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サンクスカードのマンネリ化を防ぐ方法と成功事例を紹介

サンクスカードの運用がマンネリ化させないための運用方法と改善方法とは?

従業員同士のコミュニケーションを活性化させる目的としてサンクスカードを導入する会社が増えてきています。
しかし、「他の会社もやっているからとりあえずやってみよう」という気持ちだけで導入してしまい、失敗している企業も少なくありません。
サンクスカードをうまく活用するには、マンネリ化させないための運用方法を考えなければなりません。
今回は、サンクスカードを導入する際のポイントや効果的な活用方法などについて紹介します。

サンクスカードとは?

サンクスカードとは、相手に感謝を伝えるためのカードのことです。
サンクスカードのほかサンキューカードやグッジョブカード、ありがとうカードなどとも呼ばれています。
職場内コミュニケーションの活性化を目的としてサンクスカードを導入し始める会社が多く、実際に良い方向へ転じた事例も増えています。
たとえば東京ディズニーリゾートやザ・リッツ・カールトン、日本航空(JAL)などでは、従業員の素晴らしい行為を褒めたり感謝を伝えたりする形で取り入れられています。

↓サンクスカードの導入時の注意点や運用のポイントを紹介した記事はこちら↓
「サンクスカード」とは?導入方法と運用で気を付けるべきポイント

サンクスカードの運用方法

サンクスカードに決まったデザインフォーマットや活用方法はなく、どのようなカードをいつ使うのかは、会社によってさまざまです。
従業員が個々に用意したカードを使用する、相手の名前と感謝の言葉を書いたカードを直接相手に手渡す、カードを専用ボードなどに張りつける、サンクスカードを受け取った枚数を人事評価に取り入れるなど、企業によって運用方法は異なります。
最近では、紙ではなくデジタルのアプリやツール上でサンクスカードをやりとりする企業が多く、記入や送付、集計の手間が格段に効率化されます。

↓サンクスカードをデジタル化するメリットを紹介した記事はこちら↓
サンクスカードをデジタル・アプリ化するメリット、おすすめのツールを紹介

サンクスカードを導入するメリット

サンクスカードを導入することによって、以下のようなメリットがあります。

1.会社の雰囲気が良くなる

サンクスカードは従業員のモチベーションアップや社内コミュニケーションの活性化において有効的です。
小さなことでも誰かに褒められると嬉しい気持ちになります。
「自分のことを見てもらえている」といった自覚も芽生え、仕事の効率化やチームの親密度アップといった相乗効果も期待できるでしょう。
相手に感謝してもらえたことに対して、今度は自分が誰かに感謝したいといったギブアンドテイクの精神が芽生えるようになります。
今まで自分のために行動していた人も、チームのためや会社のために行動する機会が増え、会社全体の雰囲気を良くする効果を期待できます。

2.社内コミュニケーションが活発になる

サンクスカードがきっかけで会話のきっかけになり、社内コミュニケーションが活発になります。
部署内で感謝を伝えることは、以前もあったかもしれませんが、サンクスカードを使って感謝の気持ちを伝える行動を習慣化させると、部署や役職の壁を超えた交流が促進されます。

3.普段スポットライトが当たりにくい良い行いが可視化される

また、総務や経理などのバックオフィスメンバーに対してもサンクスカードが送られることによって、普段の仕事ぶりやチームへの貢献にスポットライトが当たるようになり、相互理解も向上します。

4.従業員の定着に繋がる

カジュアルにコミュニケーションを取れるのもサンクスカードのメリットです。
従業員同士のコミュニケーションが活発になった結果、社内の雰囲気が良くなり、従業員が働きやすい職場が出来上がります。
人間関係を原因とする離職が減り、人材の定着に繋がる効果も得られます。
上記のようにサンクスカードは、会社に様々な効果をもたらしてくれます。

↓サンクスカードの効果と注意点を紹介した記事はこちら↓
サンクスカードの「4つの効果」と「2つの注意点」を紹介

サンクスカードを導入することのデメリット

サンクスカードを導入しても、すぐに効果が出るわけではありません。
紙やアプリなど、どのような方法で運用するにしても、ある程度の時間が経たないと効果が出ないため、あらかじめ一定期間準備しておく必要があります。

また、ウェブやアプリなどで運用する場合は、導入コストやランニングコストがかかる場合があります。
紙ならコストも安く抑えられますが、集計なども手作業で行わなければならず、何かと手間がかかります。手書きが面倒だと感じる人もいるため、紙の運用は途中で行き詰まる可能性がが高いといえるでしょう。

サンクスカードの運用がマンネリ化する原因

サンクスカードの運用がマンネリ化する原因は、

  • 同じ人しかサンクスカードを送らない
  • 毎回同じ人同士でしかサンクスカードを送らない
  • サンクスカードをもらえない人が飽きて辞めてしまう
  • サンクスカードのやりとりを運用・監督する人/チームがいない

といった内容が考えられます。

特に、サンクスカードの導入目的が共有されていない、使い方や運用イメージがしっかり共有されていないなどの導入初期に問題があるケースが多く、マンネリ化させないためには導入初期が非常に重要です。

↓サンクスカードの導入時の失敗と活用方法を紹介した記事はこちら↓
サンクスカードの導入が失敗する原因と失敗させないための活用・運用方法を紹介

サンクスカードをマンネリ化させないための運用方法

サンクスカードは導入して終わりではなく、効果を長期的に維持するには、どのように運用していくかが重要なポイントです。
サンクスカードを導入した会社にとって課題となるのが運用のマンネリ化です。
最初はサンクスカードを使っていた会社でも、次第に面倒に感じてしまい、衰退していくことも珍しくありません。

1.サンクスカードのやりとりをノルマ化しない

サンクスカードがノルマみたいに感じられてしまうと、良い効果を得ることはできません。
サンクスカードの良い効果を持続するには、従業員が活用しやすい運用方法を整えることが大切です。
まずは従業員の負担にならないような運用方法を考え、サンクスカードを楽しく手軽に使えるように体制を整えましょう。

2.サンクスカードをオンライン化する

サンクスカードをオンラインで実施するのも一つの方法です。
紙のカードを相手に直接手渡すのが面倒、恥ずかしいという人でも、オンライン上でスタンプを押すなど手軽な方法を考えれば、運用しやすくなります。

3.サンクスカードの運用についてルールを定める

サンクスカードを継続的に運用していくには、社内ルールを事前に決めておくことも重要です。
例えば、毎月の最低利用枚数を設定するなど、ある程度の目標枚数を設定しておくと、継続的に行うことができます。
月10枚というように、社員の負担にならない範囲内での枚数を設定しましょう。

4.サンクスカードのやりとりを見える化する

サンクスカードを当事者同士だけではなく、他の従業員に見てもらうことも重要です。
従業員が目にしやすいところにサンクスカードを提示して内容を見える化すれば、「自分も頑張ろう」とモチベーションアップに繋がります。

5.サンクスカードの導入目的を明確にして伝える

そもそもサンクスカードをなぜ導入するのか、その目的を明確にすることも大切です。
単に「良さそうだから」という理由で導入しても意味はありません。
目的が明確になっていないと社員が困惑してしまい、職場の雰囲気が悪くなるといった逆効果となる可能性もあります。
サンクスカードを効果的に運用するためにも、導入する必要性や期待できる効果を事前に会社全体で話し合い、明確にしておきましょう。
会社全体で情報を共有すれば、従業員も一方的にやらされるという気持ちがなくなり、長期的な運用が可能になります。

↓THANKS GIFTを活用し、サンクスカードの運用に成功している企業事例はこちら↓
THANKS GIFT活用事例ページ

サンクスカードの運用がマンネリ時の改善方法

サンクスカードを導入すること自体は難しいことではありません。
最も困難なことは、サンクスカードを運用して継続的に維持していくことです。
サンクスカードをとりあえず導入しただけでは、最初は盛り上がっても、だんだんと活用されなくなり、確実に衰退していきます。
最初にルールを決めて導入したとしても、実際に運用を開始してみると、何かしらの問題が出てくるものです。

サンクスカードを会社に定着させるには、導入後の改善改良が必要不可欠です。
失敗が起きたときにそのままにせず、次の課題として試行錯誤しながら継続していくことで、会社にマッチしたサンクスカードの運用が出来上がります。
導入後の課題を明確化するためにも、モニタリングを実施しましょう。
サンクスカードの利用状況を管理者が定期的に確認することで、改善点を見つけやすくなり、効果を得やすくなります。

サンクスカード運用の成功事例

1.東京ディズニーリゾートのサンクスカード活用事例

東京ディズニーリゾートでは、サンクスカードの交換制度を設けています。
これは、いろいろな場面で努力した人に対して匿名で感謝の気持ちやほめ言葉を伝えるもので、現在では日常的に行われるほど組織内で定着しています。
さらに役員や幹部が素晴らしいおもてなし行動をしたキャストにサンクスカードを手渡し、定期的に開催されるパーティーやイベントに招待する制度もあります。

2.株式会社点天のサンクスカード活用事例

食品製造業およびキヨスク・百貨店等での物販を行っている従業員数200名以上を抱える株式会社点天では、『THANKS GIFT』でサンクスカードのやりとりを行っています。
点天社では、感謝を伝え合うことを会社の文化にしたいということでサンクスカードの活用を始めました。
実際にサンクスカードの運用を開始し、感謝を伝え合うことによって会話も着実に増えており、普段の会話もポジティブなコミュニケーションに変わっているとのことです。

3.株式会社ビイサイドプランニングのサンクスカード活用事例

求人広告をはじめ人材紹介・派遣事業を行っている株式会社ビイサイドプランニングでは、『THANKS GIFT』でサンクスカードのやりとりを行っています。
営業部門と制作部門の間のコミュニケーション不足や、それによって起こるトラブルなどを未然に防ぐためにサンクスカードを活用することに決めました。
部署が違ったり、リモートワークで働いている従業員同士のコミュニケーションがとりやすくなったこと、コアバリューの1つに「ありがとう」を掲げており、その一端を担っているなどの効果を感じているとのことです。

↓サンクスカードのオススメツールを紹介した外部サイトはこちら↓
サンクスカードツールの機能や特徴、比較ポイント、活用事例を紹介

THANKS GIFTを活用して、サンクスカードを送る方法

THANKS GIFTを活用してサンクスカードを送る方法

THANKS GIFTを活用してサンクスカードを送る方法としては、

  1. サンクスカードを送る相手を選択する
  2. 感謝や賞賛の内容を元にコインを選択する
  3. サンクスカードの内容を記入する
  4. 送信

の4つのステップで完了するため、サンクスカードを送る際の手間が少なく、使いやすいというお声を沢山いただいております。
送ったサンクスカードは、全社員に公開され、他の人であっても「いいね」や「コメント」を行えるため、2人だけのやりとりに閉じず、全社に対して良い影響を与えます。

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おすすめのサンクスカードツール「THANKS GIFT」

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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。

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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。

『THANKS GIFT』で、サンクスカードをマンネリ化させずに運用しよう

今回は、サンクスカードの運用をマンネリ化させない方法や導入企業の成功事例について紹介しました。
サンクスカードは、従業員のコミュニケーションの活性化や企業の理念浸透などに有効なツールですので、目的を明確にすることや定期的に運用を見直すことで改善していきましょう。

『THANKS GIFT』は、エンゲージメントを向上させる上で重要な理念浸透や社内コミュニケーションを活性化させる、Web社内報やサンクスカードなどの機能を搭載した社内コミュニケーションツールです。
『THANKS GIFT』を活用して、感謝や称賛のコミュニケーションを増やして、社内コミュニケーションを活性化させませんか?
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、従業員エンゲージメント向上の活動に活用できそうかご確認ください。

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