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ピアボーナス制度導入にあたってのおすすめサービスを紹介
新たな人事評価制度として、高く注目されている「ピアボーナス」。
ピアボーナスはアメリカでは広く浸透しており、日本でも中小・ベンチャー企業などで導入が進んでいます。
ピアボーナスとは、一体どのようなものなのでしょうか。
今回はピアボーナスの概要や導入するメリット、サービス導入時の比較ポイントについて紹介します。
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もくじ
ピアボーナスの意味
ピアボーナスは新たな人事評価制度の一つで、「Peer(同僚)」と「Bonus(報酬)」を組み合わせてつくられた言葉です。
具体的には「従業員同士で報酬・感謝の気持ちを送りあう」という仕組みを指します。
従来のボーナスというと、上司やマネージャーが日頃の成果を査定する流れが一般的ですが、ピアボーナスでは同僚同士で評価を行うことが大きな違いであり、特徴として挙げられます。
また、評価の対象にも大きな違いがあります。
通常ボーナスは「仕事に対する成果」が主な評価対象であるのに対し、ピアボーナスは「日常のなかでの助け合いや良い行動」が評価対象です。
なお、ピアボーナスにおける報酬は、社内コインやポイントなどが使われるケースが一般的で、これらをスマートフォンアプリやチャットなどのツールを通じて、評価や感謝とともに相手に送る流れになります。
ピアボーナスは仕事の成果ではなく日頃の行動に対して焦点を当てるため、自然に「お互いを褒めあう文化」をつくれることが強みだとされています。
ピアボーナスを導入すれば、普段は接する機会の少ないほかの部署の人や、細かな気配りでサポートしてくれる人にも、気軽に感謝の気持ちを伝えられる仕組みが作れます。
↓ピアボーナスのメリット・デメリット、事例について詳しく紹介した記事はこちら↓
ピアボーナスとは?メリットデメリット、成功・失敗事例を紹介
ピアボーナスが注目されている理由
ピアボーナスが注目されている理由には、以下のようなものが挙げられます。
1.テレワークの普及
テレワークは災害時や緊急時でも経済活動を進められることが強みです。
遠隔地にいても仕事ができるため、通勤時間の削減やワークライフバランスの充実など、さまざまなメリットがあります。
その一方、テレワークは直接顔を合わせる機会が減り、オンライン上でのやり取りがメインになることが難点です。
これにより従業員同士のコミュニケーションが減り、意思の疎通がうまくいかない、ミスが増えるといったリスクが高まることが懸念されています。
こうした状況下においても、ピアボーナスを導入すればチームの連携を強められます。
積極的に従業員同士で褒めあう文化をつくることで、チームの結束力を高められるでしょう。
2.人事評価制度の見直し
時間外労働の削減や雇用形態における待遇差など、従業員がより働きやすい環境を整えるよう企業は改善を求められています。
それに伴い、人事評価制度も改善する必要があります。
長時間働いている人、残業をしている人が頑張っていると評価するのではなく、目標に対する姿勢や成果を公平に評価する制度が求められています。
こうしたシーンにおいて、ピアボーナスは職場全体からの評価を可視化できることがメリットです。
現場にいない上司が見落としがちな日頃の頑張りや成果が、同僚の評価によって可視化されます。
その結果、より公正な人事評価を行いやすくなります。
ピアボーナスのサービスを導入するメリット
ピアボーナスを導入すると、以下のようなメリットがあります。
1.コミュニケーションの活性化
ピアボーナスは大掛かりな人事評価ではなく、日頃の小さな行いに対して評価を行うインセンティブ制度です。
従業員同士で感謝の気持ちや言葉を送る仕組みをつくることで、他人のポジティブな面に着目しやすい環境を整えられます。
運用後、従業員同士の結束が強まり、コミュニケーションも活発化しやすくなります。
その結果、信頼関係が生まれ仕事も円滑に進めやすくなることが期待できます。
2.社内風土の改善
従業員同士の結束が強まると、そのぶん業務上のチームワークも良好になります。
すると、仕事が終わっていない同僚を助けたり、仕事に役立つ知識を共有し合ったりするなど、社内環境がより良いものになっていきます。
こうした従業員同士の関わりが企業風土に変化をもたらし、改善につながっていくことが期待できるのです。
社内の雰囲気を根本から変えていきたい場合は、ピアボーナスの導入を検討するのも効果的でしょう。
3.従業員のモチベーション向上
ピアボーナスを通じて報酬を得ることで、従業員の「もっと頑張ろう」という意欲を引き出せます。
また、誰かに感謝される、評価されるという仕組みによって、従業員の承認欲求を満たすことが可能です。
その結果、中長期的なモチベーションの維持につなげられます。
4.従業員の定着
企業にとって優秀な人材の流出は避けたいものです。
そもそも人材が辞めてしまう原因は、給与や労働条件に対して不満を持っていることが多いとされています。
これを踏まえると、給与や労働条件を改善し、仕事に対する満足感を与えることが人材流出を防ぐキーポイントといえるでしょう。
ピアボーナスは見落とされていた日頃の頑張りや良い行いに焦点が当たり、「頑張っても誰も評価してくれない」「正当に評価されていない」と感じていた従業員の不満を解消できます。
働きぶりが評価されることで承認欲求が満たされ、会社への不満が減り、結果として人材の囲い込みに役立てられます。
↓ピアボーナスツール導入のメリット・デメリットを詳しく紹介した記事はこちら↓
ピアボーナス導入でのメリット・デメリット、運用のポイントを紹介
ピアボーナスのサービスを導入する際の選定ポイント
企業がピアボーナスを導入する際、ツールを活用するケースが多くみられます。
たとえば、従業員同士で感謝のメッセージとともに報酬を送れるツールや、グループで課題を設定して褒めあう機能が搭載されているツールなど、さまざまなものがあります。
ピアボーナスの効果を十分に引き出すためには、自社に合うサービスを選定することが重要です。
選定時にはどのようなところに着目すれば良いのか、ポイントを見ていきましょう。
まず、選定時のポイントには「サポート」が挙げられます。
ピアボーナスのように新たな取り組みを企業に浸透させるには、それなりの時間と手間がかかります。
その際、従業員がきちんと仕組みを理解できるよう、サポートが充実していると安心です。
不明点をしっかりと解消できるようなサポート体制が整っているサービスを選ぶと良いでしょう。
さらに、「機能」を比較することも重要になります。報酬やメッセージを送るだけではなく、ツールによってさまざまな機能が搭載されています。
たとえば、グループ内で掲示板をつくれるもの、チャット機能が備わっているものなどです。
自社がどのような機能を求めているのか、あらかじめ条件を洗い出しておくことがおすすめです。
ツール選定のポイントを元にピアボーナスのツールを導入しよう
今回は、ピアボーナスが注目される背景やピアボーナスのツールを導入するメリット、ツールを導入する際の選定ポイントを紹介しました。
従業員全員が使うツールだからこそ、利用目的や利用イメージを明確にした上で自社に合うツールを選定しましょう。
エンゲージメントクラウドの『THANKS GIFT』では、サンクスカードやチャットの機能を通して、従業員の感謝や称賛をきっかけに社内コミュニケーションを活性化させたり、理念浸透に繋げていくことが可能なサービスです。
サービス紹介資料をダウンロードして、自社の従業員エンゲージメント向上の活動に活用できるか確認してみてください。
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