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理念浸透サーベイとは?測定内容や活用方法、効果的な施策を紹介
あなたの会社の企業理念はどの程度浸透していますか?
従業員の企業理念の浸透度合いを把握できている会社は非常に少ないのではないでしょうか。
企業理念がない会社、企業理念はあるけれども言葉が一人歩きしている、理念浸透に向けた取り組みは行っているけれども浸透度合いは分からないという企業がほとんどだと思います。
今回は、企業理念の浸透度合いを測定する理念浸透サーベイの内容や活用方法、理念浸透に効果的な施策などについて紹介します。
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もくじ
理念浸透サーベイとは?
理念浸透サーベイとは、組織における「企業理念の社内浸透度」と「企業理念を浸透させるために必要な内容」について定量的に把握するためのサーベイです。
組織全体やチームごとに会社の理念がどの程度浸透しているかを定量的に表示し、企業理念浸透に効果のありそうな項目を把握することで施策の実行を後押しします。
理念浸透度合いは、どうしても感覚値になってしまい、従業員にどの程度浸透しているのかが分かりにくいという問題をサーベイを活用することによって解決します。
【関連記事】:企業理念とは?内容や導入のメリットを徹底解説!
理念が浸透している状態とは?
理念が浸透している状態とは、従業員が企業理念に共感し、企業理念に即した行動を行えている状態です。
多くの企業では、企業理念を実現するために推奨する行動を行動指針にまとめて、行動指針の実行度で行動が行えているかを判断します。
企業理念に共感するだけでは不十分で、企業理念に沿った動きを従業員全員が行えることが重要です。
【関連記事】:企業理念とビジョンの違いとは?MVVを定める際の重要な3つのポイントを紹介
理念浸透サーベイで見える化する内容
理念浸透サーベイを活用し、見える化・定量化する内容は、下記のようなものがあります。
(企業理念に関する質問)
- 企業理念への共感度合い
- 会社が企業理念への発信しているか
- 企業理念や行動指針に即した行動を行っているか
- 仕事を通じて社会に貢献できている実感を持てているか
- 会社は社会貢献活動を行っているか
(企業理念浸透に紐づく施策や行動に関する質問)
- チームの上司や部下と上手くコミュニケーションが取れているか
- チームの同僚と上手くコミュニケーションが取れているか
- チームを超えたコミュニケーションは取れているか
- 仕事にやりがいや充実感を感じられているか
- 会社は十分に会社の情報を発信しているか
- 仕事場は、安全かつ安心して取り組める環境であるか
- 上司は仕事の成果を適切に評価しているか
- 会社は必要な教育や支援を行っているか
- 業務量は適切か
- 怪我や病気などはないか
- 心理的な不安やストレスはないか
【関連記事】:組織サーベイ・診断の設問項目や結果の分析、施策の立案方法を紹介
理念浸透サーベイの活用方法
理念浸透サーベイの主な活用方法について紹介します。
1.会社全体、部署ごとの理念浸透度合いを把握する
まずは、会社全体として理念浸透度合いがどの程度なのかを把握します。
その次に部署やチーム単位で理念の浸透度合いを確認し、理念浸透が上手くいっている部署とそうでない部署の違いについて考察を行います。
2.過去の結果からの推移を把握する
理念浸透を強化する取り組みを実施して、過去から理念浸透度合いがどの程度変化しているのかを確認します。
過去からの推移で理念浸透の度合いが高まった際、低くなった際の原因について考察します。
3.理念浸透と相関が強い取り組みを把握する
理念浸透度合いと各種設問の結果を相関係数で、相関度合いを分析します。
必ずしも因果関係があるかは分かりませんが、特定の設問のスコアを向上させることによって、理念浸透度合いが高まる可能性がありますので、施策の優先順位付けに役立ちます。
【関連記事】:理念浸透にツールを活用するメリットや効果、オススメのサービスを紹介
理念浸透させる施策・方法
理念浸透に効果的とされている施策や方法の一例を紹介します。
企業理念の意味や背景について説明する
企業理念を文字として覚えてもらうのではなく、どういう背景でその理念を策定したのかを詳しく説明することで、従業員は企業理念に込められた意味を理解できます。
企業理念が正しく伝わり、正しい方向で取り組んでもらうためにも必要です。
企業理念や行動指針をカードに記して携帯してもらう
企業理念や行動指針は、一度の説明ではなかなか浸透しません。
常に目に入る場所に置いておき、ふとした時に見返せるようにすることで、徐々に記憶に定着していきます。
↓理念浸透のメリットや方法、事例を紹介した記事はこちら↓
理念浸透とは?メリットや方法、ツール、企業事例まとめ
組織サーベイを活用し、理念浸透の活動に活用する方法
企業理念の浸透度合いの測定に特化したサーベイではなく、通常の組織サーベイでも理念浸透の取り組みに活用できます。
企業理念に関する「共感」と「実行」に関する設問を追加し、その質問を持って浸透度合いを測るとともに、他の設問との相関係数を測定することで、企業理念の共感に効く施策と企業理念の浸透に効く施策をそれぞれ抽出できます。
理念浸透に活用したいツール「THANKS GIFT」
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。
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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
『THANKS GIFT』で理念浸透を仕組み化させた企業事例
整骨院・エステサロンを運営する株式会社くまのみ様(従業員数:163名)では、店舗を拡大させ組織をより強化していくタイミングでTHANKS GIFTを導入いただきました。
サンクスカードや社内掲示板の機能を活用し、感謝や賞賛を伝え合うことを会社の文化にするとともに、企業理念を浸透させる仕組みとして活用しています。
今後も会社が成長を続ける中でも、理念についての発信をし続け、理念を全体に浸透させていきたいと考えています。
↓株式会社くまのみ様のTHANKS GIFT活用事例はこちら↓
THANKS GIFTで理念浸透を仕組み化。今では感謝や賞賛を伝えることが会社の文化に。
理念浸透サーベイを活用し、企業理念の「共感」「浸透」をより強化しましょう
今回は、企業理念の浸透度合いを測定する理念浸透サーベイの内容や活用方法、理念浸透に効果的な施策などについて紹介しました。
理念浸透度合いを定量化することによって、部署ごとの傾向を把握できる、効果的な施策を見つけられるなど、その後の取り組みに非常に有用です。
理念浸透度合いの把握と浸透の取り組みの両方を行うことで、従業員に理念がより浸透していきます。
『THANKS GIFT』は、その会社の企業理念やスローガンに即したアクションに対して、従業員同士で感謝や賞賛の声掛けを相互で行うことができるサービスです。
『THANKS GIFT』を活用して企業理念やスローガンを浸透させて、従業員全員で同じ方向を向いて取り組める組織を作りませんか?
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、理念浸透の取り組みに活用できそうかご確認ください。
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