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サンクスカードの「4つの効果」と「2つの注意点」を紹介

サンクスカードの導入効果を最大化しつつ効率化するための方法を紹介

社内環境の見直しの一環として「サンクスカード」を導入する企業が増えています。
ただ、サンクスカードはやみくもに導入しても十分な効果を得ることは難しいです。
サンクスカードの導入効果を最大化するためには、どうすれば良いのでしょうか。
今回は、サンクスカードの導入効果を最大化させるための方法や効率化するためのポイントについて紹介します。

サンクスカードの4つの導入効果

サンクスカードとは、相手への日頃の感謝の気持ちを伝えるために贈るカードのことです。
サンキューカードやグッジョブカードなどと呼ばれることもあります。
サンクスカードを導入するとさまざまなプラスの効果を得られるとされ、多くの企業で活用されています。

社内コミュニケーションの活性化

人は小さなことでも褒められると嬉しくなるものです。
仕事中の気遣いや頑張りが他人から認められると、自然とモチベーションもアップします。
人から感謝されるとそれに対して、自分もありがとうの気持ちを返そうという意識が生まれます。
サンクスカードの導入によって社員同士が褒め合う文化がつくられ、コミュニケーションの活性化効果を見込めます。

チームワークの強化

サンクスカードを贈り合う文化が浸透していると、自然と社員同士がお互いのことを気にかけるようになるものです。
相手をよく見ることで相互理解が深まり、チームワークの向上が期待できます。
チームワークが向上すると意見交換の活発化やトラブルが起きたときへの対応力アップも見込めます。
サンクスカードの導入によって協力意識が育まれ、チームワークが強化されていくことがメリットでしょう。

離職防止

企業にとって他社への人材流出は避けたいリスクです。
優秀な人材が退職してしまうと、生産性が下がったり新規人材採用のためのコストがかかったりする原因につながります。
人材が退職してしまう大きな原因のひとつとして、「職場に自身の居場所を感じられない」ことが挙げられます。

会社への貢献を評価できる

職場で頑張っていてもなかなかスポットライトを浴びないこともありますが、その場合は「自分を見てくれる人はいない」「頑張っても評価されない」と自己肯定感が低くなってしまいます。
その結果、「この職場に自分の居場所はない」と感じ、退職を決めてしまうケースがあるのです。
サンクスカードを渡し合う文化があれば、日頃から「頑張りを誰かに見てもらっている」という満足感を得られます。
企業への貢献を認められることで意欲が向上し、働きやすさを感じやすくなります。
その結果、「この企業で頑張って働こう」とポジティブな気持ちが生まれ、離職防止や人材定着につなげやすくなるのです。

サンクスカードの効果を最大化させる方法

サンクスカードはただ導入するだけでは十分な効果を得られません。
サンクスカードの効果を最大化させるためには、いくつかのポイントがあります。
十分な効果を引き出すためにも、導入前にしっかりとポイントをチェックしておきましょう。

サンクスカードの導入目的を明確化させておく

どのような目的でサンクスカードを取り入れるのか、はっきりさせておきましょう。
目的を伝えず、ただ従業員に「感謝の気持ちを贈り合おう」と伝えても、困惑してしまうものです。
場合によってはサンクスカードを利用する人と利用しない人とで温度差が生まれ、職場内の空気が悪くなる可能性もあるでしょう。
このようなリスクを避けるためにも、サンクスカードはどのような目的があり導入したのか、きちんと従業員に説明する必要があります。

得られる効果や解決できる課題を伝える

導入によって得られる効果や解決できる課題についても伝えておくことがおすすめです。
従業員がサンクスカードの必要性をきちんと理解することで、より大きな効果を得やすくなるでしょう。

運用ルールを設ける

ルールを決めないままサンクスカードを導入した場合、従業員は「どのようなときに感謝の気持ちを伝えればいいのだろうか」「何人までにサンクスカードを贈って良いのだろうか」とさまざまな悩みを抱えてしまいます。
円滑にサンクスカードを活用するためには、前もってルールを決めておくことが重要なのです。
なかでも、「集計日」「利用枚数の目安」などはあらかじめ内容を決めておきたい要素といえます。
集計日は一定期間内にどれほどのサンクスカードが配られたのか把握するために必要です。
毎月の締め日を決めておき、その日に集計を行いましょう。
利用枚数の目安はサンクスカードの取り組みを長く続けるためにも決めておきたい要素です。
一定の期間内に何枚までサンクスカードを贈って良いのかなど、従業員が困らないように詳細を決めておきましょう。

サンクスカードの運用における注意点

サンクスカードは運用にあたり、注意すべきこともあります。

ノルマを課さない

無理に従業員同士でサンクスカードを贈り合うように誘導すると、その行為自体がノルマのようになってしまう可能性があります。
月に何枚以上サンクスカードを渡すなどの目標を掲げると、義務のように感じてしまう従業員もいるため注意が必要です。
このような場合、サンクスカードの贈り合いに喜びを感じられなくなる原因につながります。
あくまでもサンクスカードの贈り合いは自由であり、強制ではないことを説明しておきましょう。

従業員の負担にならないようにする

紙のサンクスカードを贈り合う場合、文章を考えたり相手に渡したりする手間や時間がかかります。
人によってはこれらの工程が負担に感じられることがあるため、気を付けましょう。
あらかじめテンプレートを用意しておくなど、従業員が気軽に利用できるように工夫することが求められます。

↓サンクスカード導入・運用時のよくある失敗について紹介した記事はこちら↓
サンクスカードの導入が失敗する原因と対策方法を紹介

サンクスカードを効率化させるためにはツールの活用がおすすめ

サンクスカードを贈るときに手間や時間がかかると、どうしても利用率が低下してしまう可能性があります。
サンクスカードを継続的かつ効率的に活用するためには、ツールの導入がおすすめです。
サンクスカードを手軽に贈り合えるアプリサービスなども提供されています。
パソコンやスマートフォンなどのデバイスから簡単にサンクスカードを送信できるものもあり、手軽さが魅力です。
アプリによっては、任意でインセンティブや社内ポイントなどのオプションを追加できるものもあります。
便利なツールを導入することで、サンクスカードをよりスムーズに社内に浸透させられるでしょう。

↓サンクスカードのオススメツールを紹介した外部サイトはこちら↓
サンクスカードツールの機能や特徴、比較ポイント、活用事例を紹介

サンクスカードを活用し、従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、サンクスカードの導入効果を最大化させるための方法や効率化するためのポイントについて紹介しました。
サンクスカードは、従業員のコミュニケーションの活性化や企業の理念浸透などに有効なツールですので、目的を明確にすることや定期的に運用を見直すことで改善していきましょう。

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