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部下が反抗的な態度を取る理由とは?対応方法や普段のマネジメント法を紹介
経営者をはじめ企業の代表を務める人にとって、業績を向上させることは大きな課題です。
そのためには、取引先との信頼関係が不可欠なことはいうまでもありません。
また、社内で起きている課題を把握したうえで、真正面から向き合うことも大切です。
今回は、部下が反抗的な態度を取る理由や対応方法、普段のマネジメント法などについて紹介します。
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もくじ
部下が反抗的な態度を取る理由
企業の業績を上げるためには、経営者だけでなく従業員みんなが同じ方向を向く必要があります。
そのためには、働きやすい職場環境を整えることが重要です。
また、設備面だけでなく、良好な人間関係が必要なのはいうまでもありません。
どの世界でも対人関係で悩むことが多く、しかも人数が増える分だけ複雑さも増してきます。
企業内においては、所属部署での人間関係が挙げられます。
その一つとして、直属の上司と部下の関係があり、双方に隙間風が吹くといろいろな面に支障をきたしてしまいます。
上司に不満を感じた部下が反抗的な態度を取るのは、よくあるケースです。
もし、職場でそのような空気を感じた場合は、早急な原因究明と適切な対応をする必要がでてきます。
もちろん、上司と部下のどちらかだけに原因があるのではなく、双方の相性などが関与することも考えておきましょう。
【関連記事】:承認欲求が強いメンバー・部下との接し方・マネジメント法を紹介
部下が反抗的な態度を取るのに上司に原因があるケース
他の人には穏やかに接しているのに、上司の自分には反抗的な態度を取る場合、上司自身に原因があることが考えられます。
ここでは、その具体例について紹介します。
威圧的な態度を取っている
こちらには上司の性格や言動が関与してきます。
上司は部下よりも社会人経験が長いことが多いため、無意識のうちに部下を下に見ているかもしれません。
特に、他部署から異動してきた直後で仕事内容を熟知していなくても、的確な判断が求められるのが日常です。
自分がわからないことは部下に聞けばよいのですが、変なプライドが邪魔して機会を逃す人もいます。
一方、自分は有能な上司だと示すために、部下に威圧的な態度を取ることもあります。
すぐに感情的になる人は典型的なパターンかもしれません。
接し方に個人差がある
こちらも上司の性格や人間性が関係するといっても過言ではありません。
部下にはいろいろなタイプがいるので、自分と相性がよくない人がいても不思議ではないでしょう。
そのため、話しやすい部下だけを大事に扱うなど、無意識のうちに「ひいき」している可能性があります。
また、取引先など利害関係に直結する相手には丁重に接しながら、部下の前では態度がガラッと変わる人も少なくありません。
このように人への接し方に個人差がある場合、部下の信頼を得るのが難しくなります。
お互いの考え方に相違がある
上司と部下、お互いの考え方に相違がある場合、部下が反抗的な態度を取ることもでてきます。
社内の風通しをよくするために「報連相」が必要なのはいうまでもありません。
ただ、報連相に使うツールは時代とともに変化しているので、自分のやり方が必ずしも受け入れてもらえるとは限りません。
部署内でのスケジュール共有は大事ですが、部下に聞かなくても確認できるものは自分で行ったほうがよいでしょう。
部下との年齢差が大きい場合、お互いの考え方に相違があるかもしれません。
それぞれが生きてきた時代背景が異なるからです。IT機器に囲まれて育ってきた部下には、アナログでの方法は受け入れてもらえない可能性があります。
【関連記事】:新卒のマネジメントにおいて重要な3つの共通項と絶対に行ってはならないことを紹介
部下が反抗的な態度を取るのに部下に原因があるケース
次は、部下に原因があるケースについてです。
先ほど紹介した「上司に原因があるケース」に通じることも多いので、両者を合わせて考えるとよいでしょう。
自分の力を過信している
仕事に取り組むときは、与えられた仕事をこなすだけでなく、常に挑戦し続ける姿勢が必要です。
そのためには、業務改善につながる提案をするなど、積極的な部下は頼もしい存在といえるでしょう。
ただし、自分の力を過信してしまうのとは話は別です。
その結果、頼れそうにない、専門知識がないなどの理由で、上司を素直に尊敬できない人もいるのです。
自分のやり方を曲げたくない
具体的な仕事内容は部署によってもさまざまで、従業員個々が受け持つ仕事も異なります。
しかし、企業の業績アップのためには、従業員が一丸となって取り組む必要がでてきます。
効率的に仕事をこなすためには、段取りを考えて実践することが大切です。
しかし、自分のやり方に固執するあまり、まわりのアドバイスを受け入れない人がいるのも確かです。
担当部署に入った部下が初めて気づくこともあるでしょう。
このような場合、業務改善のために提案する姿勢は大事ですが、度を過ぎる態度を取る部下への対応には難航するかもしれません。
ストレスのはけ口を求めている
日頃のストレスを発散するために、上司に反抗的になることもあります。
上司になる人は部下の気持ちを受け止めるだけの度量が必要です。
部下のほうも上司のフォローを期待していることがあるからです。
しかし、不快感をあらわにするなど、まわりの空気を悪くするような態度はいただけません。
いくら人生経験を積んできても完璧な人は一人もいません。
部下に寄り添う気持ちは大切ですが、その反動で上司自身がストレスを溜め込まないようにする必要がでてきます。
正義感が強すぎる
上司に反抗的な態度を取る部下のなかには、正義感が強すぎる人もいるでしょう。
同僚が抱えている問題に上司が対応してもらえない場合、本人に代わって反抗的な言動に出る部下もいます。
このような場合、上司には反抗的なのに同僚間での評判がよいなどの傾向がみられます。
【関連記事】:部下のいきなりの退職の原因や兆候、上司がとるべき対応について紹介
部下の反抗的な態度をなくするための方法
企業内のどこかで軋轢が生じると、企業全体の雰囲気も悪くなります。
そうならないためには、適材適所を考慮した人事が必要です。
しかし、職場の空気を一新しなければ根本的な解決にはならないかもしれません。
ここでは、部下の反抗的な態度をなくするための方法について紹介します。
部下との信頼関係を築く
気持ちよく働くためには、お互いの信頼関係を築くことが大切です。
そのためには、上司のほうから距離を縮めていく必要があります。
些細なことでも相談しやすい雰囲気があれば、部下も安心して仕事に取り組めるからです。
上司と部下という関係を保ったうえで、一人の人間として部下と同じ目線で接するように努力しましょう。
対等な話し合いの場を持つ
部下との信頼関係を築くためにも、一人ひとりの部下と話し合いの場を持つようにしましょう。
目の前にいる部下とひざ詰めで向き合うことにより、これまで知らなかった一面を把握できることが少なくありません。
そのためには、部下と対等な立場で話し合う、聞き役に徹するなどの姿勢が求められます。
日頃の不平不満をぶつけられたり、事実と異なることを指摘されたりしても、途中で話を遮らないことが大事なポイントです。
社内SNSなどで交流の場を持つ
部下との垣根をなくするためには、コミュニケーションの場を設けるようにしましょう。
企業内でさまざまなイベントを開催するだけでなく、社内SNSを通じて交流の場を持つのも一案です。
IT機器に明るい部下がいれば、使用方法などを教授してもらうことでお互いの距離感を縮めるのに一役買います。
お互いが成長できる機会をつくる
自分の力を発揮できる場所があれば、従業員のモチベーションアップだけでなく、企業の業績アップにもつながります。
そのためには、仕事に必要な資格取得にともなう報奨金を用意するのも一案です。
従業員が自発的に活動できる「QC活動サークル」を取り入れる方法も知られています。
もちろん、部下だけでなく上司自らも成長できる機会をつくることが大切です。
各種研修制度の利用も検討しましょう。
↓職場内のチームワークに関して紹介した記事はこちら↓
職場内で同僚や上司・部下と良い信頼関係を築く方法とは?
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