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シャッフルランチとは?効果や制度の内容例を紹介
社内のコミュニケーションを活性化させることは、人間関係を良好にするとともに業務の円滑化につながります。
社内のコミュニケーションを活性化させる方法は様々ありますが、オススメしたいのが、シャッフルランチです。
今回は、シャッフルランチとは何か、その効果や企業が実施している制度の内容などについて紹介します。
もくじ
シャッフルランチとは?
シャッフルランチとは、部署に関係なくさまざまな社員が同じグループで一緒にランチをとることです。
会社にいる間はどうしても同じ部署の人と一緒に昼食を食べるなど、ランチタイムのメンバーは固定されやすい傾向があります。
シャッフルランチは、あえて違う部署の社員とランチタイムを過ごすことで、普段は交流がなかった人との新たなつながりも期待できます。
シャッフルランチの発案者といわれているのは株式会社サイバーエージェントで、同社では社員だけでなく役員や代表までランチタイムに加わることもあります。
サイバーエージェントの場合は、支給される食事代の上限は社員1人あたり2500円と、ランチの費用は会社が支給するなど、福利厚生の一環として実施されている企業もあります。
シャッフルランチで得られる効果
シャッフルランチは、普段なかなか接点が持てない部署の人とも交流できる場を提供してくれるため、知る機会がなかった他の業務への理解が深まります。
ランチタイムという緊張がほどけた時間を一緒に過ごすことで、業務のコミュニケーションもとりやすくなります。
役員や代表が加わることができれば、普段とは違う距離感で接することで様々な会話ができ、普段とは違った一面を見ることができるかもしれません。
その点、シャッフルランチは昼食の時間を利用するということで、夜に開催する懇親会などに参加できない社員も気軽に楽しむことができます。
シャッフルランチを実施する際のポイント
シャッフルランチを楽しいコミュニケーションの場にするためのポイントをいくつか紹介します。
- 社内で実施する際は、予めお弁当を発注しておく
- お弁当を注文する前にアレルギーや食べられないものを把握しておく
- 支払いは可能な限り、一括で代表者が払う
- シャッフルランチのメンバーは、部署や役職に偏りが内容にする
- お話しするテーマを用意したり、コンテンツを用意するなど話すきっかけを用意する
- オフィス内で実施する場合は、打ち合わせや面接などに迷惑にならないように行う
少し細かいですが、事前の準備ができていなければ、お話しできる時間が短くなったり、結局はいつものメンバーと話してしまうといったことになるので、注意しましょう。
シャッフルランチを制度化する前の注意点
シャッフルランチを制度化する前に、あらかじめ決めておきたいことや注意点があります。
ランチタイムに支給する予算を決める
社員1人あたりの上限を決め、できればこの時点で支払い方法も決めておくとスムーズに制度化が図れます。
普段、給与とともに食事手当てを支給している会社は、あらためて支給方法や金額を見直すのもいいかもしれません。
せっかくさまざまな部署の社員とランチタイムを過ごすのですから、話がまったく弾まないのは逆効果になります。
話すテーマの設定、ファシリテーターのお願い
話題になるテーマを決めておくとともに、できれば場をまとめられるようなリーダー的な社員をグループに入れておきましょう。
ただし、ここで注意しておきたいのはグループ参加が苦手な社員への配慮です。
初対面の相手でも話すのが好きな人もいれば、人前で話すのが苦手な人もいます。会話を無理強いするなどしてシャッフルランチが負担になってはいけませんので任意参加にするなどといった配慮も必要です。
ユニークなシャッフルランチの事例
シャッフルランチについて説明してきましたが、実際はどのような制度で行ったらいいか迷う企業もあるでしょう。
そこで、企業が実施しているユニークなシャッフルランチとして「株式会社メルカリ」と「クックパッド株式会社」、「こねヒト株式会社」の3社を紹介します。
株式メルカリのシャッフルランチの事例
会社が一括で支払う完全な後払い制度を導入しているのが株式メルカリです。
まず、食事の後は社員の代表が店のレシートにサインをし、帰社後は用意された管理シートに利用店や金額などを記載して提出します。
そして、店から発行された請求書と照合して支払うというシステムです。
このシステムの導入で、社員によるランチ代の立て替えや個別に精算をする手間が省けています。
クックパッド株式のシャッフルランチの事例
クックパッド株式会社は、レシピを提供するサービスを運営している会社ですが、自社に用意されたキッチンでレシピを元に料理を作り、感想を交換し合うというルールで行われています。
これは自社の業務に直結しているうえに、毎回新鮮な話題が期待できそうですよね。
こねヒト株式のシャッフルランチの事例
最後のこねヒト株式会社では、毎月第2と第3、第4月曜日をシャッフルランチの実施日としています。
組み合わせや人数はさまざまで、たまに役員とのランチタイムもあります。
社員同士の横のつながりも大切ですが、普段なかなか話す機会がない役員や経営陣が加わるのもユニークな制度です。
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今回は、シャッフルランチ実施のメリットや制度化する際の注意点、事例などを紹介しました。
職場のコミュニケーションは会社の業績や組織を良い方向にも悪い方向にも影響を及ぼす非常に重要なものですので、シャッフルランチを実施したり、コミュニケーションツールを導入するなど投資をしていきましょう
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