THANKS GIFTを通じて「ポジティブ」な雰囲気作りを期待

株式会社JETCHOP
株式会社JETCHOP
業種
布地及び服飾品のプリント・刺繍加工及び製造販売
従業員数
14名

代表取締役 / 中島由規 様

その素早い対応を生かし、Tシャツやパーカーだけでなく様々な服飾品へのオリジナルプリント加工・刺繍を行っている株式会社JETCHOP。今回は、THANKS GIFTの導入目的や、懸念点、今後の運用目標などについてお話を伺いました。

 


コミュニケーションの活性化を図るべくTHANKS GIFTの導入を決意

-まず、現在の課題についてお聞かせください。

JETCHOP様:

まず、従業員同士のコミュニケーションが一番の課題です。

部署によってフロアが分かれており、他部署との接点がありません。またチャットツールも使用していますが、業務連絡のみで雑談が生まれることも少ない状態です。

さらに、コミュニケーションが消極的だと自主性も見られなくなるのではと考えています。以前は活発な意見を求めるため、定期的にミーティングを行っていましたが、報告会のような形で終わってしまうことが多くありました。

そろそろ従業員が自主的に意見を出してくれるようになれば良いなと思っています。

次に製造部の評価が難しいという課題もあります。

弊社の業務は至ってシンプルなのですが、生産効率を上げるための工夫などが見えづらく、気づいても口頭で褒めて終わってしまうのが現状です。

従業員の頑張りを全体に周知できる仕組みづくりを行う必要があると感じています。

そして、幹部が従業員を評価することはあっても、従業員同士が評価し合うことはないことも課題と言えます。

そのために個人を知ること、その取り組みを見えるようにすることは重要だと考えています。

THANKS GIFTを利用することで、ともに働く仲間たちに対し興味を持つきっかけになれば良いなと思います。

また、個人が持っている知識やテクニックも共有できれば、会社としても利益になると考えています。

 

-THANKS GIFT導入にあたって懸念点はありますか。

JETCHOP様:

「どこまで活性化できるのか」というところですね。以前福利厚生で商業施設利用の割引などを導入したのですが、一部の従業員しか利用してもらえませんでした。

稼働率を上げるためにも、まずは「なぜこのシステムを導入するのか」というところを従業員が理解してくれたら良いですね。

そのためにプロジェクトチームを作り、従業員自らが自発的に気付くような仕組みを作りたいです。

もうひとつは、「どこまで定着するか」という点でしょう。従業員が自発的に活用してくれるようになったら、こちらとしては大満足です。

長期的に見て、システムの「活用・定着・自走」をセットで考えていきたいですね。参加率100%を目指し、会話の内容も「雑談2:仕事8」を理想としています。

 

プロセスや「仕事の姿勢」の可視化にも期待

-これまで実施してきた取り組みについてお聞かせください。

JETCHOP様:

コミュニケーションの活性化のため、ミーティングはもちろん、社員旅行などを行っています。

現在はコロナウイルスの影響により中断していますが、ミーティングのあとには食事会も行っていました。しかし遅い時間になってしまうことから、消極的な従業員もおり、そういう方も含めて参加できるコミュニケーションの場が欲しいと思っています。

また、従業員のプロセスをTHANKS GIFTで可視化できるようになれば、様々な観点での評価が可能になると思います。

たとえば、営業部でも数字で見えない部分の仕事ぶりが重要な場合が多くあります。

弊社は1点からの加工注文も可能なのですが、たとえ1点の注文でも真摯な対応から、部活動やサークルのオリジナルウェアを代々ご注文いただけるような、長期的な関係性を築くきっかけにつながることもあります。

数字で確認できるデータももちろん大切ですが、数字に表れないような「仕事への姿勢」を可視化できれば嬉しいですね。

 

目指すはリスペクトしあえる関係性の構築

– THANKSGIFTを導入することで、どんなゴールをイメージしていますか?まずは従業員のマインドという側面についてお聞かせください。

JETCHOP様:

ほかの従業員の「良いところ」が目につくようになっていってほしいと思っています。

今は欠点や失敗談は出てきますが、「この人のここが良い」というところがなかなか出てこないですね。そのため、ネガティブで終わるのではなく、「ここが欠点だけどここは良いよね」というように変わっていってほしいですね。

また、小さい「ありがとう」が見える化できれば、今よりも周りに意識が行くようになると思いますし、見方を変えれば自己アピールの機会にもなると思います。何より、積極的に何かをする雰囲気作りができれば、自発的な意見や提案が出やすくなるのではないでしょうか。

現在は「黙々と」「コツコツと」業務をしていくような社風ですが、それは大切にしつつ、もっと活発に発言できるようになってほしいです。そうやってポジティブな雰囲気を作り出せたら、社員のモチベーションにもなるのではないか、と期待しています。

 

コミュニケーションの活性化から社風の周知へ

-行動という側面ではどんな変化を期待しますか?

活発な声掛けが発生するようにしていきたいです。従業員の働き方や頑張りに素直に「ありがとう」「おめでとう」と言い合えるポジティブな雰囲気作りをしたいですね。

さらに、THANKS GIFTで具体的に行動が見えるようになれば、産休・育休などで休職中の社員でも社内の動きが見えるようになったら復帰後もスムーズになるのではと考えています。

また、社風やカルチャーも周知しやすくなるはずです。特に社員採用の際のミスマッチを軽減できれば、社員の定着率の向上につながるでしょう。

コミュニケーションに留まらず、様々なことのきっかけになっていくことを期待しています。

 

-本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!