社内で感謝やお礼を伝える一言メッセージの文例とポイントを紹介

一緒に働くスタッフからサポートを受けたものの、照れくさくて感謝の言葉を伝えられないことはありませんか。
気持ちは理解できますが、お礼や感謝の言葉は積極的に伝えるほうがよいでしょう。
職場の空気を変えて生産性を高めるなどの効果を期待できるからです。
今回は、社内でお礼や感謝を伝えるメリット、お礼や感謝の効果的な伝え方、文例などについて紹介します。

社内でお礼や感謝を伝えるメリット

社内でお礼や感謝の気持ちを意識的に伝えるメリットとして以下の点があげられます。

お互いに助け合う文化が生まれる

それぞれの従業員が感謝の気持ちを伝えるようになると、お互いに助け合う企業文化が生まれやすくなります。
感謝は相手の行動を認める行為だからです。
同僚から過去の行動を認められた従業員は、同じ行動を選択しやすくなります。
また、同僚を認めた従業員は、お礼を伝えるだけでなくお返しもしたい気持ちになります。
そのため、お互いに助け合う企業文化が生まれやすくなります。
反対に感謝の気持ちを伝えない職場は、個人行動が多くなる恐れがあります。
同僚をサポートしても役立っているかわからないため、同じ行動を選択しにくくなっていくからです。
感謝の気持ちを伝えることは、働きやすい職場づくりに役立ちます。

従業員のやる気を引き出せる

感謝やお礼を積極的に伝えることで、一緒に働く従業員のやる気を引き出せる可能性があります。
「とても助かりました」などの言葉で行動を認めることにより、相手の自己肯定感を高められるからです。
「今回もよい仕事を行えた」と感じてもらうことで、「次も頑張ろう」と考えてもらいやすくなります。
感謝の言葉が行きかう職場を作れば、スタッフのモチベ―ションをアップさせて仕事の質も高められるでしょう。

離職を防げる

感謝やお礼の言葉は離職の防止にも役立つ可能性があります。
離職理由のひとつとしてあげられるのが、正当な評価を受けられないことです。
例えば、頑張っているのに誰も気付いてくれないなどが該当します。
ポイントは、頑張れば頑張るほど惨めな気持ちになってしまうことです。
感謝やお礼の言葉を積極的に伝える職場であれば、一緒に働くスタッフのちょっとした気遣いや頑張りを可視化できるため「誰も理解してくれない」などのように孤立させてしまうことはありません。
したがって、離職も防ぎやすくなります。

↓「ありがとう」の言葉が与える良い影響を紹介した記事はこちら↓
「ありがとう」の言葉がチームや組織、個人に与える影響を紹介

社内で感謝の言葉を伝えられることのメリット

社内でお礼や感謝の気持ちを伝えられる側のメリットとして以下の点があげられます。

相手に対して感謝の気持ちを持てる

感謝の言葉を伝えられて悪い気がする人は少なく、基本的に嬉しいものです。
返報性の法則で、相手からされた良いことは返したくなるため、感謝の言葉を伝えられた側は、相手に対しても感謝の気持ちを持てるようになります。
お互いに感謝の気持ちを持つことによって、良い信頼関係や人間関係を構築できます。

生産性ややりがいが高まる

人から感謝されることによって、自分の仕事や行動が他の人に認めてもらえた、喜んでもらえたことを実感できます。
そのことによって、仕事に対して誰かに喜んでもらえることにやりがいが高まったり、もっと仕事を頑張ろうとモチベーションが上がった結果、生産性の向上が期待できます。
イギリスのウォーリック大学の研究では、幸福な気持ちで仕事をした場合は生産性が12%向上し、不幸な気持ちで仕事をした場合は生産性が10%低下すると報告されています。

職場の雰囲気が良くなる

職場内で感謝の言葉やポジティブな会話が増えると、職場の雰囲気も良くなります。
雰囲気がよくなることで、コミュニケーションが取りやすくなれば、互いの仕事の進捗状況を把握もしやすくなりますし、助け合いの気持ちも自然と生まれやすくなります。
チームで仕事をカバーすることができれば、ミスの減少にもつながります。

↓仕事において感謝する・されることの効果を紹介した記事はこちら↓
仕事において感謝する・感謝されることの効果を紹介

お礼や感謝を伝えるときに意識したいポイント

お礼や感謝はどのように伝えればよいのでしょうか。
続いて、気持ちの伝え方を紹介します。

「ありがとう」はそのときに伝える

気持ちを伝えるタイミングはプラスの感情が生まれたときです。
何かをしてもらって「助かった」「うれしかった」などと感じたときに伝えるようにします。
ただし、仕事をしていると時間的に難しいこともあるでしょう。
このようなときは、後から感謝の言葉を伝えても構いません。
タイミングを問わず気持ちを伝えることが重要です。

何に感謝しているか伝える

「ありがとう」などの言葉を伝えるときは、どのような行為に感謝しているか、なぜ感謝しているかなどを具体的に伝えます。
ただ「ありがとう」と伝えるよりも説得力が増すからです。
感謝の気持ちを伝えやすくなると言い換えてもよいでしょう。
相手に与えるプラスの影響が大きくなります。

感謝の安売りには気をつける

意識的に「ありがとう」と伝えることは、非常に重要な取り組みです。
ただし、よく考えずに言葉だけのやり取りを行うことはおすすめできません。
感謝の価値が低くなり、意味のない取り組みになってしまうからです。
「ありがとう」などの言葉は、本当に助かったときや嬉しかったときに伝えましょう。

↓お礼メッセージの例文やポイントを紹介した記事はこちら↓
社内の人に感謝を伝えるお礼メール・メッセージの例文とポイントを紹介

感謝やお礼を伝える一言メッセージの文例

お礼や感謝の重要性は理解できたものの、どのように伝えればよいかわからないと感じている方もいるでしょう。
ここからは参考にしたい文例を紹介します。

縁の下の力持ちに対する感謝

「いつも事務用品のチェック、発注ありがとうございます！重要な打ち合わせの直前にノートを使い切ってしまい焦りましたが、Aさんが補充していてくれたおかげで事なきを得ました。Aさんのおかげで良い打ち合わせになりました」 とある出来事をきっかけに、普段は見逃していた業務の重要性に気づき感謝の気持ちを伝えています。
ポイントは、どの業務に対してなぜ感謝しているか示していることです。
どのように役立ったかわかるため、感謝を伝えられたAさんはやりがいを感じられるはずです。

後輩に対する感謝

「商談の資料を準備してくれてありがとう。Bさんが取引先の目的や予算を踏まえてくれたおかげで説得力のあるプレゼンを行えました。契約を締結できたのは、Bさんのサポートがあったからです」 後輩のサポートに対して感謝を伝えている文例です。
資料が商談でどのように役立ったか伝えている点がポイントといえるでしょう。
結果につながったことで、Bさんは自信をもって商談などに臨めるようになるはずです。

先輩に対する感謝

「営業でのヒアリングについて、ご指導いただきありがとうございました。BANTを意識すればよいとわかったことで、話を展開しやすくなったように思います。今から次回の営業が楽しみです。と同時に、自分の勉強不足を痛感しています。教えていただいた内容をさらに掘り下げられるように努力していきます」 先輩の指導に対して感謝を伝えている文例です。
指導内容を振り返り、理解していることを伝えています。
意欲の高まりと反省の気持ちを伝えている点も見逃せません。
先輩は、後輩の成長を見届けたいと感じるでしょう。

↓上司にお礼を伝える際の伝え方や内容を紹介した記事はこちら↓
上司にお礼や感謝の声掛けをする際の伝え方や内容例を紹介

感謝やお礼を手軽に伝える方法

職場で感謝の気持ちを伝えることは意外と難しいものです。
手軽に伝えたい場合は、THANKS GIFTを導入するとよいかもしれません。
THANKS GIFTは、サンクスカード・ありがとうカードを送りあうことなどで組織の生産性向上やエンゲージメント向上を目指すクラウドサービスです。
具体的には、スマホ・パソコンから送りたい相手を選択してメッセージを入力するだけで感謝の気持ちを伝えられます。
SNS感覚で利用できるため、直接、話し合うような気恥ずかしさはありません。
スタッフ間の「ありがとう」を集計して、表彰したりインセンティブと結び付けたりできる点も魅力です。
例えば、望ましい行動に対して社内通貨を付与することもできます。
社内通貨は、Amazonギフト券などと交換することが可能です。

THANKS GIFTを活用して、感謝のメッセージを送る方法

THANKS GIFTを活用してサンクスカードを送る方法としては、

1. サンクスカードを送る相手を選択する
2. 感謝や賞賛の内容を元にコインを選択する
3. サンクスカードの内容を記入する
4. 送信

の4つのステップで完了するため、サンクスカードを送る際の手間が少なく、使いやすいというお声を沢山いただいております。
送ったサンクスカードは、全社員に公開され、他の人であっても「いいね」や「コメント」を行えるため、2人だけのやりとりに閉じず、全社に対して良い影響を与えます。

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おすすめのお礼や感謝を伝え合うサンクスカードツール「THANKS GIFT」

THANKS GIFT（サンクスギフト）は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。

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THANKS GIFT（サンクスギフト）は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
社内でお礼や感謝を伝え合う仕組みとしては、手軽に活用できる他、機能やサポートが充実しており最適です。

『THANKS GIFT』を活用し、社内で感謝を伝え合う仕組み・文化を作ろう

今回は、社内でお礼や感謝を伝えるメリット、お礼や感謝の効果的な伝え方、文例について紹介しました。
社内コミュニケーションは、生産性や従業員の定着に大きな影響を与えるため、会社としても支援や対策を行っていきましょう。

エンゲージメントクラウドの『THANKS GIFT』では、サンクスカードやチャットの機能を通して、日々の従業員の感謝や称賛のやり取りをきっかけに社内コミュニケーションを活性化させたり、チームワークを向上させることが可能なサービスです。
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、社内で感謝を伝え合う仕組みづくりに活用できそうかご確認ください。