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職場での感謝のやり取り、サンクスカードツールのアンケート調査まとめ

「職場で感謝を伝えられていますか?」「同僚から感謝を受ける機会はありますか?」と問われたとき、自信を持って「はい」と答えられる方はどのくらいいるでしょうか。
職場における感謝のやり取りは、従業員のモチベーションや組織のエンゲージメントに大きな影響を与えることが、さまざまな調査で明らかになっています。
しかし、日本のビジネスパーソンの職場の感謝に関する実態はどのようなものでしょうか。
本記事では、職場での感謝のやり取りに関する調査データをもとに、感謝が組織にもたらす効果や、感謝を増やすための実践的な方法などについて紹介します。

職場で感謝を伝え合うことの効果・メリット

職場で感謝を伝え合うことには、個人・組織の双方にさまざまな効果があります。
主なメリットについて紹介します。

1. モチベーション・エンゲージメントの向上

Manegyが2023年に実施した「感謝の言葉とモチベーションに関するアンケート調査」(361名対象)では、「職場で感謝されるとモチベーションアップや維持につながる」と答えた人が9割以上に上りました。

また、Unipos株式会社が2019年に実施した「感謝と仕事に関する調査」(2,096名対象)では、従業員エンゲージメントが「高」の人は、感謝を言われる頻度が高いと答えた人が82.4%であり、エンゲージメントが「低」の人と比較して32.3ポイントも高いことが判明しています。
感謝の言葉と従業員エンゲージメントには、強い相関関係があることが示されています。

2. 職場の人間関係・雰囲気の改善

感謝を伝え合うことで、部署や役職を超えた信頼関係が育まれます。「ありがとう」という言葉ひとつが、ギスギスしがちな職場の空気を和らげ、チームワークを高めるきっかけになります。
日本能率協会が2016年に実施した調査によると、仕事のやりがいを感じている人や職場で十分な成果を上げていると思っている人は、感謝の気持ちを伝えることに積極的であることが示されています。感謝の文化がある職場は、成果が出やすいポジティブな循環が生まれています。

3. 離職防止・定着率の向上

感謝の機会が少ない職場では、「自分の貢献が認められていない」という不満が蓄積し、離職意向につながりやすくなります。
反対に、日頃から感謝や称賛を受けている従業員は、職場への愛着が高まり、長く働き続けようとする意欲が生まれます。

4. バックオフィス・縁の下の力持ちへの貢献の可視化

Unipos社の調査では、総務・経理・人事などバックオフィス部門への感謝を「伝えられている」と回答した人は、一般職・役職者ともに約4割程度にとどまりました。
日々の業務で直接接触する機会の少ない部門への貢献を可視化し、感謝を伝えることは、組織全体の一体感を高める上で重要です。

5. 心理的安全性の醸成

感謝が飛び交う職場では、「失敗してもフォローしてもらえる」「自分の発言が尊重される」という安心感が生まれ、心理的安全性が高まります。
これにより、新しいアイデアや改善提案が出やすくなり、組織としてのイノベーション力も向上します。

【関連記事】サンクスカードとは?導入目的やメリット、運用ポイントを紹介

職場での感謝のやり取りに関する調査

THANKS GIFTを提供する株式会社TakeActionが従業員10名以上の会社に勤める22歳~65歳の従業員 1,000名を対象に、2026年3月 ~ 2026年4月に実施したアンケート調査結果を元に、職場での感謝のやり取りに関するデータを紹介します。

自分の仕事に対して感謝や称賛を受ける機会があるか?

自分の仕事に対して、感謝や称賛を受ける機会があるか?

全体 100%
1 まったくあてはまらない 11.7%
2 あまりあてはまらない 20.2%
3 どちらともいえない 36.9%
4 ややあてはまる 26.8%
5 非常にあてはまる 4.4%

自分が取り組んでいる仕事に対して感謝や称賛を受ける機会があるかという質問については、「ややあてはまる」と「非常にあてはまる」を合計して31.2%に留まっています。
なかなか感謝を受ける機会が十分にない現状が浮き彫りになっています。
若手社員・一般職ほど感謝・称賛をモチベーションの源泉としているにもかかわらず、上司・管理職からの感謝が届きにくい現状があります。特に若手の定着や意欲向上のためには、上位職から積極的に感謝を伝える仕組みが必要です。

社内には「ありがとう」を自然に伝える雰囲気があるか?

社内には「ありがとう」を自然に伝える雰囲気があるか?

全体 100%
1 まったくあてはまらない 7.7%
2 あまりあてはまらない 13.1%
3 どちらともいえない 37.7%
4 ややあてはまる 33.0%
5 非常にあてはまる 8.5%

社内には「ありがとう」を自然に伝える雰囲気があるかという質問については、「ややあてはまる」と「非常にあてはまる」を合計して41.5%に留まっています。
感謝・称賛を伝えることをためらう主な理由としては、照れや恥ずかしさ、タイミングが分からないなどが考えられます。
感謝を伝えたい気持ちがあっても、心理的・文化的な障壁によって実行できない従業員が少なくありません。職場として「感謝を言いやすい雰囲気・仕組み」を整えることが求められます。

過去3か月以内に、同僚や上司に感謝や称賛を伝えたことがあるか?

過去3か月以内に、同僚や上司に感謝や称賛を伝えたことがあるか?

全体 100%
1 複数回ある 35.4%
2 1回ある 7.0%
3 ない 32.1%
4 制度がないため該当しない 25.5%

過去3か月以内に、同僚や上司に感謝や称賛を伝えたことがあるか?という質問については、「複数回ある」と「1回ある」を合計して42.4%に留まっています。
また、上司から部下への感謝の頻度のギャップも浮き彫りになっています。
ネスレ日本の調査(2013年実施)では、部下が上司に「ありがとう」を言う回数が言われる回数を上回ると答えた人が77.2%に上る一方、上司から部下への感謝は相対的に少ないと感じている人が多いことが示されています。
「上司は感謝を伝えているつもり」「部下は感謝されていないと感じている」というギャップが、職場のすれ違いを生む要因の一つとなっています。

過去3か月以内に、同僚や上司から感謝や称賛を受けたことがあるか?

過去3か月以内に、同僚や上司から感謝や称賛を受けたことがあるか?

全体 100%
1 複数回ある 25.8%
2 1回ある 8.4%
3 ない 38.0%
4 制度がないため該当しない 27.8%

過去3か月以内に、同僚や上司から感謝や称賛を受けたことがあるか?という質問については、「複数回ある」と「1回ある」を合計して34.2%に留まっています。
特に若手ほど「感謝されるとモチベーションが上がる」と感じる傾向にあるにも関わらず、実際に感謝を受ける機会は決して十分とはいえません。
特に、バックオフィス・間接部門のスタッフや、若手・一般職(感謝をモチベーション源にしている割合が高い)、40代以降のミドルマネジメント層(誰からも感謝されないと感じる割合が高い)などは、感謝を受ける機会が少ないと感じられており、企業における課題となっています。

職場でのサンクスカードの取り組みの導入割合

あなたの勤務先では、以下の取り組みがあるか?

サンクスカードとは、従業員同士が感謝の気持ちを記したカードを贈り合う取り組みです。
近年では、紙のカードだけでなく、デジタルツールを活用した社内感謝プラットフォームも普及しています。
今回の調査では、1000名の回答者の内、サンクスカード制度を導入している企業は、5.6%という結果になっています。
まだまだ、感謝を伝える仕組みについては、浸透していないことが分かります。

【関連記事】サンクスカードをマンネリ化を防ぐ方法と成功事例を紹介

職場で感謝のやり取りを増やす方法とは?

調査データが示す通り、職場で感謝が不足している現状があります。
職場で感謝のやり取りを増やすための具体的な方法を7つ紹介します。

1.「感謝を言葉にする」文化を上層部から作る

感謝の文化は、トップダウンで広がります。経営者・管理職が積極的に「ありがとう」を言葉にすることで、職場全体の雰囲気が変わります。
リーダーが率先して感謝を示すことは、心理的安全性を高め、部下が感謝を伝えやすい環境を作ります。

2.1on1ミーティングで感謝の時間を設ける

週次・月次で実施している1on1ミーティングに「最近感謝したこと・されたこと」を共有するアジェンダを加えましょう。
継続することで、感謝を言語化する習慣が身につきます。

3.朝礼・会議に「感謝シェア」を組み込む

朝礼や定例会議の冒頭1〜2分を「感謝を伝える時間」にする取り組みも効果的です。
「先週、○○さんに助けてもらいました」という一言が、チームのポジティブな雰囲気を作ります。

4.サンクスカードツールを導入する

デジタルのサンクスカードツールを活用すると、感謝を伝えるハードルが下がり、全社員が見える形で称賛を共有できます。
THANKS GIFTのようなツールでは、感謝とともにコインを贈り合い、その内容が全社に公開されるため、組織全体のモチベーション向上につながります。

5.バックオフィス・間接部門への感謝を意識する

調査でも示された通り、バックオフィス部門への感謝は届きにくい傾向があります。
「縁の下の力持ち」への感謝を意識的に伝えることで、組織の一体感が高まります。
サンクスカードにおいて、バックオフィス・間接部門にも感謝を伝えやすい環境を作ることが効果的です。

6.具体的なエピソードで感謝を伝える

「ありがとう」だけでなく、「○○さんがあのとき資料を手伝ってくれたおかげで、プレゼンがうまくいきました」というように、具体的なエピソードを添えることで、受け取る側の喜びが増します。
具体性のある感謝は、相手の行動を強化し、再現性を高める効果もあります。

7.「感謝される側」だけでなく「感謝する側」の意識も高める

Unipos社の調査では、感謝・称賛を「する人」と「しない人」ではエンゲージメントに大きな差があることが判明しています。
感謝は「される」だけでなく「する」ことでも幸福感・意欲が向上します。
従業員一人ひとりが「感謝を伝える主体」として意識を持てるよう、研修や情報共有を行いましょう。

【関連記事】サンクスカードツール・アプリ比較21選。特徴、効果まとめ

おすすめのサンクスカードツール「THANKS GIFT」

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