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貯まった社内通貨や社内ポイントの活用方法や効果を紹介

貯まった社内通貨や社内ポイントの活用方法や活用効果について紹介

企業で独自に設ける制度にはさまざまなものがありますが、従業員の成果や特定のアクションによりポイント等が付与される制度を取り入れる企業も増えてきています。
福利厚生の一環として活用する企業もあり、導入を検討している企業もあるのではないでしょうか。
今回は、従業員が貯めた社内通貨や社内ポイントの活用方法や活用効果について紹介します。

社内通貨や社内ポイントとは?

社内通貨や社内ポイントは、従業員が企業内の業務で一定の成果・成績をあげたり、他の従業員に対して賞賛や感謝を伝えた際に、定められた規定に沿って与えられる金銭や具体的な景品とは異なるインセンティブです。
従業員はこれらを貯めることができますが、文字通り、基本的には社内でしか活用できない通貨やポイントとなります。
ポイントそのものを他の従業員へと送る制度を設けている企業もあり、その仕組みは特に限定されません。
各企業が独自に導入する制度のため、呼び名も活用方法もさまざまです。

↓社内ポイント制度について紹介した記事はこちら↓
社内ポイント制度とは?仕組みとメリット、導入事例を紹介

社内通貨や社内ポイントの活用方法

従業員が仕事に精を出し貯めた社内通貨や社内ポイントの活用方法には、さまざまな種類やパターンが考えられます。
多くの企業が取り入れている活用方法を紹介しましょう。

寄付

SDGsの関連団体への寄付などに活用する方法が考えられます。
社内通貨や社内ポイントを消費した従業員が直接恩恵を受ける活用方法ではないものの、寄付や社会貢献に対する意識の醸成に役立ちます。
こうした意識の向上は、企業への貢献意識の高まりにも寄与するでしょう。
精神的な満足感も得やすいため、従業員の意識改革を行いたいと考える企業にはおすすめの活用方法の一つです。

↓SDGs推進について紹介した記事はこちら↓
SDGs推進を社内に浸透させるための取り組み例を紹介

ギフト券や商品券への交換

例えば、Amazonギフト券への交換を可能とする活用方法もあります。
多くの商品を取り扱っているショッピングモール系ECサイトのギフト券や商品券と交換できれば、社内でしか通用しない通貨やポイントを現金と同様の役割を持つものへと換えられます。
従業員が社内通貨やポイント付与の制度そのものの意義を実感しやすく、ポイントを稼ぐモチベーションの向上にも役立つでしょう。
その際、幅広く活用できるギフト券や商品券を選ぶとともに納得できる交換率を実現する点が重要であり、導入の際の課題の一つとなります。

景品への交換

ギフト券などではなく、直接景品と交換する制度も考えられます。
景品交換に関するサービスやシステムを活用し、貯めた社内通貨や社内ポイントを好きなアイテムへと交換可能です。
カタログギフトの中から選ぶイメージと捉えるとよいでしょう。
多くの従業員が好むアイテムを豊富に取り揃えていなければ意味がありません。
この点に注意し、景品交換サービスを選択・導入する必要があります。
従業員の年齢層や趣味嗜好などにもフォーカスしながら制度を整えることが重要です。

↓カフェテリアプランについて紹介した記事はこちら↓
カフェテリアプランとは?導入メリットや選定ポイントを紹介

資格取得やセミナーへの参加

業務に役立つ資格の取得やセミナーへの参加に活用可能な社内通貨や社内ポイントを付与するのもよいでしょう。
自己研鑽や自己啓発につながる活用方法であれば、それが企業の成長や業務の効率化にも繋がりやすくなります。
ただし、従業員のそもそもの意識の高さが求められる活用方法である点には注意しなければいけません。
資格取得やセミナーへの参加を強制する形では、逆に従業員のモチベーションが下がる可能性が考えられます。
社内通貨などの導入や活用方法は、あくまでも従業員の気持ちや意欲を優先することが肝要です。

↓職能資格制度について紹介した記事はこちら↓
職能資格制度とは?メリット・デメリット、職務等級制度との違いを紹介

社割としての利用

自社製品の購入や自社提供のサービスの利用に、社内通貨や社内ポイントを活用するケースもあります。
貯めた社内通貨やポイントの使用により社割の代わりとしたり、あるいはすでに導入されている社割制度に対して、社内通貨やポイントを使うことでさらにお得に購入・利用することなどが可能です。
この活用方法を導入する場合は、社割で利用可能な商品やサービスが魅力的でなければいけません。
景品への交換等と同様に、従業員のニーズへの考慮が求められます。

オフィス内設置型の飲食物と交換

福利厚生の一環として、従業員がお菓子や飲み物、食事などを安く手にできるシステムを導入している企業もあるでしょう。
貯めた社内通貨や社内ポイントを、そのような飲食物と交換できる活用方法もあります。
飲食物を無料で提供している場合には活用が困難ですが、安くても有料で提供しているケースであれば活用価値が生まれるはずです。
他の活用方法と比較して少ないポイントから交換可能なため、社内通貨や社内ポイントの付与・獲得システムを試験的に導入したい企業にとっては、特に取り入れやすい活用方法となります。

↓社内設置型福利厚生の内容やメリットを紹介した記事はこちら↓
社内設置型の薬やお菓子、食事等の福利厚生の内容・メリットを紹介

社内通貨や社内ポイントの活用を促進させるメリットや効果

社内通貨や社内ポイントの制度を導入し活用を促進させる効果について考えます。
従業員にもたらされるメリットが、企業にとってのメリットにもなる点が重要です。

1.生産性の向上やイノベーションの促進

社内通貨や社内ポイントの活用方法が従業員にとってニーズが高く満足度がアップするものであれば、日々の業務に対する姿勢も変わります。
よい意味での競争も促されるため、生産性の向上やイノベーションの促進効果も生まれるはずです。
生産性アップやイノベーション促進は、企業の売上や利益の拡大にも大きく貢献するでしょう。

2.賞賛や感謝の習慣化

社内通貨や社内ポイントを他の従業員への賞賛や感謝によって獲得できる制度を導入している場合、他者への賞賛や感謝などの行為の習慣化が可能です。
システムによってはチャットやメールで手軽に伝えられるため、実際に言葉として表現することに抵抗感を持つ人も減らせるでしょう。
賞賛や感謝する方もされる方も気分が高揚し、それが社内で拡散されることにより企業文化として徐々に定着します。
ポイントなどを活用し他者への賞賛や感謝が自身に返ってくることを実感すれば、よりその効果が高まり持続しやすくもなるはずです。

3.コミュニケーション能力の向上

賞賛や感謝はコミュニケーションがなければ成り立ちません。
言葉で伝える習慣は、コミュニケーション能力の向上にも寄与します。
良好な人間関係の構築や、立場や役職により生じやすい壁を取り払う効果も生まれるでしょう。
業務に関する報告や連絡、相談などもしやすくなるため、大きなトラブルを未然に防ぐ効果も得られます。
社内通貨や社内ポイントの活用を促進させることは、コミュニケーションを行うことの喜びや重要性への気づきに直結します。

4.満足度やエンゲージメントの向上

社内通貨やポイントが活用可能な制度は、仕事の成果に対するインセンティブが明確であり他者からの感謝も得られやすくなるため、多くの従業員は居心地のよさを感じるはずです。
企業に対する満足度やエンゲージメントの向上にもつながります。
満足度やエンゲージメントの向上はモチベーションアップをもたらし、また、離職率低下のメリットも得られるでしょう。

↓福利厚生の提供内容例について紹介した記事はこちら↓
福利厚生の提供内容23例と内容を決める際のポイントを紹介

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今回は、従業員が貯めた社内通貨や社内ポイントの活用方法や活用効果などについて紹介しました。
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