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社内での「ありがとう」をポイント化する効果やメリットを紹介

社内での「ありがとう」のやりとりをポイント化することの効果やメリットを紹介

企業ごとに抱える課題や問題は異なりますが、特に社員のモチベーションを上げ組織を活性化したいと考えている企業は少なくないでしょう。
このような課題を抱える企業に注目されているのが、社内での「ありがとう」や感謝といった感情のやりとりをポイント化する取り組みです。
今回は、社内での「ありがとう」のやりとりをポイント化することの効果やメリットについて紹介します。

ありがとうや感謝のポイント化とは?

ありがとうや感謝の気持ちをポイント化すると聞いても、具体的にどのような仕組みなのかイメージできない人もいるかもしれませんが、仕組み自体はとてもシンプルです。
従業員が他の従業員に対して感謝の気持ちを抱いたら、それを形として提示したり渡したりします。
その感謝の気持ちを数値化し渡すことで、受け取った側はポイントとして貯めることができるような仕組みです。
通常、感謝というのは「ありがとう」という言葉で受け渡しを行うものです。
それをポイント制にするところが、まさにこの仕組みの肝となっています。

社内でのやりとりなので仕事に関する感謝の受け渡しであると思われがちですが、それに限定する必要はありません。
企業により導入方法やルールは異なるものの、些細なありがとうの気持ちでもポイント化して受け渡しが可能です。例えば、「ペンを貸してくれてありがとう」や「おいしいお店を教えてくれて、ありがとう」などの気持ちもポイントと一緒に渡せます。
ポイント化するため、人に感謝される言動をとればとるほどポイントが貯まっていきます。
そのポイントは、主に福利厚生として社食で使えたり企業が提携しているジムやスクールで使えたりなどと活用できる仕組みを採用するとよいでしょう。
使える場所などは限定的ですが、実質お金のように使えるため注意も必要です。
事前に各従業員の持ちポイントなどを設定し、必要であればポイントの受け渡しが可能なありがとうや感謝の種類・度合いなども決めておきます。
過剰かつ無駄なポイントの行き来を避けられます。

↓ありがとうカードの導入メリットや効果、運用ポイントを紹介した記事はこちら↓
「ありがとうカード」を企業で導入するメリットや効果、運用のポイントを紹介

ありがとうのポイント化のイメージ

ありがとうをポイント化する際の具体イメージについて紹介します。

1.ありがとうなどの感謝のやりとりに付与するポイント数を決める

まず、ありがとうをポイント化する上では、感謝のやりとりに付与する社内ポイントの数を決めます。
例えば、社内ポイント1ポイントが1円換算であれば、想定される流通量から鑑みて、1通あたりいくらであれば良いかと予算を元に決定を行います。

2.システム上でありがとうなどの感謝を送り合う

社内ポイントの管理を手作業や自己管理などのアナログで管理することは不可能です。
システム上でありがとうなどの感謝のメッセージを送り合ってもらい、従業員相互がメッセージを送りやすくかつ社内ポイントの管理がしやすいような運用を行いましょう。

3.システムで社内ポイントの蓄積や管理を行う

システム内で送付されたありがとうのメッセージ数に応じて、送付数や受領数に基づき、社内ポイントの蓄積や管理を行います。
社内ポイント制度を導入している企業の多くは、社内ポイントを景品や福利厚生に利用できるような仕組みを設けている企業が多く、それらと交換した場合も考慮して、運用を行います。

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ありがとうのポイント化による従業員側の効果やメリット

感謝の気持ちを数値化することに抵抗を感じる人も少なくないかもしれません。
しかし、この仕組みや取り組みにはメリットもあります。

1.人に感謝をする習慣が身につく

思ってはいても恥ずかしさが邪魔をして感謝を素直に伝えられない人や、誰かに何かをしてもらうことが当たり前になってしまっている人も多いのではないでしょうか。
そのような人達も自然と「ありがとう」を伝えられるようになるでしょう。
企業として仕組み化しているので、ゲームのような感覚で活用できる点が、そのようなメリットをもたらします。

2.人から感謝されるような行動をとる人が増える

人のために能動的に動くことに喜びを感じる人が増えれば、助け合いの精神や文化も根付きやすくなります。
一致団結してプロジェクトなどに取り組む姿勢も身につき、一人一人が仕事に対してやりがいを感じることへとつながる効果が期待できます。

3.自分が働く企業に対して誇りを持つことに繋がる

いわゆるエンゲージメントの向上効果が期待できるので、働くことそのものに楽しさを感じられます。
具体的な実績や成果のみで人事評価が決定していた企業において、ありがとうのポイント化により実は組織に貢献している人や行動が可視化されるメリットもあります。
こちらも従業員のやる気へとつながるでしょう。それぞれの従業員が自分の役割を認識できるようになるため、チームや組織を強く意識し、さらに団結力やチームワークを高めることへと繋がります。

↓仕事における感謝する・されることの効果を紹介した記事はこちら↓
仕事において感謝する・感謝されることの効果を紹介

ありがとうのポイント化による企業側の効果やメリット

従業員側にメリットが生まれれば、企業側にも当然ながらメリットや効果が期待できます。

1.人材の定着率の向上

従業員のエンゲージメントの向上により、「この企業で働き続けたい」と考える人が増えます。
企業内で成長してくれるので、教育コストを下げることに繋がります。
離職率が下がれば、採用コストの削減効果も期待できます。

2.生産性の向上

ありがとうのポイント化によって従業員の意識が変わり、能動的に活動しながらチームワークも重要視しつつ業務へとあたる組織となれば、企業全体の生産性も向上します。
コストカットしつつイノベーションも起こすことで利益を最大化させることができるでしょう。

3.会社に貢献している人材を評価できる

新しい評価制度の導入にも役立たせることができます。
従業員側のメリットのところでも説明しましたが、ありがとうをポイント化すると、目立った実績や成果がなくても実は企業に貢献していた人が分かります。
企業にとって重要な役割を果たす従業員を正しく評価できることになり、公平公正な評価制度への見直しに役立たせられます。
人から感謝されることの多い従業員が発掘できれば、そのような人たちは自らの存在意義も感じることができ、それぞれのもつ能力を最大限発揮し企業へと貢献してくれるでしょう。
企業全体の持つポテンシャルの底上げ効果が期待できることは間違いありません。

4.社内コミュニケーションが活性化する

ありがとうをポイント化してやりとりする行為により、社内に活発なコミュニケーションも生まれます。
これまであまり関わらなかった人同士の交流も始まるかもしれません。
人は、関わる人が変わると思考にも変化が現れることがあります。
社内のコミュニケーション環境が改善し活発化することによって、従業員から新しいアイデアや発想が生まれる効果も期待できるでしょう。
よいアイデアだけではなく、悪い点も指摘し合い、それが企業の抱える問題の早期発見や改善へとつながることも考えられます。
問題が顕在化する前に改善できれば、企業としては大きなダメージを受けずに済むでしょう。
コミュニケーションの活性化にはこのような効果もあるので、ありがとうのポイント化がもたらす効果は絶大なものだといってもよいかもしれません。

↓サンクスカードのマンネリ化を防ぐ方法や事例を紹介した記事はこちら↓
サンクスカードのマンネリ化を防ぐ方法と成功事例を紹介

ありがとうのポイント化にはシステムの導入が重要

ありがとうのポイント化は何も考えずに導入しても、すぐに形骸化してしまう恐れがあります。
日本社会において感謝の気持ちを伝えることの重要性が浸透していく中で、ありがとうという感情をポイント化して受け渡しができるシステムやサービスも登場してきています。
まずは、そうしたサービスの導入から始めてみましょう。
ありがとうカードに企業独自のポイントやコインを添えて渡すことができるアプリもあります。
このようなシステムを活用すれば導入や運用も非常に楽であり、従業員も楽しく続けられるはずです。
従業員同士で気軽にコミュニケーションがとれるチャット機能などが備わっているサービスであれば、より社内の良好な人間関係の構築にも役立ちます。

↓サンクスカードツールを比較した記事はこちら↓
【最新】サンクスカードツール・アプリ比較21選。特徴、効果まとめ

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今回は、社内での「ありがとう」のやりとりをポイント化することの効果やメリットなどについて紹介しました。
従業員が定着・活躍できる組織を作るために、自社の従業員の特徴や強みをしっかりと把握し、それぞれがやりがいを持って仕事を行えるよう、人員配置や教育、社内制度を通じた支援を行いましょう。

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