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辞めて欲しくない人が辞めてしまう。その原因と対策とは?

辞めて欲しくない人が辞めてしまう。その原因と対策とは?

会社にとって長くいて欲しい人材が辞めてしまう事態となり、困っている企業も少なくないでしょう。
辞めて欲しくない人が辞めるのにはそれなりの理由がありますので、理由を把握し適切な対処を行うことが必要です。
今回は、辞めて欲しくない人の特徴や辞めて欲しくない人が辞める原因と対策などについて紹介します。

辞めて欲しくない人の特徴

会社にとって辞めて欲しくない人の特徴は、大きく分けて3つあります。

1.仕事ができる人

仕事ができる人は、同じ仕事量を行う場合に他の人より早いスピードでこなし、業務を効率良くこなすことができます。
会社から求められているミッションに確実に応え、成果を出せる人です。
また、仕事を行ううえで他の人が持っていない専門的なスキルを有しており、周りから頼りにされていたり重宝がられていたりする人も仕事のできる人といえます。

2.真面目で誠実な人

真面目で誠実な人がチームにいるだけで、チーム全体の士気が上がります。
真面目で誠実な人は仕事を確実にこなすので、上司からも厚い信頼を得ていることが多いです。
チームにとってなくてはならない存在といえるでしょう。

3.チームのムードメーカー的な存在の優しい人

このような人は、コミュニケーション能力にも長けており老若男女を問わず仲良くできるので、社内だけでなく取引先などからの評判も良い傾向があります。
このような人がいることで業績に良い結果をもたらしたり、チーム全体の雰囲気を良くしたりすることも少なくありません。

辞めて欲しくない人が辞める原因

辞めて欲しくない人が辞める原因は、大きく分けて5つあります。

1.業務量が他の人より多い割に正当な評価がなされていない

仕事ができる人は他の人に比べて効率良く業務をこなすことができます。
同じ時間仕事をしていても、仕事ができる人はできない人の何倍も多くこなすことも少なくありません。
しかし、他の人より多く仕事をこなしているからといって、それが正当に評価されないこともしばしばです。
他の社員と同等の報酬しかもらえない場合や業務量に比例した報酬がもらえない場合、それが不満となって蓄積していきます。
また、仕事量が多い状態が続いて疲労が蓄積することも退職を招く原因の一つになりえるでしょう。

2.今の会社だと将来のキャリアが描きにくい

仕事ができる人ほど自分の将来性についてよく考えていて向上心が高く、仕事を行っていく中で今より成長していくことを望んでいます。
しかし、会社の業績や事情によっては、いくら優秀な社員がいたとしても昇進や昇格につなげられない場合もあるでしょう。
その結果、自分が出した成果に見合った昇進や昇格が得られない場合はモチベーションの低下を招き、その会社に長くいるよりも自分を正当に評価してくれる会社に転職しようと考えてしまいます。

3.人間関係のいざこざ

いくら仕事の内容自体は面白くても同僚や上司との人間関係がうまくいっていなければ、その会社に長くいたいという気持ちにはなりにくいでしょう。
人間関係が円滑でなければコミュニケーションもうまく取れないので業務にも支障を来たします。
特に、仕事ができる人は周りからの嫉妬に悩むこともありがちです。
人間関係に疲弊して、心身ともに疲れて退職を余儀なくされるケースも稀ではありません。

4.給与に対する不満

いくら仕事内容が良く、人間関係も円滑な職場であったとしても、給与が低いとモチベーションは低下します。
仕事ができる人なら、自分の仕事ぶりを給与の面でも正当に評価してくれる会社に転職しようと考えるのも無理はありません。

5.ライフスタイルが変化した場合に会社がそれに見合った対応を行わない

女性の場合、結婚や出産後も働き続けられるような仕組みが会社にできていなければ、退職を余儀なくされることも少なくありません。
結婚や出産をしたとしても退職せずに働き続けられたり、一度休職しても復職できたりする環境の整備が望まれます。

辞めて欲しくない人が辞めることのデメリット

辞めて欲しくない人が退職してしまうことは、企業にとって大きな痛手です。
退職した優秀な人が担っていた仕事を残った他のメンバーで行うことになりますが、同じだけの成果を残ったチームメンバーで出せるとは限りません。
結果的に生産性が落ち込み、売上の減少につながることもあります。
残ったチームメンバーに仕事が割り振られるため、一人あたりの仕事量が増加することでメンバーのモチベーションが下がり、心身ともに疲労が蓄積しがちです。
また、辞めた人は業務を遂行するうえで人知れず重要な役割を担っている場合があり、その人がいなくなることで円滑に業務が遂行できなくなることがあります。

辞めて欲しくない人に辞めるのを思いとどめてもらうための対策

企業にとって人材は財産ですので、優秀な人材が退職してしまうことによって大きな財産を失うことになります。
優秀な人材を企業に定着させるためには3つの対策が有益です。

1.評価制度の評価方法や内容を見直す

まずは、社員が出した成果に見合った正当な評価を行えるようにしましょう。
自分が行った業務に対して正当な評価が得られなければモチベーションの低下は避けられません。
評価を行う対象は成績だけでなく、仕事量に対しても行う必要があります。
ボーナスなど追加の報酬を出したり早めに昇進させたりするなど目に見える形式で評価することで、本人も自分は評価してもらっていると実感でき、不満も少なくなるでしょう。

2.上司から積極的にコミュニケーションを取る

定期的に面談を行うなど、普段から上司と部下の風通しを良くして信頼関係を構築しましょう。
部下が上司に悩みを相談しやすい雰囲気の職場であれば、人間関係が原因での退職を減らすことができます。

3.従業員の声を聞く

従業員の意見を聞き入れることも大切なポイントです。
従業員が退職を考えるのにはさまざまな要因がありますが、会社の理念だけでなく組織体制や慣習などに不満を感じている場合もあります。
重症院が抱えている不満を少なくするためには、積極的に社員の意見を聞き入れ、改善できるポイントは改善していくなど前向きに対処することが重要です。

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