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社内ポイントの企業と従業員のメリット・デメリット、成功事例を紹介
「社内ポイント」って聞いたことはあるけれどもどのようなメリットや効果があるのかが具体的に分からないという企業も少なくないことと思います。
今回は、社内ポイントを導入することで組織と従業員双方にどのようなメリットがあるのか、そして社内ポイントを導入した企業の成功事例を紹介します。
<30秒で読める!この記事の要約まとめ>
- 社内ポイントとは、従業員同士や会社から感謝・称賛に応じて付与されるポイントで、既存の評価制度を補完する仕組みとして活用される
- 導入メリットは、コミュニケーション活性化・理念浸透・モチベーション向上・離職率低下など組織・従業員双方に及ぶ
- デメリットとして、企業側は運用コストや不正リスク、従業員側は心理的プレッシャーや制度への不信感が生じる可能性がある
- 成功事例として、社内SNS活用による部署横断コミュニケーションの促進、理念と連動したポイント付与による行動習慣化、感謝し合うことでのモチベーション向上が挙げられる
もくじ
社内ポイントとは?

社内ポイントとは、従業員の感謝や称賛の対象の行いに対して従業員同士で贈ったり会社から贈られるポイントのことです。
ポイントのやり取りやポイント交換の仕組みを作ることで、感謝や称賛されるべき取り組みが他の社員に共有され、その人のモチベーション向上に繋がったり、コンピテンシー(行動指針)を促進する仕組みづくりにもなります。
企業の現状の評価制度でカバーできない内容を、社内ポイントによって補填するような形で活用することが多いとされています。
【関連記事】社内ポイント制度とは?仕組みとメリット、導入事例を紹介
社内ポイントを導入することによるメリット・効果

社内ポイント制度を導入する上で、どのような取り組みに対してポイントを付与するかの設計次第ではありますが、次のようなメリット・効果を期待できます。
- 社内コミュニケーションの活性化
- 会社の理念浸透
- 行動指針(コンピテンシー)の浸透
- 従業員のモチベーション向上
- 離職率の低下
- 感謝や称賛を日頃から行う文化の醸成
そのため、ただの評価制度や賞与と同じ考え方ではなく、組織づくりの観点で導入する企業が多いとされています。
【関連記事】社内ポイントを活用した福利厚生の仕組みや導入の効果を紹介
社内ポイントの企業と従業員のデメリット
企業のデメリット
- 運用コストと工数の増大:社内ポイントの付与、交換、集計などに担当者の工数が割かれます。
- 不正リスクと形骸化:ポイント獲得を目的にした不正な利用や、形骸化して制度が機能しなくなる恐れがあります。
- 税務・会計上の複雑さ:ポイントの付与内容によっては「給与」とみなされ、源泉徴収が必要になるなど税務上の注意が必要。
- 評価基準の設計難易度:公平なポイント付与基準を設けないと、特定の部署や職種・人に有利・不利が生じ、かえって不満を招く可能性があります。
従業員のデメリット
- 心理的プレッシャー:「制度を活用しなければならない」という意識が負担になり、本来の業務に集中できなくなる場合があります。
- 業務への悪影響:高い評価を得やすい仕事ばかり選んだり、ポイント目的の行動に終始したりして、本来の目的が蔑ろになるリスクがあります。
- 理解の難しさ:給与連動方式などに比べ、ポイントの算出根拠や価値が分かりづらいと感じる社員も少なくありません。
- 利用の限定:ポイントの交換先が魅力的でない、あるいは使い方が不明確な場合、利用意欲が低下してしまいます。
社内ポイントを活用している企業の事例

実際に社内ポイントを活用している企業の事例をいくつか紹介します。
社内コミュニケーションが活性化した事例
社内ポイントを導入したA社では、感謝・称賛したいと思った他の従業員の取り組みを投稿できるような社内SNSを導入し、そこに投稿するとともに他の社員も見られるようにしました。
徐々に様々な部署での投稿が増えて、通りすがりでの会話や雑談が増えたことでチーム内の雰囲気が良くなっただけでなく部署を超えた社内コミュニケーションが活性化しました。
会社の理念や行動指針が浸透した事例
B社では、自社の理念や行動指針を体現した取り組みに対して社内SNSで投稿し、ポイントをやり取りするような仕組みを作ったところ、従業員が日頃から理念や行動指針に即した言動を行うようになり、理念や行動指針が浸透し、従業員の取り組みが習慣化することで文化として根付いたとのことです。
従業員のモチベーションが向上した事例
社内ポイントを従業員同士でやり取りできるようにしたC社では、ポイントをもらえることよりも他の従業員から感謝されたり褒められることによって、モチベーションが向上し、仕事にも意欲的に取り組むようになったり、積極的に仲間のための支援や指導を行うようになったとのことです。
【関連記事】おすすめの社内ポイントツール・比較ポイントを紹介
社内ポイントに関するよくある質問
社内ポイントに関するよくある質問と回答を紹介します。
Q. 社内ポイントは通常の評価制度や賞与とどう違うのですか?
通常の評価制度や賞与は上司や会社が一方的に査定・付与するものですが、社内ポイントは従業員同士で感謝や称賛をきっかけに贈り合える点が大きな違いです。 日常業務の中で見落とされがちな貢献や行動を可視化・共有できるため、既存の評価制度では拾いきれない場面を補完する仕組みとして機能します。 組織づくりや文化醸成の観点から導入する企業が多いのもそのためです。
Q. 社内ポイントを導入すると、具体的にどのような効果が期待できますか?
社内ポイントの導入により、部署を超えたコミュニケーションが生まれやすくなり、職場全体の雰囲気改善につながります。 また、会社の理念や行動指針をポイント付与の基準と紐づけることで、従業員が日常的に理念を意識した行動をとるようになり、自然な形で組織文化として定着していきます。 さらに、金銭的な報酬とは別に「感謝される・認められる」という体験がモチベーション向上や定着率の改善にも効果をもたらします。
Q. 社内ポイント制度のデメリットや注意点はありますか?
企業側の観点では、ポイントの付与・管理・景品手配などに担当者の工数が発生するほか、評価基準が曖昧だと特定の人や部署に有利・不利が生じ、かえって不満を招くリスクがあります。 従業員側では、制度を使わなければならないというプレッシャーや、ポイント獲得を目的とした本末転倒な行動が生まれる可能性もあります。 こうしたリスクを防ぐためにも、公平で明確なルール設計と定期的な運用見直しが欠かせません。
Q. 社内ポイント制度を長く定着させるためのコツはありますか?
制度を形骸化させないためには、導入目的を社内に丁寧に伝え、従業員全員が「なぜこの制度があるのか」を理解した状態でスタートすることが重要です。 また、ポイントの交換先や使い道を魅力的に設計することで、従業員が継続して活用したいと感じる仕掛けをつくることも効果的です。 運用後も活用状況を定期的に確認し、マンネリ化や不正の兆候がないかをチェックしながら柔軟に改善していく姿勢が、制度を長く機能させる鍵となります。
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今回は、社内ポイントの仕組みや導入するメリット、事例を紹介しました。
社内ポイントは、社内コミュニケーションの活性化、理念・行動指針の浸透、従業員のモチベーション向上など組織と従業員双方に対してメリットが大きいため、自社の組織に導入してみてはいかがでしょうか。
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