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従業員の退職前の兆候と早めに検知する方法を紹介
福利厚生を充実させ、働きやすい環境を作っていても、優秀な従業員や新入社員に突然退職されてしまうこともあります。
人材の流出を防ぐためには、労働環境の充実も大切ではありますが、何より会社側と従業員との間におけるコミュニケーションが重要です。
そこで今回は、退職を考えている従業員が示しがちな兆候を紐解き、それをいち早く検知して従業員の退職を未然に防ぐ方法などについて紹介します。
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もくじ
退職前の従業員が示す兆候
転職をしようか考えるタイミングでは、従業員の雰囲気や行動に兆候が見て取れることがあります。
普段からコミュニケーションを密に取れている場合は、上司も気付きやすいですが、そこまでコミュニケーションが取れていない場合は、小さな変化に気づけない可能性も高いです。
以下のような兆候が見られた場合は、退職を考えている可能性があるかもしれません。
- オフィスに出社する際に、カジュアルだった服装からスーツなどが増えている
- 部内の会議での発言が少なくなる
- 午前中のお休みや午後の早退が増える
- 部下への指導や同僚との議論が減る
- 部内のイベントを何度も欠席する
- 上長との1on1の際にあまり顔を合わせなかったりよそよそしい態度を取る
- 落ち込んでいたり悩んでいるような態度を取る
- 仕事のミスが増える
悩んでいるときは、それが行動や顔に出るものです。
人によって異なりますが、何か悩んでいそうであれば遠慮せずに相談に乗ると声をかけましょう。
退職前の兆候を検知する方法
退職前の兆候を検知する方法は大きく2つあります。
1.組織サーベイツールの活用
組織サーベイツールで、個人の回答結果を閲覧できるツールであれば、個人の回答の推移を確認できます。
これまでの回答結果と比べて悪化している場合は、何かしら変化があったと考えられますので、フォローを行いましょう。
組織サーベイによっては、個人の回答の推移と最新のアンケート回答結果を閲覧できるため、誰がどのようなフォローを行えば良いかがわかりやすくなっています。
2.1on1の実施
定期的な1on1でメンバーの悩みを何でも相談できるような関係性にある場合は、非常に有効です。
何か困っていそうなことがあれば、遠慮せずに助けになれることはないかを聞きましょう。
少しの違和感を見過ごしてしまうと数ヶ月後には退職している可能性もあります。
従業員の離職を防ぐためには個人のフォローだけでは不十分
従業員の離職の予兆を検知し、フォローすることを繰り返すだけでは、離職の原因の解決にはならず、同じことが繰り返されます。
重要なことは、従業員が離職を考える原因となったものを解決することです。
組織サーベイツールなどを活用して、自社の組織の課題を把握し、優先順位を付けて解決の取り組みを行なっていくことが重要です。
従業員が定着・活躍できる組織を作ろう
今回は、従業員の離職の兆候や兆候を検知するための方法などについて紹介しました。
今後はさらに労働力人口が減少していくため、採用難易度も上がるため、ますます従業員の定着や活躍を支援することが求められます。
自社の課題を定期的に把握し、改善の取り組みを行なっていきましょう。
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