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クレド(行動指針)が浸透しない。。企業の成功・失敗事例を紹介

クレド行動指針の浸透

「あなたの会社に経営理念やクレド(行動指針)はありますか。」おそらく多くの会社が“はい”と答えるでしょう。
では、「社員がその行動指針に基づいて、あなたの会社で働いてくれていますか」という問いに対して“はい”と胸を張って言えるでしょうか。
今一度、クレドとは何なのか、そしてどのように全社員に浸透させていくかを考えていきましょう。
今回は、クレド(行動指針)を浸透させる方法、成功事例・失敗事例などを紹介します。

クレド(行動指針)とは?

クレドとはラテン語で「信条」「志」という意味があり、ビジネス上では、企業の経営理念を全社員が体現するための行動指針として用いられています。
経営理念が「何のためにこの会社は存在しているのか」「会社の大切にしている価値観は何か」を示すものであれば、クレドは「この会社で働く社員はどのような行動をとるべきか」を示す重要なものになります。
経営理念とクレドが明確になることによって、企業はまとまり、そして同じ方向へ進むことができます。

では実際に、リクルートグループのクレドの例を挙げてみましょう。
参考)https://recruit-holdings.co.jp/sustainability/policy/policy/

リクルートグループ行動指針

・事業で社会に貢献する
・社会の期待に応える
・企業市民としての責任を果たす

リクルートグループは【一人ひとりが輝く豊かな世界の実現】を理念に掲げ、リクルート社員は理念を体現するために、この行動指針をもとに働いていると考えられます。
この行動指針が全社員に共有されている限り、大切している経営理念は体現され続けるのではないでしょうか。

↓クレドのメリット、デメリット、注意点を紹介した記事はこちら↓
クレドとは?企業に導入するメリット・デメリット、注意点を紹介

クレド(行動指針)浸透の一般的な方法とその失敗例

「よし、経営理念とクレドを導入したぞ」と満足し、意気込む一方で、いざ全社員に共有しましょうとなると、途端に高い壁にぶつかってしまう方も多いのではないでしょうか。
それでは、あなたもぶつかるかもしれない様々な企業で実施されたクレドの共有方法における【失敗例】について3つご紹介します。

(1) 理念共有会(経営方針発表会、総会など)

全社員が一同に会し、会社の理念やクレド、ビジョンについて共有を行います。経営者や経営幹部自ら全社員に想いを伝えられるメリットがある一方、一過性のものにすぎないというデメリットもあり、日々の定着には時間がかかります。

(2) 日々の唱和

朝礼(業務開始前の挨拶の場)に、経営理念や行動指針を唱和している企業も多いのではないでしょうか。毎日唱和することで、行動指針の内容を覚えることができます。しかし、実際の業務の中でクレドに基づいた行動が実施されているかどうかを確認、評価するのは判断しづらいと言えます。

(3) クレドカード

クレドカードは「クレド」をカード化したもので、全社員に一枚ずつ配布します。こうすることで、いつでもクレドが確認できるので、全社員にクレドを共有させることができます。しかし、日々の唱和と同様、業務の中でクレドに基づいた行動が実施されたかどうかを確認、評価するのは判断しづらいと言えます。

このように多くの企業がクレドを導入しても、いざ共有するとなると壁にぶつかり、結果「社員がその行動指針に基づいて、あなたの会社で働いてくれていますか」という問いに対して、曖昧な回答になってしまっています。

クレド(行動指針)を浸透させる際のステップ

クレド(行動指針)を社内に浸透させるためには、下記のようなステップを踏みながら進めていくとよいです。

  1. 理解:クレドの内容や意味を理解している
  2. 共感:クレドの意味やその思いに対して共感している
  3. 具体化:クレドを見て、具体的な行動を起こせる
  4. 実践:クレドに紐づく行動を行えている
  5. 成果:クレドに紐づく行動を通して何かしらの成果や手応えを感じられている

クレドを浸透させるに当たって、自社は今どの段階にあるのかを把握することで、適切な施策を講じることができます。

『THANKS GIFT』を活用して、クレド(行動指針)を浸透させる方法

『THANKS GIFT』は、ありがとうの紙をカードに書いて渡し合うありがとうカードをアプリ化した社内SNSです。このTHANKS GIFTを用いることで、実際に社員がクレドに基づいた行動を実施されたかを「簡単に」そして「ひと目」で確認、評価できます。

・クレドを一つずつコインに落とし込む

THANKS GIFTの大きな特徴は、ありがとうカードの代わりに、アプリ上から感謝を伝えたい人にメッセージ付きのコインを贈ることができるということです。このコインを会社のクレドと連動させることで、単に社員間で感謝を伝え合うツールというだけではなく、クレドを用いた360度評価や表彰に繋げられます。

こちらより各企業の行動指針浸透の事例を確認頂けます。

おすすめのクレド浸透促進ツール「THANKS GIFT」

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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。

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THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、クレドを浸透させる仕組みとして活用できそうかご確認ください。

『THANKS GIFT』を活用してクレド(行動指針)を社内に浸透させた成功事例

株式会社インテリジェントプランナー社がクレド(行動指針)を社内に浸透させた事例

株式会社インテリジェントプランナーは、レストラン6店舗の経営、飲食事業に関するコンサルティングを運営し、従業員を130名ほど抱える企業です。
企業理念や行動指針を社内に浸透させるためには、行動指針に紐づいたオリジナルのコインを作成し、そのコインを付与したサンクスカードのやり取りが効果的だと感じ、THANKS GIFTを活用しています。
下記画像のように、「スピード実行」、「ナイスサポート」「スキルアップ」などのオリジナルのコインを作成しています。
従業員同士でお互いの行動を行動指針に紐づけて賞賛し合うことによって、具体的な行動が可視化され、行動指針が徐々に社内に浸透しています。

『THANKS GIFT』でクレド(行動指針)を社内に浸透させる仕組みを作ろう

今回は、クレド(行動指針)を浸透させる方法、成功事例・失敗事例などを紹介しました。
良い企業文化を作ることによって、企業の事業活動や組織作りなどさまざまな活動に大きな良い影響を与えますので、ぜひ力を入れて取り組んでください。

『THANKS GIFT』は、その会社の企業理念や行動指針に即したアクションに対して、従業員同士で感謝や賞賛の声掛けを相互で行うことができるサービスです。
『THANKS GIFT』を活用してクレド(行動指針)を浸透させて、従業員全員で同じ方向を向いて取り組める組織を作りませんか?
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、企業理念やクレドが浸透する仕組みとして活用できそうかご確認ください。

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