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ワークアズライフとは?意味や目的、取り組み内容を紹介
社員の仕事の効率が悪くなっている、離職率が高まっているとお悩みではありませんか。
職場の雰囲気を変えて、社員の結束力や仕事へのモチベーションを高めたいなら、ワークアズライフを導入してみてください。
今回は、ワークアズライフとは一体何か、導入する意味や取り組み内容について紹介します。
ワークアズライフを実施して、職場の雰囲気を改善していきましょう。
もくじ
ワークアズライフとは?
ワークアズライフとは、仕事とプライベートを分けない働き方のことです。
仕事とプライベートの境目がハッキリとしない、フリーランスのような働き方が非常に近いといえるでしょう。
従来では仕事とプライベートをしっかりと分けるべきだと推奨されてきましたが、メディアアーティストの落合陽一氏が提唱したことで注目が集まっています。
仕事とプライベートを分けるワークライフバランスと混同されがちですが、ワークアズライフはプライベートとの線引きをしないのが最大の特徴だといえます。
ワークアズライフを導入する目的・効果
ワークアズライフを取り入れる魅力の一つとして、仕事に対するストレスが溜まりにくいということが挙げられます。
仕事とプライベートを一体化、仕事を自分の趣味にしてしまう方法なので、労働に時間を費やしているという意識が薄くなります。
人は労働に自分の時間を取られているのだとひとたび感じてしまうと、仕事に対するやりがいやモチベーションが低下してしまうものです。
自分が好きでしているという気持ちで仕事に当たっていると、モチベーションを保ちやすく、仕事の効率を上げることができるでしょう。
ワークアズライフは離職率を下げるのにも一役買います。
長期休暇が終わると、離職率が上がるという職場は少なからずあります。
どうして長期休暇でリフレッシュしたはずなのに離職者が出てしまうかというと、出勤日が迫るにつれて労働に対する負の感情が湧き上がってきてしまうためです。
あまりにもプライベートと仕事の線引きがされ過ぎていて、プライベートを満喫すればするほど、社員は嫌な労働から逃げ出したくなってしまいます。
長期休暇明けでもすぐに仕事に取り掛かってもらえるよう、普段から仕事にやりがいを感じてもらえるような支援を行ったり、環境を作ることが重要です。
ワークアズライフを取り入れる際の注意点
ワークアズライフは仕事とプライベートの境目をなくす方法なので、取り入れるときは休日労働にならないように注意しなくてはいけません。
たとえば、休日に仕事の連絡をしたり、業務に就かせたりするのは避ける必要があります。
連絡や業務以外で仕事に触れてもらうには、社員が趣味の一環として仕事に関する勉強ができるように体制を整えることが大事です。
社員が自由に利用できるセミナー・学習教材などを用意しておけば、各々が休暇を利用して取り組めるようになります。
社員のスキルアップに役立つだけでなく、業務効率を上げるのにも繋がります。
将来のために自己のスキルを磨きたいと考える社員は多いので、学べる環境を整えるのは社員の満足度向上を図る手段としても有効です。
ただ、会社が用意した教育のコンテンツやセミナーは、業務時間に含むことが多いですので、企業側ができることは、あくまでも従業員の方が自発的に自分の好きな勉強ができるように金銭的に支援するといった範囲になります。
ワークアズライフを取り入れる方法
ワークアズライフを取り入れる際は、社員がいつでも自由に見られる社内情報を発信するのも一つの手です。
社訓や業務に関する目標、業界に関わるニュースなど、社員が確認したくなる情報を配信しておくと、プライベートでも仕事との接点を持たせやすいでしょう。
社員が休日も何気なく楽しめるコンテンツを用意しておくことで、休暇明けもスッと業務に馴染めるようになります。
また、休暇明けに業務に支障が出ないように、社員が休んでいる間の社内のやり取りは可視化できるようにしておきたいところです。
どの業務が誰に割り振られていて、どのような進捗状態にあるのかを、一目で確認できるシステムを導入しましょう。
休み中に進捗状態を確認できれば、自分のやるべきことが明確になるので、休暇明けに仕事に戻る際も漠然とした不安を抱えなくて済むようになります。
ワークアズライフを取り入れるなら、コミュニケーションツールは必須
ワークアズライフを取り入れるなら、コミュニケーションツールを利用するのが手っ取り早いといえます。
上記で挙げたセミナー・教材・社訓といった情報配信も容易なうえに、職場の仕事の進捗状態を確かめやすくなります。
誰から誰に仕事を割り振ったのか、誰が確認したのかが直ぐに確認できるようになるでしょう。
また、コミュニケーションツールを取り入れると、伝え漏れや確認ミスが起こるリスクが少なくなるため、生産効率を上げるのにも役立ちます。
社員のモチベーションを維持しづらい、離職率がなかなか下がらないと悩んでいる職場こそ、コミュニケーションツールの導入は検討した方が良いでしょう。
ワークアズライフを実施するために、コミュニケーションツールを導入する際は、誰でも簡単に扱えるシンプルなものを導入するのがおすすめです。
簡単なものでないと職場に浸透しにくく、休日に気軽に使ってもらうことが難しくなります。
どの年代にも扱いやすいコミュニケーションツールで、かつオープンなツールを用意しましょう。
特定の人達だけにしか閲覧できないようにしてしまうと、人間関係のトラブルが起こりやすくなります。
良好な職場環境をつくるためにも、不穏分子はあらかじめ取り除いておく必要があります。
コミュニケーションツールを導入する際はマニュアルを作成しよう
ワークアズライフは取り入れにくいと思われがちですが、実はそんなに難しいものではありません。
仕事とプライベートをハッキリと分けなければ良いだけなので、プライベートの時間で仕事との接点をつくるのもワークアズライフだといえます。
そのため、コミュニケーションツールを導入するのは、仕事とプライベートの境界線をなくすのに有効な手段でしょう。
とはいえ、コミュニケーションツールを導入する際にはマニュアルを作成し、社員を休日労働させないような制度を整えておく必要があります。
気軽に連絡ができる環境ができてしまうからこそ、休日に連絡はしない・返信を迫らないなど、休日の連絡が義務付けられてしまうことがないように決めておかなければなりません。
制度をきちんと整えてからコミュニケーションツールを導入し、ワークアズライフを実施すれば、施策が失敗するリスクを最小限に抑えることが期待できます。
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ワークアズライフを導入し、従業員が定着・活躍できる組織を作ろう
今回は、ワークアズライフとは一体何か、導入する意味や取り組み内容について紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。
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