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雰囲気が悪い職場の特徴や組織に及ぼす影響、対策方法を紹介

雰囲気が悪い職場の特徴や組織に及ぼす影響、対策方法を紹介

離職率が高い職場や新入社員が根付かない職場は、知らず知らずのうちに職場の雰囲気が悪くなっているかもしれません。
職場の雰囲気が悪くなると、社員がなかなか育ちませんし、業績が上がっていきません。
今回は、雰囲気の悪い職場の特徴や及ぼす影響、雰囲気の悪い職場の対策について紹介します。

雰囲気が悪い職場の5つの特徴

雰囲気が悪い職場には、次のような特徴があります。

1.社員同士のコミュニケーションがとれていない

一つ目は社員同士のコミュニケーションがとれていない職場です。
目標は共有できているものの、チーム内で他の社員がどのような行動をとっているのかが共有されていないため、動きがバラバラで作業効率がよくありません。
また、部下から意見や不満を吸い上げることができず、風通しが悪いです。
せっかく部下が貴重な意見を言ったとしても、上司が聞かなかったり否定したりすると、次第に部下も意見を言いづらくなってしまいます。

2.社員が結果を出しても上司の手柄になる

社員が結果を出してもほめられず、すべてチームをまとめた上司の手柄になってしまうとがんばった社員はおもしろくありません。
次第に仕事に対するモチベーションが下がってしまうでしょう。

3.過度なノルマを要求され失敗が許されない

社員に結果を出すことばかり要求して、社員やチームの能力を超えた目標設定をしている職場も雰囲気が悪くなりがちです。
なかなか目標を達成することができないのでチームの士気は下がりますし、チームをまとめるリーダーもイライラしてしまいます。
また、失敗を許さない職場は社員の挑戦しようとする意欲をそいでしまうことがあります。

4.職場内の人間関係が悪い

上司が嫌い、社員の中に嫌いな人がいるという環境だと、愚痴や不満が噴出して職場の雰囲気は悪くなります。
休憩時間などに社員どうしで別の社員の悪口を言うようになると、社内で対立構造ができてしまう場合もありますし、悪口や愚痴をどこかで言われているのではないかとびくびくしてしまう人も出てきます。

5.サービス残業・パワハラが常態化

結果を出すためにサービス残業が常態化している職場は、社員のストレスの原因となり、かえって生産性を低下させる恐れがあります。
また、上司から部下に対するパワハラは、場合によっては部下の健康を損ねることにもつながります。

雰囲気が悪い職場が及ぼす3つの影響

職場の雰囲気の悪さを放置しておくとどのような影響が出るのでしょうか。
社員に及ぼす影響や組織全体に及ぼす影響を説明します。

1.能力を高められない

雰囲気が悪い職場がいると社員は会社や上司の指示に従っているだけで、自分自身の能力を主体的に高めることができません。
仕事をがんばる意義が見いだせなくなってしまいます。

2.ストレスがたまり病気になる

雰囲気が悪い職場にいると、中にはストレスがたまってうつ病や自律神経失調症を発症してしまう人もいます。
十分に睡眠をとっているのに朝なかなか起きられなかったり、疲れが残ったりする人もいます。
次第に仕事へ行こうとすると具合が悪くなり、何カ月にもわたって休職を余儀なくされるケースも出てきます。

3.人材不足に悩む

職場の雰囲気が悪いと離職率が高まります。
たとえ優秀で能力がある社員がいたとしても、会社はその能力に気づかず育てることができません。
また、社員がすぐに変わってしまうことで、ノウハウが蓄積されていきません。
新しく採用されたとしても、仕事を覚える前に他の人に教えなければならないというケースも生じます。
このような状態が続くと、企業は慢性的な人材不足に悩むようになるのです。

企業全体の業績が下がる

職場の雰囲気の悪さは、個人やチームの士気を下げるだけでなく、会社全体の業績にも悪影響です。
たとえ1人の上司の態度に問題があったとしても、組織としてその上司の態度を改めることができなければ、体調不良者が出たり退職希望者が相次いだりするでしょう。
新しい人を採用したり、仕事を教えたりするための工数も増えます。
結果的に企業の生産性が下がり、業績も落ちてしまうのです。

職場の雰囲気を改善するための対策

職場の雰囲気の悪さを改善するには、どのようにすればよいのでしょうか。

設定する目標を見直す

まず、高すぎる目標を設定して多すぎるノルマを課していないか、見直さなければなりません。
目標を達成していたとしても、それがサービス残業を前提に達成されたものならば「高すぎる」と言えるでしょう。
目標を設定し直すときには、一人ひとりの作業量やチームの生産量をもう一度精査しなければなりません。

社内ミーティングを頻繁に行う

コミュニケーションに問題がある職場の場合、ミーティングの回数を見直しましょう。
また、社内システムを使うなどして、チーム内の動きを可視化しておくと、ミーティングに参加できない社員も作業の進捗状況が分かります。

十分に休息をとらせる

雰囲気の悪い職場では、多くの社員が疲れきっています。
社員がきちんと休息をとってリフレッシュできるよう、社員の働き方をもう一度見つめ直さなければなりません。
労働基準法の規定をきちんと守った上で働いてもらうのは当たり前のことです。
業界によっては、繁忙期に業務が集中して忙しくなってしまうところもあるでしょう。
そのようなときは繁忙期明けに、順番に社員を休ませるようにするとよいでしょう。
また、繁忙期にきちんと勤め上げた社員に対して適切なリワードを与えることも、雰囲気の改善につながるでしょう。

社員が相談しやすいシステムをつくる

社員が職場内での人間関係に悩んだときや、ストレスを抱えているときに相談できる窓口があるとよいです。
社員が相談をするときには、誰が相談をしたのか分からないようにする必要があります。
また年に数回、社員を対象にアンケートをとり、職場環境が悪くないかどうかを確認することも大切です。

社員同士がコミュニケーションをする機会を増やす

社員どうしがコミュニケーションをとって親しくなる機会をつくると、信頼関係を築くことにつながります。
経営層と一般の社員がコミュニケーションをとれる機会を設けることも大切です。
レクリエーションや研修を通して社員一人ひとりが縦のつながり、横のつながりを広げていけるようにしましょう。
社員が仕事以外の場で親しく話せる人が増えていくほど、社員も仕事がしやすくなります。
またコミュニケーションの場を通して経営理念を伝えていくことで、社員の愛社精神を高められるでしょう。

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今回は、雰囲気の悪い職場の特徴や及ぼす影響、雰囲気の悪い職場の対策などについて紹介しました。
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