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職場での雑談の重要性と組織や従業員への効果とは?

職場での雑談の重要性と組織や従業員への効果とは?

仕事中に雑談をすることに、よいイメージを抱いていない人も多いのではないでしょうか。
職場によっては仕事とあまり関係のない内容の会話を禁止するなど過剰に対処しているところもあるでしょう。
しかし、職場や組織内において会話をはじめとするコミュニケーションは非常に重要や役割を担います。
今回は、コミュニケーションの一部である雑談について、その効果やポイントなどについて紹介します。

職場や組織内での雑談は必要

組織を管理している人の中には、雑談をどの程度まで許容してよいのか悩んでいる人も少なくないでしょう。
そもそも雑談が必要であるのか判断できないと考える人もいるのではないでしょうか。
結論をいうと、職場や組織内での雑談は必要不可欠で非常に重要なコミュニケーションです。
もちろん程度や内容により重要性や効果は変わりますが、雑談そのものを禁止したり、よくないものと決めつけたりすることは避けるべきです。
むしろ経営者やリーダーこそが積極的に雑談をすることで職場や組織の雰囲気、さらには業務へもよい影響をもたらすと考えられています。

雑談が必要な理由や職場での雑談の効果

それでは、なぜ職場や組織内での雑談は必要であり重要なものとなるのでしょうか。
その理由を雑談がもたらす効果とともに紹介します。

警戒心を薄め関係性を深める

人により他者への警戒心の強さは異なりますが、コミュニケーションを積極的にとる相手に対して警戒心を徐々にもたなくなることは間違いないでしょう。
特に日常の何気ないことや仕事に関わることでも立ち話などで気軽に話すことで、お互いの警戒心を薄め距離を縮められます。
こうして関係性を深めることができれば、より濃い内容の雑談へと発展することもあるのではないでしょうか。
心理的な壁がなくなり、組織全体の結束を強める効果も期待できます。

報告・連絡・相談が習慣化される

日頃から雑談をしておくと、何気ない会話の中から業務に関する報告・連絡・相談も行えるようになります。
特に立場が下の人は上の人に対して報告や相談をしづらいと感じる人は少なくありません。
日常的な雑談がそうしたハードルを下げ、気軽に相談などができるようになります。
上司やリーダーなども部下の心の内を把握しやすくなり、指導や教育の改善などにもつなげやすくなるでしょう。

インプット・アウトプットにより思考や発想が柔軟になる

雑談は相手からの情報をインプットし、自分の頭の中の情報をアウトプットする作業を気軽に行えます。
頭の体操にもなるので、特に会議の前などに行うとよい効果をもたらしてくれるでしょう。
インプットとアウトプットの繰り返しは思考や発想を柔軟にします。
よいアイデアの創出にもつながり、イノベーションがうまれるきっかけにもなるかもしれません。
また、頭の中にあることを言語化する能力も身につくでしょう。
職場や組織全体でコミュニケーションをさらに活性化することにもつながります。

問題点や解決方法が見出しやすくなる

雑談からうまれやすくなるのは商品のアイデアだけではありません。
社内における問題点も浮き彫りになりやすくなります。
他者がどのような点に不満を抱いているのかを知るきっかけとなるためです。
その問題・課題の改善や解決の方法も見出しやすくなるでしょう。
コミュニケーションの乏しい組織では何事もトップダウンになりがちです。
適度な雑談が行われる職場では立場にかかわらず意見を発信しやすくなるため、組織の活性化や業務改善などに直結する方法が見出しやすくなる効果が得られるのです。 #ストレスの緩和や発散へとつながる 他者とのコミュニケーションはストレスを緩和させる効果も期待できます。
多くの人が、悩みや相談、不満や鬱憤などを他者に打ち明けることでストレスが和らいだ経験をもっているのではないでしょうか。
組織内で雑談できるような環境が整っていれば、そのようなストレスを緩和させることができ、多くの従業員がより業務に集中できるようになるでしょう。
不満などが溜まりやすい職場は離職率も高く、業務効率もよくありません。
雑談ができる組織は従業員のエンゲージメントを高める効果も期待できます。

職場での雑談の効果をアップさせるポイント

雑談は組織にとって重要であり、あらゆる効果をもたらしてくれます。
しかし、単に雑談すればよいというものでもありません。
より効果をアップさせるために意識すべきポイントを整理しておきましょう。

無理に結論づけることは避ける

雑談では、自分と他者の意見や価値観がぶつかり合うことも珍しくはないでしょう。
その際に無理に結論を導き出すことは避けるべきです。
雑談は時間も短く、そもそもベストな結論を導き出すための会議などとは異なります。
無理に結論づけようとすると、しばしば上の立場の人の意見や価値観が正しいという決着になりがちです。
それでは部下などのストレスは溜まる一方でしょう。
雑談したいと思わなくなる可能性が出てきてしまうため、意見が一致しない限り強引に結論づけることは避ける必要があります。

お互いに共感することが重要

雑談で重要な点は、お互いへの共感を示すことです。
時にはネガティブな発言が飛び出したり暗い内容になったりすることもあるでしょう。
その際に相手の感情や状況などを否定してしまうと、雑談の効果が薄れてしまいます。
あくまでも雑談であることを心に留め、アドバイスなどを与えるにしても一度共感することが求められます。

プライベートに入り込みすぎない

相手がプライベートなことを積極的に開示するのであれば、それに対して共感やアドバイスすることは問題ないでしょう。
しかし、そうではない状況で相手のプライベートに対して執拗に質問したり探ったりする行為はNGです。
職場での雑談にすぎない点は、常に意識する必要があります。
関係性が壊れたり、場合によってはセクハラやパワハラへとつながったりする恐れもあるので注意しなければいけません。

雑談と業務のメリハリを意識する

雑談は、あくまでも雑談です。職場や組織内における重要なコミュニケーションの一つではありますが、雑談だけでは業務を進めることはできません。
雑談はあくまでも業務を効率化させ組織を活性化させるためのきっかけとなるものです。
会議や実務への切り替えを意識し、馴れ合いの組織となってしまわないようメリハリをつけることも徹底しましょう。

雑談はテレワークやリモートワークでも効果あり

テレワークやリモートワークと呼ばれる、出社不要の働き方も浸透してきています。
しかし、オフィスで偶然出くわすなどの機会が減ったため、コミュニケーションの課題も指摘されています。
画面をリモートでつないだ瞬間に会議が始まり、会議が終わった瞬間に画面が消えてしまえば、より雑談する機会は奪われてしまうでしょう。
上司やリーダーなどが、積極的に雑談を盛り込むことを意識してみてはどうでしょうか。
画面越しであっても雑談の効果は十分に期待できます。
会議前や後の何気ない会話を意識することで関係性が深まり、従業員のエンゲージメントやモチベーションのアップにもつながるでしょう。

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今回は、コミュニケーションの一部である雑談について、その効果やポイントなどについて紹介しました。
社内コミュニケーションは、生産性や従業員の定着に大きな影響を与えるため、会社としても支援や対策を行っていきましょう。

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