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上司にお礼や感謝の声掛けをする際の伝え方や内容例を紹介

上司にお礼や感謝の声掛けをする際の伝え方や内容例について紹介

スムーズな業務遂行のためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。
上司にお礼や感謝の声掛けをする際も、ちょっとしたテクニックを知っておくだけで良好な関係構築に役立ちます。
今回は、上司にお礼や感謝を伝えるタイミング、効果的な伝え方、具体的な内容例について紹介します。

上司にお礼や感謝を伝える適切なタイミング

お礼や感謝は、その場ですぐに伝えるのが基本です。
仕事の進め方についてアドバイスをもらった場合は、「勉強になります。ありがとうございました」「自分では○○が足りないことに気が付けませんでした。ありがとうございました」など、一言を添えると、より感謝が伝わりやすくなります。
仕事が立て込んでいるときも、必ずお礼や感謝を伝えるようにしましょう。
お礼を伝えるときは、長々と話をする必要はありません。
「○○課長、先ほどの件、ありがとうございました。クライアント様にも無事納得いただきました」など、感謝と共に、案件の進捗なども報告できるとスマートです。

感謝は伝えすぎるということはないので、その場ですぐに感謝の気持ちを伝えたからと言って、それで終わりではありません。
帰宅前にもう一度「○○部長、本日は本当にありがとうございました」と改めてお礼を伝えることで、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。
お礼を言えることは、挨拶ができることと並んでビジネスシーンでは重視されます。
好印象をもってもらうテクニックでもあるので、お礼や感謝はこまめに伝えていくのがおすすめです。

上司に対して効果的にお礼や感謝を伝える方法

お礼や感謝を伝えるときは、相手の目を見て、はきはきと伝えることも大切です。
何か作業をしているときに上司から話しかけられた場合は、必ず手を止めて、相手の方に身体を向けて受け答えをしましょう。
会話が長く続くときは、「ありがとうございました」だけを繰り返すのではなく、「お力添えのおかげです」「ありがたく感じております」など、言葉にバリエーションを持たせることで、単調な印象を払拭することができます。

お礼や感謝は、その場ですぐに伝えるのが基本ですが、改めて伝えるときはメールの活用も効果的です。
上司にメールを送るタイミングがあれば、本来の用件だけでなく、「先日は○○の件でご助言いただき、誠にありがとうございました。大型案件を受注できたのも、○○部長のおかげです」などの文面を加えてみてもいいかもしれません。
感謝の気持ちを伝える方法は直接的な「声掛け」、間接的な「メール」の2つがあります。
相手も自分の時間があれば直接的な声掛けがベストですが、繁忙期などは、なかなかお礼のタイミングが掴めないこともあるでしょう。
そんなときは、メールも上手に取り入れることで、効果的に伝えることができます。

上司に仕事をフォローしてもらった際のお礼や感謝の伝え方

仕事をフォローしてもらったとき、業務のアドバイスをもらったときは、「感謝」と「結果」を意識して伝えましょう。

例文:先ほどは稼働テストに立ち会っていただき、ありがとうございました。
ご指摘いただいた不具合はすぐに修正を加えました。

例文:○○チーフ、先日は資料の確認をしていただき、ありがとうございました。
こちらの提案で商談を進めて行けそうです。

上司のフォローやアドバイスがどのような結果につながったのかを報告することで、ただお礼を伝えるだけでなく、仕事の成果をアピールすることにもつながります。
ただし、フォローやアドバイスが、いつも良い結果につながるとは限りません。
上司に協力してもらった案件を失注してしまうこともあるでしょう。
そんなときは、「感謝」「結果」「原因」の3つの構成で伝えてください。

例文:○○社様の案件では、商談同行もしていただき、ありがとうございました。
誠に残念ながら、昨日、競合他社のシステムを導入するとのお返事がありました。
システム自体は高評価でしたが、競合他社は導入コストが約半分でおさまったようです。
せっかくご協力いただいたのに、このような結果になり、大変申し訳ありません。
まだ、商談中のお客様も数社ありますので、引き続きご支援いただければ幸いです。

思ったような結果にはつながらなかったとしても、感謝の気持ちを伝えることは大切です。
失注した場合は、上司も理由を知りたいはずなので、必ず原因も伝えるようにしましょう。

上司にトラブル対応をしてもらったときの伝え方

トラブル対応で助けてもらったとき、クレーム処理を引き継いでもらったときは、「謝罪」と「感謝」を意識して伝えましょう。

例文:品質トラブルでは大変ご迷惑をおかけしました。
○○課長がバックアップ体制を整えていただいたおかげで、すべて納品が間に合いました。
本当にありがとうございました。

例文:電話でクレーム対応をうまく処理できず申し訳ありませんでした。
適切な対処の仕方がわからなかったので、引き継いでいただき本当に助かりました。

仕事にミスやトラブルはつきものです。
上司に助けてもらったり、引き継いだりした際は、はじめに謝罪の言葉を述べることがポイントです。
自分に非がなかったとしても、「上司の手を煩わせたこと」に対して謝罪することで、そのあとに続く感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
「謝罪」と「感謝」を同時に伝えるときは、明るすぎる口調では反省が見られないため、落ち着いたトーンで話すとよいでしょう。

上司にお礼や感謝の声掛けの効果をさらに高める方法

声掛けの効果をさらに高める方法は2つあります。

1.第三者を介して感謝を伝える

本人に感謝を伝えるだけでなく、同僚や先輩にも「助けてもらって感謝している」ことを話します。
自分が上司を慕っていることが徐々に広がっていくと、自然に相手の耳にも届きます。
第三者の口から感謝の思いを聞くことは、誰でもうれしいものです。
素直に感謝の気持ちを表現されると、「また助けてあげよう」「協力したい」と思ってもらいやすくなり、良好な関係の構築が期待できます。

2.手紙やちょっとしたギフトを添えて感謝を伝える

お礼や感謝は目に見えづらいため、言葉にしてもなかなかわかってもらえないことがあるかもしれません。
そんなときは、感謝を見える化することでお礼の声掛けの効果をさらに高められます。
渡すものは高価なものではなく、手ごろなカードやお菓子で構いません。
日頃お世話になっている人がいる場合は、言葉以外の感謝の伝え方を探してみましょう。

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今回は、上司にお礼や感謝を伝えるタイミング、効果的な伝え方、具体的な内容例について紹介しました。
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