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モチベーションをアップさせるための方法とリーダーが意識すべきこととは?

モチベーションをアップさせるための方法とリーダーが意識すべきこととは?

部下の調子が悪そう、モチベーションが低そうと感じた時に上司の皆さんや人事の皆さんは適切にフォローできていますか?

小さな変化を見逃してしまうことで、従業員のアラートに気付けずに休職や退職に繋がってしまう可能性があります。

今回は、モチベーションをアップさせるための方法やリーダーが意識すべきモチベーション管理について紹介します。

モチベーションとは?

モチベーションとは、「意欲」や「動機付け」と和訳され、ビジネスにおいては「仕事への意欲」という意味で使われます。

仕事を頑張る動機は人それぞれ異なりますが、モチベーションが高い状態の方が高いパフォーマンスを発揮しやすいとされており、モチベーションが低い状態が続いてしまうと、離職に繋がってしまう可能性もあります。

モチベーションとやる気の違い

モチベーションとやる気は、「モチベーションが高まることによってやる気が生まれる」という因果関係があるものです。

そのため、他者から認められたい・褒められたいという動機付けによってそれを満たすためにやる気が生まれるといった流れで生まれます。

モチベーションがアップしない、下がってしまう原因

モチベーションがアップしなかったり、下がってしまう要因としては、動機付け要因(精神的に成長したい、外部から認められたいという欲求)と衛生要因(苦痛や欠乏を避けたいという欲求)の何かが満たされなくなることが原因とされます。

具体的には、

  • 仕事を通して成長を感じられない
  • 仕事にやりがいを感じない
  • 上司や他のメンバーから褒められない
  • 職場の人間関係に問題がある
  • 職場の仕事環境が劣悪である

といったことが要因とされ、モチベーションが下がってしまいます。

モチベーションをアップさせるための方法

モチベーションをアップさせるためには、モチベーションアップが阻害されている要因を特定し、改善を行なっていく必要があります。

全社での施策としては、

  1. 組織サーベイツールなどで衛生要因や動機付け要因の状況を把握する
  2. 1のデータを元に、何から対策を行なっていけば良いかの優先順位をつける
    (特にスコアが低いものや職場推奨度などに関連が大きいものなど)
  3. 優先順位の高い要素を改善するための施策をリストアップする
  4. 施策の中でコストや必要な時間、影響度合いなどを元に実施施策を決める
  5. 施策を実行する
  6. 1~5を繰り返す

上記のように、「課題の把握」→「情報の整理」→「施策の検討・実施」のサイクルを常に回していくことで徐々にモチベーションを高く保つことができる組織を作ることが可能となります。

モチベーションアップがもたらす効果

モチベーションがアップすることで具体的に下記のような効果があります。

  • 仕事への主体性が強くなる
  • 結果へのコミットが強くなり、成果が出やすい
  • 仕事の生産性が高まる
  • チーム内外と積極的に連携を行う
  • 知人や友人に自社を勧められる

会社としては「従業員の精神面での健康」「定着率の向上」や「業績の向上」などの効果が期待できます。

リーダがメンバーのモチベーションをアップさせるためにやるべきこと

リーダーがメンバーのモチベーションをアップさせるためにやるべきことは、良き相談者・支援者であることが重要です。

組織サーベイや1on1、普段のコミュニケーションなどで部下の状態を把握し、適切に相談やフォローを行うことで、モチベーションの低下を防ぐことやモチベーションが上がるきっかけにもなります。

具体的には、

  • メンバーの目を見て話す
  • 普段から仕事に関係ないことでもコミュニケーションを取る
  • 良いことは素直に褒める
  • 悪い部分は具体的に指摘する
  • メンバーに平等に接する

などのことを意識して普段から接しましょう。

日頃の「感謝」や「賞賛」のやり取りを行うことで従業員のモチベーションを向上させよう

今回は、モチベーションとやる気の違いやモチベーションが下がってしまう原因、モチベーションを上げる方法を紹介しました。

従業員は、普段の仕事の中で感謝されることや賞賛されることは、モチベーションが上がる1つの要因ですので、このやり取りが当たり前に行われる組織づくりを行なってはいかがでしょうか。

エンゲージメントクラウドの『THANKS GIFT』では、サンクスカードやチャットの機能を通して、日々の従業員の感謝や称賛のやり取りをきっかけに社内コミュニケーションを活性化させたり、モチベーションを向上させることが可能なサービスです。

サービス紹介資料をダウンロードして、従業員が定着し、活躍できる組織づくりの活動に活用できるか確認してみてください。

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