1 view
製造業におけるサンクスカード活用メリット・事例まとめ
製造業では、工場の現場で働く従業員が多く、交替勤務やラインごとの作業によって、部署や拠点を越えたコミュニケーションが取りにくい環境にあります。
そのため、PCやメールを持たない現場の従業員への情報共有や、経営理念の浸透に課題を感じている企業は少なくありません。
今回は、製造業における組織課題や製造業の企業でのサンクスカード活用事例などについて紹介します。
製造業を取り巻く環境
製造業を取り巻く外部・内部環境について紹介します。
就業者数の減少と若年層の低迷
「2026年版ものづくり白書」によると、製造業の就業者数は2023年の1,055万人から2025年には1,033万人へと減少しています。
また、34歳以下の若年層の就業者は2012年頃まで減少が続いた後も低止まりしており、2025年は258万人となっています。
2040年に大規模な人材不足の見込み
経済産業省の「2040年就業構造推計」では、2040年には製造業全体で400万人規模の人材不足が見込まれています。
このうち生産工程では200万人が不足するとされており、現場を支える人材の確保と定着は製造業にとって喜緊の課題です。
外国人材の増加
人手不足を補うため、製造業では外国人材の受け入れが進んでおり、2025年の製造業における外国人材の受け入れ割合は6.1%に上昇しています。
言葉や文化の異なる従業員も含めて、一人ひとりが安心して働ける職場づくりの重要性が高まっています。
技能継承の難しさ
「2026年版ものづくり白書」では、多くの企業が技能継承に苦戦していることも示されています。
ベテランから若手へと技能を引き継ぐためには、世代を越えて気軽に相談や感謝を伝え合える関係性づくりが欠かせません。
製造業の離職率
2026年に厚生労働省が公表した「新規学卒就職者の離職状況(令和5年3月卒業者)」によると、「製造業」での新卒入社後3年以内の離職率は、高卒就職者が27.0%、大卒就職者が18.8%となっています。
全産業での平均が高卒就職者で36.9%、大卒就職者が31.2%であるため、製造業が特に高いという訳ではありません。
ただ、前述の通り製造業では若年層の就業者数が低止まりしており、将来的に大規模な人材不足も見込まれているため、一人ひとりの定着がかなり重要度の高い問題となっています。
製造業での主な離職理由
製造業での主な離職理由を紹介します。
1.作業のやりがいを感じにくい
製造業の仕事は、決められた手順で同じ工程を繰り返す作業も多く、自分の仕事が最終的にどのようにお客さまの役に立っているのかを実感しにくいことがあります。
そのため、仕事へのやりがいや成長実感を得られず、離職を考えるきっかけになってしまいます。
2.交替勤務・夜勤の負担が大きい
工場を稼働させ続けるために、交替勤務や夜勤がある職場も多く、生活リズムが不規則になりやすいです。
家族との時間やプライベートの時間を確保しにくく、労働条件への不満から離職に繋がることがあります。
3.職場環境が厳しい
工場によっては、暑さや寒さ、騒音、重量物の取り扱いなど、体力的に負担の大きい環境での作業が求められます。
また、安全に常に気を配る必要があるため、精神的な緊張感も続きやすいです。
4.人間関係や評価への不満
製造の現場は、上司からの指示が中心のコミュニケーションになりがちで、管理職ごとにマネジメントの方法が属人化しやすい環境です。
また、不良を出さないことや後工程への配慮といった「当たり前」を支える貢献は目に見えにくく、「頑張りが評価されていない」という不満が離職に繋がるケースもあります。
製造業のよくある組織課題
製造業の企業でよくある組織課題について紹介します。
現場の従業員への情報共有が難しい
製造業では、工場の現場で働く従業員の多くが会社のPCやメールアドレスを持っておらず、本社からの情報や経営の方針が現場まで届きにくいです。
掲示物や朝礼での伝達が中心となり、交替勤務の従業員も含めて全員に同じ情報を届けることが難しいことがよくある課題の1つです。
部署・拠点間の連携が弱い
製造、品質管理、物流、営業など部署ごとに役割が分かれており、他部署の仕事内容や苦労が見えにくい環境です。
工場や拠点が複数ある場合は、拠点間の交流も少なく、部署や拠点の壁が組織力の向上を妨げているケースもあります。
多様な人材とのコミュニケーション
製造の現場では、正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、シニア人材、外国人材など多様な人材が働いています。
世代や言語、雇用形態の違いを越えて信頼関係を築き、チームとしての一体感を生み出すことが求められています。
製造業でのサンクスカードの活用メリット
製造業でTHANKS GIFTのサンクスカードや社内掲示板機能を活用するメリットを紹介します。
部署・拠点を越えた良い人間関係の構築に繋がる
製造の現場では、ラインや部署、勤務帯が異なると業務外のコミュニケーションを取る機会がほとんどありません。
サンクスカードで感謝や称賛を伝え合うことで、感謝されたことに喜びを感じて、相手への印象が良くなることや他部署の従業員のサンクスカードのやりとりを見て、その人の人柄や仕事ぶりを知る機会になり、部署や拠点を越えて良い人間関係を構築するインフラになります。
また、普段は見えにくい「影のファインプレー」が可視化されることで、現場の従業員が自分の仕事の価値を実感しやすくなります。
経営理念や行動指針が浸透しやすい
サンクスカードに会社の経営理念や行動指針(MVV)を紐付けてやり取りすることで、会社が大事にしている理念や行動指針を徐々に現場に浸透させられます。
普段の業務やコミュニケーションでは理念や行動指針には触れる機会はありませんが、サンクスカードを通して徐々に従業員の価値観を揃え、方向性を一致させることに繋がります。
現場を含む全従業員への情報共有が行いやすい
THANKS GIFTの社内掲示板機能や社内チャット機能を通して、工場の現場を含む全従業員に一斉に情報発信が行えます。
スマートフォンから利用できるため、PCを持たない現場の従業員や交替勤務の従業員も、好きなタイミングで社長のメッセージや他部署の取り組みを確認できます。
【関連記事】サンクスカードツール・アプリ比較21選。特徴、効果まとめ
製造業でのサンクスカード活用事例
製造業のTHANKS GIFTでのサンクスカードや社内掲示板の活用事例について紹介します。
昭和産業株式会社でのサンクスカード活用事例
90年以上の歴史を持つ食品メーカーの昭和産業株式会社では、鹿島工場と神戸工場の2拠点でTHANKS GIFTを導入しています。
鹿島工場では、MVVの浸透や組織間連携の強化を目的に導入し、ポイントの交換先を取引先の商品にも広げるなどの工夫を重ねた結果、サンクスカードの流通数は導入初期の月200枚強から月 2,500枚弱へと拡大しました。
従業員の定着に課題があった神戸工場では、部署をまたぐ交流企画を重ねたことで部署間の壁が薄くなり、会議で一般社員の発言も増えるなど心理的安全性が向上し、離職率は約3分の1に減少しています。
↓昭和産業株式会社でのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
【鹿島工場】1年でサンクスカードの流通量が10倍に拡大!コミュニケーション活性化、MVVの浸透に繋がっている
【神戸工場】導入からコインの流通が2倍に増え、エンゲージメントスコア・定着率がアップ。他職場とのコミュニケーション活性化、心理的安全性の向上にも繋がっている
株式会社プロテクスでのサンクスカード活用事例
工場内の製造・物流業務や倉庫運営を行う株式会社プロテクスでは、管理職ごとにマネジメントやコミュニケーションの方法が属人化していたことを課題に感じ、THANKS GIFTを導入しました。
社長が掲示板で経営理念や考えを発信するとともに、現場の改善活動にサンクスカードやコメントを送り、改善を後押しする文化をつくりました。
さらに従業員サーベイでコンディションの変化を把握し、上長から声をかける運用を行った結果、導入前後の10ヶ月を比較すると離職者数は60%減少し、変化を避ける風潮から改善に前向きな社風へと変わっています。
↓株式会社プロテクスでのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
THANKS GIFT導入後に離職者が60%超減、マネジメント強化・生産性向上に活用
佐藤薬品工業株式会社でのサンクスカード活用事例
医薬品の製造販売や健康食品の企画販売を行う佐藤薬品工業株式会社(さとやく)では、従業員エンゲージメントサーベイで「報われない」という感覚や仕事への熱量の低さが課題として見えていました。
新たに策定した行動指針「さとやくWAY」を浸透させ、先代から受け継ぐ「感謝報恩」の精神を日常的に感謝を伝える習慣にするために、THANKS GIFTのサンクスカードと社内掲示板を活用しています。
本格運用から約2ヶ月で社員の反応は概ね好意的で、「言葉の温度感が人を動かす」ことを実感しているといいます。
↓佐藤薬品工業株式会社でのサンクスカード活用事例記事はこちら↓
トップダウンから共創へ。社員の「ありがとう」によって行動指針を浸透させ、会社を変革していきたい
THANKS GIFTを活用して、サンクスカードを送る方法

THANKS GIFTを活用してサンクスカードを送る方法としては、
- サンクスカードを送る相手を選択する
- 感謝や賞賛の内容を元にコインを選択する
- サンクスカードの内容を記入する
- 送信
の4つのステップで完了するため、サンクスカードを送る際の手間が少なく、使いやすいというお声を沢山いただいております。
送ったサンクスカードは、全社員に公開され、他の人であっても「いいね」や「コメント」を行えるため、2人だけのやりとりに閉じず、全社に対して良い影響を与えます。
おすすめのサンクスカードツール「THANKS GIFT」

THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝を贈り合うことで社内コミュニケーションを活性化させ、社内文化を醸成でき組織や社内の生産性向上、エンゲージメント向上に寄与するツールです。
大手IT製品レビューサイトでは、プロダクトの機能の豊富さや使いやすさ、サポートの充実度などで評価いただき、複数のカテゴリにおいて満足度No.1を獲得しています。
THANKS GIFTの資料ダウンロードページはこちらをクリックください

THANKS GIFT(サンクスギフト)は、感謝や称賛を伝え合うサンクスカードをはじめ、経営者の思いや従業員のコミュニケーションを活性化させるWeb社内報、組織の課題を把握するための組織サーベイなど、組織づくりを行う上で必要な機能を搭載したプロダクトです。
管理者がポイントの管理・付与ができる機能、従業員自身で保有ポイントを確認する機能など、ピアボーナス制度を運用する上で必要な機能が搭載されています。
製造業のコミュニケーション活性化に『THANKS GIFT』を活用しましょう
今回は、製造業における組織課題や製造業の企業でのサンクスカード活用事例などについて紹介しました。
製造業では、現場の従業員への情報共有や部署・拠点間のコミュニケーションに課題を抱える企業が多いです。
THANKS GIFTでは製造業で多くの導入実績があり、その企業に合わせた課題解決の支援をしております。
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、自社で活用できそうかご確認ください。

