2026年2月の運用開始以降、想像以上のスピードで活用が広がっています。
導入初期は1日あたり200〜300枚程度のやり取りでしたが、現在では1日あたり500〜600枚に達しており、月間では12,000枚を超えるサンクスカードが送られています。
特に印象的だったのは、「こんな方まで使いこなしているのか」と感じるほど、年配の職員も含めて幅広い層が積極的に活用してくれていることです。
ツール自体が使いやすく、投稿しやすさが活用の浸透を後押ししていると感じています。
院内の各所に設置されたモニターへの定期的なアナウンス表示、朝礼での声かけ、月次の表彰など、日常的にTHANKS GIFTが目に触れる機会を意図的に作ったことも、利用の浸透に寄与していると考えています。

部署を超えたサンクスカードのやり取りも増加しており、感謝を伝える文化が少しずつ根付いている。

-THANKS GIFT導入後の効果やメリット、組織の変化などがあれば教えてください。

初道 様:

THANKS GIFTを導入する前は目の前にいる相手にその場で感謝を伝えるスタイルが主でしたが、今では後から振り返って感謝のメッセージを送ったり、直接言いにくい気持ちを丁寧な文章で伝えたりといった行動が増えています。
「ただのありがとう」ではなく、感情を込めたメッセージが多く見受けられ、「気持ちを伝える文化」が少しずつ根付いてきていることを実感しています。

神野 様:

部署を超えたサンクスカードのやり取りも増加しており、普段あまり接点のないスタッフ同士の繋がりが生まれつつあります。
職員からもポジティブな声が多く、「やらされている感」ではなく、自発的に楽しんで使っているという雰囲気が伝わってきます。
法人が掲げるビジョンのひとつである「満足度100%(職員&患者)」を実現する上で、職員の働きがいや満足度を100%にするためにも、職員相互で感謝や称賛を伝え合う取り組みは必要だと感じています。

感謝し合うことが「当たり前」の文化として定着させる他、様々な機能を活用して、組織にさらなるメリットを生んでいきたい。

-今後、THANKS GIFTを活用して実現されたいことなどがあれば教えてください。

神野 様:

短期的な成果を求めるツールではなく、1年・3年・5年と継続的に活用することで、感謝し合うことが「当たり前」の文化として組織のDNAに溶け込んでいく、そういった状態を目指しています。
THANKS GIFTのデータ活用の面では、現在は日々のトレンドや利用状況の把握・フィードバックにとどまっていますが、今後はより深くデータをドリルダウンし、改善施策に活かしていきたいと考えています。
また経営的な観点からは、定着率の向上や採用力の強化といった成果にも将来的につなげていきたいと考えています。
コンディションサーベイや離職予兆検知機能など、THANKS GIFTの機能を段階的に活用し、組織の健康状態を多角的に把握できる体制を整えていく予定です。

THANKS GIFTは、会社の理念を浸透させたい企業、本気で職員のことを考えたいという思いを持つ企業におすすめのツール

-THANKS GIFTは、どのような企業におすすめのツールでしょうか。

神野 様:

まず、会社の理念を形骸化させず、職員に本当に浸透させたいと考えている経営者・組織に強くおすすめしたいです。
THANKS GIFTでは理念に紐づいたオリジナルコインを設計できるため、日々のやり取りの中で自然と理念が意識されるようになります。
壁に貼るだけの理念ではなく、毎日の業務の中で体感できる理念へ変えていく力があると感じています。

また、本気で職員のことを考えたいという思いを持つリーダーにもおすすめです。
業務効率化には取り組んでいるものの、心理的安全性や承認欲求、他者貢献・仲間へのつながりといった「人間的な部分」に課題を感じている組織には特に有効です。
医療機関においては、多職種が集まる専門職集団であるがゆえに、縦割り構造になりやすい組織課題があります。多職種連携がうまくいかない、部署間のコミュニケーションが希薄だと感じている病院や施設にとって、THANKS GIFTは横のつながりを強化する非常に有効なツールだと感じています。

ただし、職場環境自体に課題がある場合は、ツール導入の前にまず職場環境そのものの改善が必要かもしれません。
THANKS GIFTは「衛生要因」(仕事における環境要因)をある程度整えた上で、「動機付け要因」(仕事における意欲要因)を良くしていくための仕組みとして効果を発揮すると考えています。
短期的な経営改善を求めるツールではなく、中長期的な組織づくり・文化醸成を本気で進めたいと考えている経営者にとって、強力な基盤となるツールだと思います。

-インタビューは以上です。本日は、インタビューにご対応いただき、弊社を評価いただけるコメントもありがとうございました。THANKS GIFTにより価値を感じていただけるよう、今後ともサポートいたします。

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