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地方における人手不足の現状や原因、対策方法を紹介

地方における人手不足のデータでの現状と原因、対策方法について紹介

事業を継続させるためには、従業員の活躍が不可欠です。
現在、日本では売り手市場の時代が到来し、企業側ではなく求職者側が仕事を選びやすい状況です。
人手不足は全国の企業でみられますが、なかでもその影響が大きいとされるのが地方です。
なぜ、地方の企業では人手不足が深刻化しているのでしょうか。
そこで今回は、地方における人手不足の現状や原因、対策方法について紹介します。

地方における人手不足の現状のデータ

地方では深刻な人手不足に悩まされている企業も多いです。
データをもとに、その理由を紹介します。

中小企業基盤整備機構は、全国の中小企業の経営者を対象に「人手不足に関する中小企業への影響と対応状況」というアンケートを実施しました。
その結果、73%もの企業が人手不足を感じていると回答しています。
また、データによるとその半数以上が深刻な課題であると回答していることがわかりました。
今後ますます人手不足は深刻化することが予想されており、企業にとって人材確保は大きな課題となっています。
地方企業はさまざまな取り組みによって、人材を確保・定着させることがさらに急務となることが予想されます。

地方の企業が人手不足に悩まされている原因

人手不足に陥ってしまう主な原因には、以下のようなものが挙げられます。

1.大都市への人口集中

東京などの大都市に人材が集中し、地域によっては労働力人口が減少しています。
加えて、「採用が思うようにできない」ことも原因のひとつです。
会社の所在地にいる求職者の数がそもそも少なければ、それだけ採用も難しくなります。
特に競合企業が多い場合は人材の獲得競争が激化しやすく、採用活動が厳しいものとなるでしょう。

2.採用活動にコストをかけられない

採用活動を行う際は、紙面やWeb上に求人広告を掲載するなどそれなりの費用が発生するものです。
ただ、中小企業の場合はこうした採用にかかる費用を捻出できない場合があります。
その結果、思うように採用活動を行えず、いつまでも人が集まらない状況になってしまうのです。

3.従業員の離職が多く発生している

働き方が変化するなかで、より良い条件や自分に合う仕事を求めて転職する人も増えています。
地方においてもこれは同様であり、ほかの企業の職場環境や働き方に魅力を感じた従業員は転職してしまうケースがあります。
そのため、環境整備や教育制度などに投資をしない企業は、人材採用においてほかの企業に遅れをとってしまうことが考えられるでしょう。
人材が集まる企業と集まらない企業の二極化が進んでいます。

4.採用活動に時間を投資できていない

インターネットが普及した現代は、誰でも簡単に情報の発信・閲覧を行えるようになりました。
それにともない、従来のような自社サイトや紙媒体への求人掲載だけではなく、採用方法も多様化しつつあります。
たとえば、SNSを通じて企業側から積極的にアプローチを行うといった手法を採用しているケースもみられます。
このような時代に合わせた採用活動を行うことで、優秀な人材を獲得できる可能性があるでしょう。
反対に、新しい人材採用のスタイルを導入できない企業は、人材獲得が難しくなっていく可能性があります。

↓人手不足が深刻化する原因と対策について紹介した記事はこちら↓
人手不足が深刻化する原因や対策、企業の課題を解消する方法とは?

人手不足が企業に与える影響

企業は人材がいるからこそ業務を果たすことができ、事業活動を続けることができます。
人材不足の状態が長期化した場合、企業運用にさまざまな問題が生じるため注意が必要です。

たとえば、「事業の縮小」を余儀なくされるケースもあります。
人手不足の状態が長引くと、必然的に業務を担当する人の数が少なくなります。
それにともない、処理できる業務量も減ってしまうのです。
残っている従業員が一丸となって業務を行ったとしても、どうしても一人ひとりの能力や体力には限界があります。
その結果、従業員の人数に合わせて事業規模を縮小しなければならない場合があるでしょう。

また、長期の人手不足は「離職者を増やす」原因にもなり得ます。
人手が足りないと、どうしても残った従業員への業務負担が大きくなるものです。
すると、従業員にストレスや疲労がたまっていきます。
このような状況が続いた場合、限界がきて離職につながるリスクがあるため注意が必要です。
続々と離職者が出た場合、さらなる人材不足を招くおそれがあるでしょう。

↓人手不足倒産が発生する原因と対策について紹介した記事はこちら↓
人手不足倒産とは?黒字企業でも発生する原因とその対策を紹介

地方での人手不足を解消する対策方法

企業が人手不足を解消するためには、しっかりと対策を講じる必要があります。
どのようなことに留意すれば良いのか、ポイントを見ていきましょう。

1.働きやすい職場環境・労働条件を整える

人手不足を解消するためには、既存社員を他社に流出させないことが重要です。
離職リスクをきちんと把握し、その解決策を実行することが求められます。
従業員が抱えている悩みや職場への不満を洗い出し、より快適に働けるよう環境を改善していくことが大切です。
いきいきと働きやすい環境に整えることで、従業員が定着化しやすくなります。

環境が整備されれば、生産性の向上も見込めるようになるでしょう。
すると、業績がアップして企業そのもののイメージ向上にもつなげられる可能性があります。
企業のイメージがアップすれば人材も集まりやすくなり、結果として人手不足の解消にもつなげられるでしょう。

2.採用活動の手法を見直す

インターネットによる情報の発信・収集が盛んな現代は、インターネット上で採用活動を進めるケースも増えています。
Web上での書類選考や動画面接などを取り入れることで、応募者の幅を広げることができます。
時代やターゲットに合わせて柔軟に採用方法を変えていくことが大切になるでしょう。

3.ITツールを活用して生産性を上げる

ITツールを活用することによって、業務効率や生産性を向上させられる場合があります。
これにより、個々の従業員への業務負担を減らすことができるでしょう。
たとえば、業務の自動化を図れるRPAや、業務連絡を円滑化させるチャットツールなどを導入することも一案です。
便利なツールを活用することによって従業員の疲労やストレスがたまりにくくなり、離職リスクの低減を期待できます。

人手不足の原因を解消し、従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、地方における人手不足の現状や原因、対策方法などについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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