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官僚主義とは?組織におけるデメリットや改善する方法を紹介

官僚主義とは?組織におけるデメリットや改善する方法を紹介

自社の組織が官僚主義になっている場合は、組織の中で様々な問題が発生している可能性があるため、その原因を調査し、改善する事が望ましいです。
しかし、そもそもの原因の調査が難しかったり、どう改善すれば良いかイメージできない事もあると思われます。
今回は、官僚主義の意味や、官僚主義の組織のデメリット、改善の方法について紹介します。

官僚主義の意味や特徴

官僚主義とは、新しい事柄を好まずに古くからの慣習を尊重する集団的な様式や意識を指します。
伝統的な大企業に多く見られることから、大企業病と表現されることも少なくありません。
そこで働く従業員にとって大切なのは、顧客の満足度や社会への貢献度を上げることより、社内における自分たちの立ち位置を維持していくことです。
したがって、指示された内容だけを無難にこなすようになり、仕事の効率化を図るような意欲も減っていき、個人や組織の成長が停滞してしまう企業体質を官僚主義と呼ぶことも多いです。

また、昇進や昇給は年功序列が基本となるため、成果主義の対義語として使用されるケースもあります。
成果主義は、年齢や勤続年数ではなく文字どおり成果によって評価する体制で、従業員は仕事に対する努力と創意工夫を積み重ねて待遇のアップを目指し、若手が年上の上司を飛び越えて出世していくケースも珍しくありません。
一方、官僚主義における上司と部下の関係は固定されていることが一般的であるため、従業員間のパワーバランスが発生したり、組織に変化が起こりにくいことも大きな特徴となっています。

官僚主義の組織のデメリット

官僚主義の組織は、極端な安全志向に陥りやすいことが代表的なデメリットです。
業務の進め方が体系化されており、そこから外れる行為を敬遠するようになり、大きなチャンスが目の前にあっても失敗を恐れて挑戦しなくなるため、変化が激しいビジネスシーンにおいて後れを取ることが多いです。
担当の業務だけをこなすので専門性は高まりやすいですが、別の業務に関するノウハウを身につける機会がありません。

他人の仕事内容に興味を持ちにくく、従業員間でフォローし合う風潮が生まれにくいこともデメリットの一つです。
このように、自分の業務への固執が複数の面で悪影響をもたらすことに注意しなければなりません。

また、従来の秩序を重視するあまり、波風を立てる言動が目立つ人に対して風当たりが強くなります。
したがって、自分の主義主張を通すのではなく、上司の指示に従順な部下になることが基本的なスタンスです。
年配者の判断だけで組織の方針が決まり、若い感性が運営に活かされにくい事や、SNSが絡むような現代ならではのトラブルに、うまく対応できないリスクが生じるような事が考えられます。

官僚主義の組織の改善方法

それでは、官僚主義の組織から改善していく方法を3つ紹介します。

1.既存の制度を見直す

官僚主義は、これまでの文化や制度が原因でそのような体質になっている可能性が高いです。
そのため、これまでの制度を思いっきり変える事が官僚主義の体質を変える1つの方法です。
評価制度で、年功序列で評価されていたものに加えて成果を評価対象に組み込み事や、長時間労働を強制されていた場合は、フレックスタイム制度を導入柔軟な働き方を導入するなどといった事で、これまで問題だったものを1つずつ解消できます。
ただ、そもそもの文化を変えて組織が目指す方向性や在り方を変える必要もありますので、次のパートで紹介します。

2.企業風土を変える

制度が変わっても、そもそもの企業の在り方や企業で目指すべきものを変えなければ、根本から官僚主義から抜け出すことは難しいです。
企業として、どのような組織を目指すのか、どのような行動や成果を表彰するのかなどを明文化し、従業員の意識を変える必要があります。
制度だけ変えてしまうと、上司の考え方が変わっていない場合は、新しいチャレンジをさせてもらえないといった事が発生する可能性があるため、企業風土を同時に変えるよう取り組みましょう。

↓企業風土の変革の方法や施策を紹介した記事はこちら↓
組織風土を変革するための方法と事例を紹介

3.従業員の権限と責任感を強化

官僚主義の組織では、とにかく会議で物事を決めたり、多くの承認を必要とするといった事が一般的です。
そのため、従業員が自分で判断して取り組めるといったケースはほとんどなく、新しい事を行うにしても、社内稟議のために会議を何回も繰り返し、何人もの上長の承認を得る必要があるなどと、非常に工数がかかります。
そこで、官僚主義を抜け出すためにも、従業員が与えられた役割の中で、自分の判断でチャレンジができるように、権限委譲を行なっていきましょう。

従業員が定着・活躍できる組織を作ろう

今回は、官僚主義のデメリットや、官僚主義を改善する方法について紹介しました。
官僚主義の組織では、新しい変化が起こりにくく、企業はもちろん従業員も成長しにくい組織になってしまいます。
ぜひ、新しいビジョンや企業文化を打ち出して、従業員が定着・活躍し、企業成長を実現してください。

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